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いい?悪い?太田の「辰徳さん」に苦情電話

「辰徳さん」ではお叱りもあったようですが、巨人1位指名を報じるスポニチを手に笑顔の大田
「辰徳さん」ではお叱りもあったようですが、巨人1位指名を報じるスポニチを手に笑顔の大田
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 【巨人1位】巨人からドラフト1位指名された東海大相模・大田泰示内野手(18)が31日、神奈川・相模原市の東海大相模グラウンドで練習を行い“冷や汗”体験を告白した。30日のドラフト指名直後の会見で巨人・原辰徳監督(50)を「辰徳さん」と呼んだことで学校側にファンから苦情の電話。「これからは原監督と呼びます」と反省し、“原2世”への成長を誓った。

 あこがれの原監督が率いる巨人から1位指名。友人から祝福メール40通を受け取り、喜びにあふれる大田の目が一瞬曇った。「きのう(30日)の夜、学校に苦情があったんです…」

 30日のドラフト指名後の会見で原監督を「辰徳さん」と呼んだ。ところが会見がテレビ放映された後、学校側へ野球ファンから「監督を下の名前で呼ぶのはいかがなものか」と苦情の電話があったという。大田は筋金入りの原監督ファンで、家族を説得し東海大相模へ進むため神奈川県まで単身やってきた経緯がある。母校の先輩に対する尊敬からの「辰徳さん」だった。実際には東海大系列校の総監督で原監督の父・貢氏(72)と区別する意味合いが強い。ただ東海大グループ内でのこと。プロとなる以上、ファンの声に耳を傾けるのも仕事だ。「これからは原監督と呼びます」と気を引き締めた。

 先輩が現役時代につけた背番号「8」にも思いはある。「あこがれの方の背番号で夢でしたが、谷さんが今つけていらっしゃるので」と恐縮して前置きした上で「すぐではないが、いつか将来的につけてみたい」と目標に“原2世”を掲げた。

 この日は広島から上京中の父・幹祐さん(50)と相模原市内で食事をするため、練習はキャッチボール、ダッシュなど約1時間にとどめたが、1日からは本格練習を再開。遊撃から三塁への転向が計画される守備では送球の安定、高校通算65本の打撃でもスイングスピード向上を心掛け、体力アップを図っていく。

 4日には巨人・山下スカウト部長らが東海大相模へ指名あいさつに訪れる。巨人ファンの父・幹祐さんは「これからが大変でしょう。素晴らしい選手がたくさんいますから」と厳しい世界へ身を投じた息子にエールを送った。「目の前の目標はいち早く1軍に上がること。それがクリアできたら次の目標を」と大田。最終的な目標は名実ともに“原2世”だ。 ドラフト特集

[ 2008年11月01日 ]



Q1 「辰徳さん」はいい?悪い?
いい
悪い
場合によりけり

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