政府は27日、国家公務員1種試験の09年度採用内定状況で、事務系内定者に占める女性の割合が初めて3割を超えたと発表した。政府は05年12月に、女性の国家公務員1種採用者の割合を10年度ごろまでに30%程度に引き上げるとした男女共同参画基本計画を閣議決定しており、内定段階では前倒しで実現できる見通しとなった。
内定者数306人のうち女性は92人で全体の30.1%。08年度の事務系採用者のうち女性は24.1%だった。【坂口裕彦】
毎日新聞 2008年10月28日 東京朝刊
10月28日 | 国家公務員:1種内定、女性初の3割超え |