Print this Post Article Lists Back

韓国人のノービザ渡米、17日から可能に

 今月17日から、韓国人の米国ノービザ入国が始まる。

 駐韓米国大使館は10月31日、「韓国国民はビザ免除プログラム(VWP)を利用し、11月17日から米国旅行ができる」と発表した。これにより、観光を目的とし米国滞在期間が90日以内ならば、韓国人はビザなしで米国を訪れることができる。しかし留学や移民、就労のためには、現行通りビザの発給を受けなければならない。

 ビザ免除の恩恵を受けるためには、必ず電子旅券を所持しなければならない。電子旅券があれば、出国72時間前までに米国国土安全保障省のサイトにある電子渡航認証システム(ESTA)のページにアクセスし、情報を入力した後、入国承認を受ければよい。米国大使館は「過去にビザの発給を拒絶されたり、米国から追放されたりした人物はVWPを利用できない。現在のように米国大使館を訪れ、ビザを申請しなければならない」と語った。殺人・強盗・強姦など凶悪犯罪の前科を持つ人も、ビザなしでの米国入国は難しいと見られる。また既に米国からビザを受けている人は、ビザの有効期間が満了するまで、VWPの手続きを経ることなく米国に行くことができる。

 ブッシュ米大統領は先月17日、韓国・ハンガリー・チェコ・ラトビア・リトアニア・スロバキア・エストニアの7カ国をVWP新規加入国として発表した。米国のVWP加入国は34カ国に上る。

安勇炫(アン・ヨンヒョン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る