今年のセ・リーグチャンピオンチームからの指名を受けた宮本選手。喜びを語りました。「一番一軍に上がりにくいと思うが、精一杯やっていれば野球の神様が見ていると思う。がんばりたい。先発でやりたい。200勝したい」
宮本選手はしなやかなフォームから投げる最速145kmのまっすぐとキレのあるカーブ、スライダー、スクリューを駆使するサウスポーで、この夏の県大会ではチームをベスト4に導きました。ドラフト指名を受けた昨日は監督やチームメイトからの祝福に満面の笑みで答えていました。宮本選手は今後、巨人球団から指名挨拶をうけ11月中をめどに仮契約を結ぶということです。
子育てファミリー・サポート・センターの会員など15人が参加し、講師の玉野市立玉原保育園の成山佳子園長が「玉野市の子育てサービスと子育て事情について」と題して話しました。子育てファミリー・サポート・センターは、子育ての手助けをしてもらいたい人と応援したい人とが会員になってお互いに助け合う組織で、子どもを預かることもある会員は年4回開かれる講習を受ける必要があります。成山園長は一時保育やマイ保育園サポート事業など玉野市で行われている子育て支援サービスを説明し、保育園での取り組みなども紹介しました。参加者は子どもたちと一緒に楽しめる折り紙を使ったステンドグラス風の飾りの作り方も教えてもらいました。今年度最後の講習は来月11日に開かれ、玉野市の母親クラブが活動している間、子どもたちの面倒を見て託児の実習をする予定です。
公開授業では生命科学コースの1・2年生の授業が公開され、訪れた中学校の教諭らが見学しました。清心女子高校は平成18年度から5年間の期間でSSHに指定されており、今年度で3年目を迎えています。女性の科学技術分野での活躍を目指し、初年度から「生命科学コース」を1クラス設置しています。「生物」の公開授業では生命科学コースが課題研究として人工繁殖に取り組んでいるサンショウウオの観察が行われ、注目を集めていました。「サンショウウオの人工繁殖」については、今年8月に開催されたSSH生徒研究発表の全国大会で2位にあたる「科学技術振興機構理事長賞」を受賞するなど、高い評価を得ており、あす行われる課題研究発表の場でも発表する予定にしています。
文集『しもついっ子』は、下津井地区の子どもたちの作文や絵画などの作品を将来に残したいと昭和34年から毎年発行されていて今年は、記念すべき第50号となりました。下津井中学校区青少年を育てる会が主催する発表会では、文集「しもついっ子」に掲載された児童、生徒の代表に文集と記念品が贈られたあとそれぞれの学年の代表の児童、生徒が作文を朗読しました。子どもたちの作文には、家庭や学校生活の様子をはじめトライアスロン大会、盆踊りといった地域での行事などが生き生きと書かれており「下津井が好き」というふるさと下津井への愛着心にあふれています。
このセミナーは高齢化社会が進む中で直面する葬儀などを消費者問題として考えてもらおうと開かれたものです。講師は葬祭コメンテーターとしてテレビなどで活躍している日本葬祭アカデミー教務研究室代表の二村祐輔さんで、「どうしよう? お葬式やご供養の問題、不安」と題して講演が行われました。会場に集まったおよそ150人は、東京都の調査で葬儀に平均345万円もの費用がかかるというデータをはじめ、お布施や戒名のランクがわかりにくいことなどから葬儀全体に対する不安が増加している現状を聞きました。参加者はどこかで関わる可能性のある葬儀や供養について理解を深めていました。なお、このセミナーの模様は11月の毎週金曜日午前10時から特別番組で放送します。