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大陸棚延伸の国連申請決定、国土面積2倍相当の74万平方キロ

10月31日11時25分配信 読売新聞


大陸棚延伸の国連申請決定、国土面積2倍相当の74万平方キロ

読売新聞

 政府は31日午前、総合海洋政策本部(本部長・麻生首相)を開き、日本の国土面積(約38万平方キロ・メートル)の約2倍に相当する約74万平方キロ・メートルの近海海底を新たに日本の大陸棚として認めるよう、近く国連の「大陸棚限界委員会」に申請する方針を決定した。

 近海の海底には石油の代替エネルギーとして注目されるメタンハイドレートや鉱物資源を含む熱水鉱床の存在が確認されており、延伸が認められれば、海底資源の開発権を主張できるようになる。

 国連海洋法条約は、沿岸から200カイリ(約370キロ・メートル)の海底を「大陸棚」として、沿岸国に海底資源開発権を認めている。さらに、科学的データを基に領土と自然な地続きの大陸棚であると証明できれば、最大350カイリ(約648キロ・メートル)まで大陸棚を延伸できる。

最終更新:10月31日11時25分

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