ニューヨーク――米大リーグ、フィラデルフィア・フィリーズ(ナショナル・リーグ)がタンパベイ・レイズ(アメリカン・リーグ)を4勝1敗で下し、28年ぶり2度目の制覇を果たしたワールドシリーズで、AP通信は30日、同シリーズの平均視聴率は8.4%で過去最低を記録したと報じた。
これまでの最低記録は、2006年のカージナルス─タイガースの10.1%だった。
今年の場合、降雨による中断やシリーズでは史上初のサスペンデッドに見舞われたほか、両チームとも比較的、全米的な人気を持っていないことなどが過去最低の記録につながったとみられる。