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イングーシで大統領辞任 強権的な姿勢に批判

2008.10.31 09:30

 【モスクワ=佐藤貴生】要人襲撃やテロ事件が頻発していたロシア南部イングーシ共和国をめぐり、メドべージェフ大統領は30日、同共和国のムラト・ジャジコフ大統領(51)を解任した。インタファクス通信などが30日、伝えた。暫定大統領には沿ボルガ・ウラル軍管区のエウクロフ副司令官が指名された。

 ロシア大統領府によると、ジャジコフ氏が辞任の意向を示し、メドべージェフ大統領が受け入れた。ジャジコフ氏は「今後はモスクワで働く」と見通しを語ったが具体的なポストは明らかにしなかった。

 旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身のジャジコフ氏が2002年、イングーシ大統領に就任して以来、共和国では治安部隊など政権側が関与したとみられる住民の殺害・行方不明事件などが続発、強権的な姿勢に批判が出ていた。

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