韓国「歴史の真実ごまかし」 日本政府批判避ける【ソウル1日共同】韓国外交通商省は1日、報道官名で、更迭された防衛省の田母神俊雄航空幕僚長の論文は「歴史の真実をごまかすもので、(こうした内容は)ありえない」と批判する声明を出した。「歴史歪曲」とも指摘したが、批判の対象を論文内容に限定し、日本政府の責任には言及していない。 声明は文章が2つだけの簡潔なもの。日本政府が田母神氏を即日処分するなど「非」を認めたため、最も低い水準の抗議表明にとどめ、この問題を日韓間の外交問題に発展させない意向とみられる。 韓国メディアは同日、日本政府が韓国に、論文は個人的見解で日本政府の立場に変わりはないとの立場を伝えてきたと報じており、こうした日本側の姿勢も影響した可能性がある。
【共同通信】
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