窃盗、盗撮の教諭2人を懲戒免職 県教委
県教委は三十日、窃盗未遂容疑で逮捕された長崎市立小島小の青木実教諭(38)と、県迷惑行為等防止条例違反容疑で逮捕された同市立大園小の梅林拓真教諭(24)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。
県教委によると、青木教諭は九月一日、小島小の教室内で、同僚のバッグから現金二万円を盗んだ。同五日にもバッグを物色したが、金品が入っていなかったため未遂に終わった。窃盗と窃盗未遂の罪で略式起訴され、長崎簡裁から罰金二十五万円の略式命令を受けた。管理監督を怠ったとして同小の男性校長(58)も戒告処分とした。
梅林教諭は九月二十五日午後八時半ごろ、長崎市内のパチンコ店で女性店員のスカートの中をカメラ付き携帯電話で盗撮。同十六日以降、計三店で同様の写真を計八枚盗撮していたという。長崎地検から起訴猶予処分を受けている。
本年度、県内で不祥事により懲戒免職処分を受けたのは計四人となった。
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