ちょっと前まで,
発達障害をもつこどもたちの勉強のことがとても気になっていたのですが,最近私の中での興味がまた少し違う方向へシフトしつつあります。
新たに気になり始めたのは,社会性とかソーシャルスキルの獲得とかいったところ。
どういうスキルをどのくらいの年齢でクリアしておくべきなのか,もしその課題が通過できないまま過ぎてしまっていたらどうやってあとから補っていけばいいのか。
今はそんなことに興味を感じています。
もはや全然医学じゃない(笑)。
でも診断するのは医師の仕事だし,診断したあとに行うのは「治療」ではなくてむしろ多職種の支援者の方々のコーディネーター的役割を果たすことだと考えると,医学の範疇におさまらないことまでいろいろ知っておかなくてはいけないのは当然ですよね。
できればいつか,自分の外来の患者さんやデイケアを利用している患者さんに対して個別または集団でのソーシャルスキルトレーニング(SST)が行えるようになりたいな。
ソーシャルスキルの獲得が必要だと思われる患者さんに出会う機会は本当に多いので…。
発達障害に興味をもてばもつほど,わからないことやもっと知りたいことが次々増えてくる。
きっと「すべてを知る」ことはできないだろうけど,新しく蓄積される有用な知識をどんどん自分の中に取り入れていこうと思います。

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コメント
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ではまたコメントさせていただきます。
コメントありがとうございます。
私もきっちり型どおりのSSTもいいけど,スタッフとのやりとりのなかで自然な感じで伝わるSST的関わりもいいなぁ,と思ったりします。
でも,こと広汎性発達障害の患者さんに関しては,「なんとなく」よりもきちんと伝えたほうがいいようにも思えたり。
先生,べてるにお勤めだったのですね! 私もいつか一度勉強に行かせていただきたいと思っている場所のひとつです。羨ましい!
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