松山刑務所の元受刑者が提訴へ (2008-10-30・17:20)
松山刑務所に服役していた男性が両足を骨折していたにもかかわらず、刑務所での作業に従事させられ後遺症が残ったなどとして、松山刑務所を相手取り損害賠償を求めて提訴する方針であることがわかりました。 訴えを起こすのは、松山刑務所に服役していた群馬県に住む37歳の男性です。男性によりますと、去年6月 服役していた松山刑務所で作業中に左足と右足を相次いで骨折しましたが職員に仮病扱いされ、1か月以上たってから病院で診察した結果、骨折が判明したということです。男性は現在、歩行には松葉杖が必要で、両足が骨折した後も刑務所での作業に従事させられたため後遺症が残ったなどとして松山刑務所を相手取り、慰謝料などを求めて提訴するということで提訴する裁判所は検討中です。松山刑務所の高橋広志総務部長は「現時点で特にコメントできないが男性には適切に対応した」としています。