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来年1月の新橋演舞場は海老蔵ずくめ

 来年1月の東京・新橋演舞場は海老蔵ずくめの公演になることが30日、分かった。市川海老蔵(30)を座頭とした「初春花形歌舞伎」(1月3~27日)で、口上から時代物、舞踊、歌舞伎十八番、世話物と多彩な演目で昼夜フル回転する。

 今年を舞台にかける年と位置付ける海老蔵だが、きっかけは今年1月の演舞場「雷神不動北山桜」だった。5役も演じた話題作で「いろんな勉強になりました。それをきっかけに、いろいろな役をもっと意欲的にやらなくてはならないし、やりたいなと思えるようになりました」。その集大成が正月の演舞場となる。

 昼の部は「口上」、「義経千本桜」の「木の実」「小金吾討死」「すし屋」、「お祭り」に出演。口上は襲名披露公演で行われるが、今回は、江戸時代の正月初日に行われた古式ゆかしい「仕初(しぞめ)式」を団十郎家として124年ぶりに復活し、団十郎家の口上に欠かせない「にらみ」も披露する。

 海老蔵は「模索中です。まだまだ至らないかもしれませんが、1年の初めのほこりを落とし、健康でおられることを願って、修行して『にらみ』をしてみたい」。「義経千本桜」ではこれまで知盛、忠信を演じ、今回、いがみの権太に初挑戦。この3役は「立ち役の卒業論文」と言われ「いつかやりたいと思っていたので、(権太を)できることは夢のようです」。「お祭り」では役者全員が出て、手ぬぐいを配り「にぎやかな感じで一緒にお正月を迎えられたら」とファンサービスも行う。

 夜の部は歌舞伎十八番「七つ面」と「弁天娘女男白浪」。「七つ面」は面をつけての早変わりが趣向の演目で、上演機会が少なく、83年以来の上演。海老蔵は新たな構想で一から作り直し中で「今から頑張らなくてはと思っています」。「弁天-」の弁天小僧は10年ぶりで、青砥左衛門藤綱との2役を演じる。盗賊仲間の南郷力丸は中村獅童で「歌舞伎界の中でも、若手で1番か2番かに悪い2人が悪党をやるわけですから、それなりに面白い出来になるのではないかと思います」と、自信? をみせた。

 [2008年10月31日6時41分 紙面から]


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