最終更新: 2008/10/31 23:02

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妊婦たらい回し死亡問題 日本産科婦人科学会が舛添厚労相に提言

脳内出血を起こした出産間近の女性が8つの医療機関から受け入れを断られ死亡した問題で、日本産科婦人科学会が、舛添厚労相に提言を行った。
日本産科婦人科学会の吉村理事長は「今回のような母体の救急救命についての取り組みは、決して十分であったとは決していえない。新しいシステムづくりをしていかなければいけない」と話した。
この問題は、都内に住む女性が脳内出血を起こし、都立墨東病院など8つの医療機関から次々と受け入れを断られ、赤ちゃんを出産してから3日後に死亡したもの。
日本産科婦人科学会は、舛添厚労相に、産婦人科と救急医療の連携体制づくりのほか、一般病院で働く産婦人科医の勤務時間が、月平均でおよそ340時間にのぼっていると指摘し、過酷な勤務実態解消のために、早期の改善策が必要と提言した。

(10/31 18:14)


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