【2008年10月31日19時22分 更新】


1.WBC日本代表が宮崎で合宿
 (10/31 18:57)

来年3月に開かれる野球の国別対抗戦、WBCの大会を前に、日本代表が、宮崎市で合宿することが、31日決まりました。WBC日本代表、原ジャパンの合宿は、来年2月15日から8日間、宮崎市のサンマリンスタジアムで行なわれるということです。


2.ドラフト指名球団が学校へ挨拶
 (10/31 18:59)

30日のプロ野球ドラフト会議では、県内では初めて、関係者3人が1位に指名される、快挙となりました。このうち、それぞれ1位指名を受けた、宮崎商業の赤川投手と日南学園の中崎投手のもとに、31日、指名した球団の関係者が訪れ、指名の挨拶をしました。ヤクルトから1位指名を受けた、宮崎商業の赤川克紀投手のもとには、同じ宮崎商業出身で、ヤクルトで活躍した、鳥原公二チーフスカウトらが訪れました。学校の大先輩でもある鳥原スカウトからは、こんな注文が・・。(東京ヤクルトスワローズ・鳥原公二チーフスカウト)「(高田)監督が一番心配しているのは、無理することはないけど、(キャンプには)体をつくってきてほしいと」「ちょっと太り気味だってことが新聞で、そこらへんのウェイトはきっちりしぼって」しかし、1位指名だけに、球団の赤川投手への期待は、大きいようです。(東京ヤクルトスワローズ・鳥原公二スカウト)「赤川君に勝てるピッチャーがいないと。将来性もあるし、即戦力もある」(宮崎商業・赤川克紀投手)「早く一軍のマウンドで投げられれば、自分は本当満足なので、頑張ってやってきたいと思う」赤川投手は、すでに、ヤクルトへの入団の意思を固めていて、11月中旬以降に、再び球団関係者が学校を訪れ、契約の内容を提示する予定で、それがまとまれば、仮契約を結ぶことになっています。


3.汚染米問題・農水省が被害業者を救済
 (10/31 18:59)

農林水産省は、31日、汚染米の流通先となった事業者に対し、緊急支援措置をとることを発表しました。これは、農林水産省が、31日、汚染米の対策本部を開いて、決めたものです。支援措置の対象は、汚染米とは知らなかったにも関わらず、汚染米の流通先として国から公表されたり、自ら公表した、「善意の事業者」となっています。支援措置の内容は、商品の回収や廃棄にかかった経費を、全て補助するというもので、この中には、汚染米を使用していなくても、風評被害によって、回収、廃棄せざるを得なかった商品も含まれます。県内では、汚染米の流通先として、66の業者が公表されていて、農林水産省では今後、第3者委員会を設けるなどして、「善意の業者」を見極めたいとしています。


4.電気料金、過去最大の上げ幅
 (10/31 18:59)

九州電力は、燃料の高騰を受けて、来年1月から3月までの電気料金を、標準家庭で、月額237円値上げすると、発表しました。上げ幅は過去最大となります。


5.エンダンアリピンさん遺族が日向市訪問
 (10/31 19:00)

インドネシアからの漁業研修生が、去年8月、日向の海で、人命救助のため海に飛び込み、命を落としました。研修生の遺族が、31日初めて、事故現場などを訪れました。インドネシアからの漁業研修生、エンダン・アリピンさん当時21歳は、去年8月、日向市の伊勢ヶ浜海水浴場で、沖合いに流された中学生を助けようと海に飛び込み、命を落としました。31日は、エンダンさんの父親と母親、それに、姉と弟の家族4人が、事故の後、初めて、伊勢ヶ浜海水浴場の事故現場などを訪れました。現場を訪れた4人は、地元の漁業関係者から、当時の状況など説明を受けました。このあと、遺族は、深い悲しみをこらえながら、海に向かって花をたむけ、エンダンさんの冥福を祈りました。(エンダンさんの父親・ワスジ・アリピンさん)「とても悲しい。(エンダンは)とても優しくて良い子だった。家族の中でも一番優しくて、いつまでも忘れられない」(エンダンさんを受け入れていた船主・島田松男さん)「これだけ大勢の皆さんの出迎えを受けて、アリピンが亡くなったのは悲しい事だけど、(家族は)誇りにも思われただろうと思う」エンダンさんの勇敢さは、記録として映画にも残されました。アリピンさん一家は、息子への思いを心に刻んで、11月1日、インドネシアに向けて帰国の途につきます。


6.宮崎文化賞授賞式・今年は4人が受賞
 (10/31 19:00)

宮崎の文化の向上に、貢献した人たちに贈られる県文化賞の授賞式が、31日行われました。今年度の県文化賞は、芸術部門に、書家の陣軍陽さんと、刀剣製作者の、松葉一路さん。そして、文化功労部門に、県華道協和会会長の、中村美智子さんと、県民俗学会会長、山口保明さんのあわせて4人が選ばれました。県庁で行われた、31日の授賞式では、受賞者に賞状や、記念のメダルが贈られました。このうち、刀剣製作者の松葉一路さんが、「これからも精進を重ね、若い世代に、技術を伝えたい」と、受賞の喜びを語っていました。


7.サイクルリーダー委嘱式
 (10/31 19:00)

自転車運転のマナーアップを図ろうと、宮崎市の高校生が、「サイクルリーダー」に委嘱されました。「サイクルリーダー」に委嘱されたのは、日章学園高校の生徒100人です。31日は、県交通安全対策推進本部の本部長を務める東国原知事から、代表3人に委嘱状が手渡されました。(東国原知事)「(交通事故で)無駄な入院だとか、命を奪われるだとか、そうしたことが無い様、充実した日々を過ごして下さい」この後、3年生の倉良豪さんが、「サイクルリーダーとして自覚を持って、自転車のマナーアップに努めます」と宣誓しました。日章学園高校では、独自に、自転車運転免許証制度を導入していて、「サイクルリーダー」に委嘱された生徒たちは、安全運転宣言ステッカーを自転車に貼って、他の生徒の模範となる運転を心がけることになっています。


8.九州一周駅伝 初日宮崎はトップ
 (10/31 19:02)

31日から、九州一周駅伝が始まりました。王座奪回をめざす宮崎県チームは、初日、トップでフィニッシュしました。57回目を迎えた九州一周駅伝には、九州、沖縄、山口など、9チームが参加。初日の31日は、長崎市から佐世保市までの7区間95.2キロで、争われました。去年、総合2位となり、4年ぶりの王座奪回を目指す宮崎県チームは、1区の旭化成・豊後友章選手が、トップでタスキをつなぎました。九州一周駅伝初日の結果です。宮崎は、7人中6人が区間賞をとる完璧なレース運びをみせ、トップでフィニッシュしました。九州一周駅伝は、11月9日までの10日間に渡って行われます。


9.黒木国昭ガラス祭
 (10/31 19:01)

ガラス工芸の本場、イタリア・ヴェネチアでの個展の開催を記念して、黒木国昭さんの作品展が、綾町で始まりました。この展示会は、国の『現代の名工』で綾町在住のガラス工芸作家、黒木国昭さんが開いているものです。「ガラス祭」の会場には、「光琳」や、「綾切子」といった色鮮やかな花瓶や大皿のほか、葛飾北斎の富嶽三十六景をモチーフにした作品など、約1千点が展示されています。また、11月のイタリア、ヴェネチアでの個展開催を記念して、新作も展示されています。(黒木国昭さん)「私の今までの思いとか、考え方を作品化したものが発表されている。ヴェネチアを思う一つの姿をこのガラス祭で確認してほしい」「ガラス祭」は、綾町の酒仙の杜で、11月3日まで開かれています。


9.トラクターが転落 お年寄り死亡
 (10/31 19:02)

30日夜、南郷町の河川敷で、お年寄りが、横転したトラクターの横で、死亡しているのが見つかりました。30日夜8時20分ごろ、南郷町津屋野の河川敷で、近くの無職、間々瀬武夫さん85歳が、トラクターの横で死亡しているのが見つかりました。間々瀬さんは、草刈りのため、トラクターで河川敷に出かけていて、夜になっても自宅に戻らないため、家族などが行方を探していました。警察では、運転中に、トラクターが横転し、間々瀬さんが投げ出されたのではないかとみて調べています。


9.求人倍率4か月連続で悪化
 (10/31 19:01)

県内の9月の有効求人倍率は、0.54倍と、4か月連続で前の月を下回りました。宮崎労働局によりますと、9月の県内の求職者数は、約2万4000人、これに対し、企業からの求人数は、約1万3000人でした。このため、9月の県内の有効求人倍率は、前の月を、0.02ポイント下回って、0.54倍となり、4か月連続で悪化しました。業種別では、特に、情報通信業や運輸業、それに、サービス業の求人の落ち込みが目立っています。宮崎労働局では、「円高や株価下落など、経済を取り巻く状況は厳しく、求人倍率は、今後さらに、低下するとみられる」と、分析しています。