【2008年10月31日06時11分 更新】


1.プロ野球ドラフト 3人が1位指名
 (10/31 06:08)

30日、東京で行われたプロ野球ドラフト会議で、宮崎商業の赤川投手がヤクルトから、また、日南学園の中崎投手が、西武から1位指名を受けました。この他、日南学園出身の蕭(ショウ)投手も、阪神から1位で指名されました。ヤクルトに指名された赤川投手は、身長184センチの長身から、MAX147キロのストレートを投げ込む大型左腕です。宮崎商業では、2年生からエースナンバーを背負い、今年の夏の甲子園では、宮商39年ぶりの甲子園出場に大きく貢献しました。(赤川投手)「感謝の気持ちを忘れずに、一球一球丁寧に投げて、プロでも県民の皆さんに応援されるような投手になって頑張っていきたいです。」一方、西武ライオンズの1位で指名された中崎雄太投手。マックス145キロのストレートとスライダーを武器に、2年生の夏には、甲子園に出場しました。(中崎投手)「1位指名もらえたのがとてもうれしくて誇りに思います。チームを代表するエースとなって最終的に日本を代表するエースになることが自分の目標」また、台湾出身で日南学園から奈良産業大学に進んだ蕭一傑投手が、阪神から1位指名、さらに、日南学園の有馬翔投手が、ソフトバンクホークスから4位で指名されました。


2.追加経済対策・県民の反応は…
 (10/31 06:08)

麻生総理は、景気悪化と金融危機に対応した政府、与党の追加経済対策を発表しました。全世帯を対象にした給付金や高速道路料金の大幅値下げなど、私たちの生活に直結する今回の経済対策。県民は、どう受け止めているのでしょうか。麻生総理は、30日、記者会見を開き、政府、与党の追加経済対策を発表しました。対策の目玉は、総額2兆円にのぼる給付金。全ての世帯を対象に、クーポン券か現金を支給し、低迷する個人消費を刺激するのが狙いで、年内の実施を目指します。(県民は)「うれしい。食費とか物価とか上がっているし」「それで景気が良くなったり、自分たちが生活していく上で良くなることがあるんだったら、それはそれでいいんじゃないかと思う」また、追加対策には、地方の高速道路を休日1000円で乗り放題にする割引制度や、過去最大規模の住宅ローン減税など、私たちの生活に直結するものも盛り込まれています。(県民は)「高速道路も、しょっちゅう利用する人にはいいでしょうけどね」「住宅ローン減税、これはいいかもしれない。税金が減ること自体が嬉しい」「どこから、その財源があるのかなと思って、こんな苦しいのに」「(麻生首相の)人気取りがあるなというのはある」県民の間でも賛否が分かれる今回の追加対策。経済の専門家は、「対策による効果は、限定的ではないか」と疑問を投げかけます。(みやぎん経済研究所・田阪譲二常務理事)「現在、財政危機の中で、しかも短期間の間にまとめあげたという苦慮のあとが伺える。2兆円と言われる給付金の話が出ているが、これは一過性のものであって、効果については疑問に思っている」景気悪化と金融危機に対応した今回の追加経済対策。国の財政支出は5兆円規模に上る見通しで、麻生総理は、対策を裏付ける第2次補正予算案を今の臨時国会に提出し、早期成立を図る構えです。


3.宗教法人の資金詐取 元幹部を逮捕
 (10/31 06:07)

宗教法人が所有する定期預金の証書を銀行から盗み、運営資金1300万円を引き出した男が、窃盗と詐欺の疑いで逮捕されました。男は、被害にあった宗教法人の元幹部でした。逮捕されたのは、大分市の元宗教法人幹部、日高智保容疑者(45)です。日高容疑者は、去年4月、自分が所属する宗教法人の会計担当者と、宮崎市内の銀行を訪れ、定期預金の証書を確認した際、会計担当者の隙をみて、証書1通を盗みました。そして、同じ日、宮崎市内の別の支店で、盗んだ証書を勝手に解約し、宗教法人の運営資金約1300万円を引き出した疑いです。調べに対し、日高容疑者は、容疑を認めていて、「金が欲しかった」と供述しているということです。


4.祈とうと称し女性を暴行 控訴棄却
 (10/31 06:07)

「祈とう師」と嘘を言って、女性10人に、性的暴行を繰り返したとして、準強制わいせつの罪などに問われ、1審で懲役20年の実刑判決を受けた男に対し、福岡高裁宮崎支部は、被告の控訴を棄却する判決を言い渡しました。判決を受けたのは、都城市立野町の無職、野村加喜夫被告(64)です。福岡高裁宮崎支部で開かれた30日の控訴審判決で、竹田隆裁判長は、「被害者の人格を無視した卑劣な犯行で、刑事責任は重大」などとして、一審判決を支持し、野村被告の控訴を棄却しました。30日の判決に対し、弁護側は、「上告はしない」とコメントしています。


5.ひき逃げ容疑で女逮捕
 (10/31 06:08)

30日未明、宮崎市で、お年寄りが大けがをしたひき逃げ事件で、近くに住む女が逮捕されました。捕まったのは、宮崎市高洲町の飲食業、圖師美千子容疑者(59)です。調べによりますと、圖師容疑者は、30日午前2時45分ごろ、宮崎市田代町で、車を運転中、横断歩道を歩いて渡っていた宮崎市潮見町の無職、黒木福吉さん(79)をはね、逃走した疑いです。この事故で、黒木さんは、骨盤を折るなどの大けがを負いました。警察では、逃げた理由などを調べています。


6.年賀はがきの販売始まる
 (10/31 06:07)

来年用のお年玉付き年賀はがきが、30日、全国一斉に発売されました。今年、県内では、「無地」と「絵入り」合わせて、やく2400万枚の年賀はがきが販売され、初めて、カラーの「いろどり年賀」も登場します。また、去年に続いて販売されるディズニーキャラクター入りのはがきは、既に予約が殺到し、追加発行が予定されるほどの人気となっています。年賀はがきは、12月15日から受け付けられます。


7.水際で阻止!テロ対策合同訓練
 (10/31 06:09)

テロリストの侵入を水際で防ごうと、日南市の油津港で、30日、テロを想定した合同訓練がありました。訓練には、宮崎海上保安部や日南警察署、それに、地元の漁協や民間企業など、油津港周辺で危機管理に携わる17の関係機関から、約70人が参加しました。訓練は、入港した外国籍の貨物船に、複数のテロリストが潜んでいるとの想定で実施され、テロリスト役の保安官を巡視艇やヘリコプターで追跡、威嚇射撃などで停船させ、身柄を次々と拘束していました。訓練では、逃走するテロリストを、洋上と空から追い込みながら、情報伝達など関係機関の連携が確かめられました。また、30日は、テロリストを制圧しようとして負傷した保安官を、ヘリで救助する訓練などもありました。宮崎海上保安部の松木法明部長は、「油津港が、テロリストの侵入経路として狙われる可能性もあり、さらに関係機関と連携を強化し、緊急時に備えたい」としています。


8.小学生が米の収穫体験
 (10/31 06:09)

実りの秋です。延岡市では、小学生が稲刈りに挑戦しました。延岡市の黒岩小学校では、毎年子供たちが、「もち米」の田植えから稲刈りまでを体験して、米づくりの大切さを学んでいます。30日は、全校児童29人が、学校近くにある約6アールの水田で、丁寧にお米を収穫していきました。(参加した児童は)「いつもより良い米ができていると思う」「みんないっしょに(稲刈りが)できたからよかった」黒岩小学校では、30日収穫された「もち米」を使って、11月22日に、もちつき大会を予定しています。


9.MRTに放送免許再交付
 (10/31 06:09)

MRTが、総務省に対して申請していた放送免許の再交付に対し、免許状が交付されました。30日は、九州総合通信局の武井俊幸局長から、MRT宮崎放送社長の春山豪志が、免許状の交付を受けました。放送事業に関する免許は、5年ごとの更新が、電波法で定められています。今回の免許で、アナログ放送については、完全デジタル化へ移行する、2011年7月24日までの有効期間となっています。また、「真実・公平な報道などを通じて健全な民主主義の発達に資すること」や、「デジタル放送へ円滑に移行するために万全を期すこと」など、免許交付と合わせて、総務省からの要請を文書で受けました。