2008/9/23更新分について

告知文掲載後の経過8より

(【】内抜粋文)

【月影氏より新たに『当方が「カードキャプターさくら」を著作権侵害していた事の釈明』の資料提出が要請されました。
 ※月影氏によると「二次創作には著作権が無い」ので、当方は「原作の盗作をしている」と言う主張です。
 ※月影氏が勝訴すれば『二次創作は盗作行為』というこの月影氏の主張が、「判例」として以後の著作権侵害に関わる裁判で適用される事になります。】

猿山氏は一貫して、ご自身の作品が二次創作であることを否定しています。
しかしオリジナルを主張するには、作品に「鋼」や「さくら」との共通項が多すぎます。
今回月影氏が行ったのは、「その作品をもって月影氏を盗作だと訴えるのであるならば、ご自身は著作権を侵害しているのではないのですか」、という旨の主張です。
何度も申し上げることになりますが、月影氏と月影氏サイドの検証者は、誰一人「二次創作には著作権が無い」などと記述してはおりません。

【※月影氏が勝訴すれば『二次創作は盗作行為』というこの月影氏の主張が、「判例」として以後の著作権侵害に関わる裁判で適用される事になります。】

上記の主張は、まったく根拠のないものであり、サイト上で不特定多数の閲覧者の意識を間違った方向に扇動するためのものだと判断されてもおかしくなく、現在係争中である名誉毀損にも抵触する表現だと思います。

【同時に以下が今回の月影氏の反論です。】
として、猿山氏の上げた項目1・2・3について

メール内での、問題が起きる前に相手を知っていたかどうか、相手にどういう感情を抱いていたかなど、盗作と関係のある項目ではないのですが「熱烈なファンだと書いた」「社交辞令だ」とお互い言い合うのでしたら、いっそ猿山氏のメールを(勿論個人の情報や、関係のない記述は除き)全て公開したらいかがでしょうか。
裁判資料として拝見しましたが、社交辞令かどうかは一目で判別がつくものだと思います。
3の項について書かれているご自身の見解も、真実かどうかはさて置いても、原告の社会的な地位を貶める名誉毀損だと思います。

項目2で上げている【影響を謝罪しているだけでなく、当方ではない他者からの盗作だとも受け取れる言い訳をしているのですが】との言について

猿山氏は、「盗作」という言葉の意味を根本的に誤解されているように見受けられます。
「影響を受ける」と「盗作」は決してイコールではありません。
まず、猿山氏から影響を受けたものでないことは、メール中ではっきりと断っております。
更に、月影氏が「影響を受けた」と言っているサイトは小説サイトであり、作品の持つ世界観にインスパイアされてイラストを描いて、そのことをサイト管理人の方にもお伝えしているそうです。
この状況のどこに盗作の事実があるのでしょうか。

(この項は、猿山氏サイトに無断で掲載された月影氏のメールが元になっており、こちらで転載するのがはばかられるため、分かり辛い表現になってしまい申し訳ありません。原文は、猿山氏のサイトでご確認いただけます。)

【同時に以下が今回の月影氏の反論です。】
として、猿山氏の上げた項目4・5・6について

重複して何度も申し上げますが、裁判の協力者を無許可で公表することは、重大なルール違反です。
この項に到っては、協力者ですらない第三者のお名前まで勝手に挙がってしまっています。
このようなことは、通常許される行為ではありません。
猿山氏はどこまで自覚されているのでしょうか。
また、協力者の日記から、原告と協力者の関係を推定して貶める文言も根拠が希薄です。
協力者の方の日記は全て現在はもう消えているものですが、どこから拾い上げたものなのでしょうか。
それから、これは直接月影氏から伺ったことですが、猿山氏のサイトに書かれた友人間での呼称等は冗談で使用しているものであり、協力者と原告・月影氏は対等な友人関係にあるそうです。
「恩義」という言葉がどこから来るものなのかまったくわかりません、とのことで大変不快に感じておられました。
猿山氏は、裁判資料の方ではこの協力者2名の上げた検証資料について

甲10、甲11の作成者は、一応プロ作家ではあるが、漫画家としての収入はそれだけでは生活できないほど低いものである。また、これらの者は原告の近所に居住し、原告に生活の面倒を見てもらったりしているようである。したがって、甲10、甲11の内容は信用できない

(平成20年6月13日付 第3準備書面より抜粋)

という理由のもとにきちんとした回答を返しておりません。
根拠なく決め付けるにはあまりにも乱暴な主張であり、この一節自体がたいへん侮辱的であると言えます。
(勿論、協力者が原告・月影氏に生活の面倒を見られた事実はどこにもありません。この書面は、どのような情報を元に作成されたものなのでしょうか。
相違しているとはいえ、猿山氏が自信を持って公言されている個人(他人)の年収や生活状況を、いったいどこから入手されたと仰るのか、甚だ疑問ではあります。)
両者の出した検証は、「盗作箇所がどこであるか」という裁判の要です。
根拠不明な推論に逃げず、誰もが納得のできる回答を切望します。

【募集
上記各項目の資料・ご意見の他に
「月影氏の現状について」のサイト管理の方々への訴えに関して月影氏とリンクのあるサークル、日記にお名前の出ている方々の情報を求めています。
訴えを起こすには最低限、相手方の住所氏名といった物が必要です。
月影氏が「我関せず」といった対応で該当サイトの管理に関わっている人物を明らかにしない為、月影氏を慕っている方々全てが調査対象になります。】

月影氏と交流のある、という方々の住所氏名「個人情報」を公開募集されています。
「調査」とはどういった調査なのでしょうか。
また、そのような個人情報の公募などは、一般市民に許される行為なのでしょうか。
最初に書いておりますが、当サイトは月影氏担当弁護士に了承を得た文章しか掲載しておりません。
抗議はこのようなところで不当な呼びかけなどせずに、正式に弁護士を通すべきです。
また、ここの表現は、「月影氏とリンクしているサークル・日記にお名前の出ている方々・月影氏を慕っていた方々」にその事実を後悔させるような、ご自分が晒されてしまうかもしれないといった恐怖感を与えるような悪質な呼びかけです。
既に何人ものお名前が上がってしまっていることも、その恐怖感に信憑性を与えています。
月影氏と交流のあった方々には、ご心配をおかけしていることを心よりお詫びすると共に、 彼女が望んで陥った事態ではないことをご理解いただけたらと存じます。
月影氏は現在、猿山氏のサイトでお名前の上がってしまった方々への不当な晒し行為・侮辱について、大変申し訳なく、顔も上げられないと、恐縮してしまっています。
このことによって彼女を疎まないでいただけること、そしてこの裁判の早期解決を、私達は友人として心から切望しています。