2008年 10月 30日
ドラフト会議 岡山から3人上位指名
プロ野球ドラフト会議で地元からは倉敷高校の宮本武文投手が巨人から2位で指名を受けるなどあわせて3人が上位で指名されました。巨人に2位で指名された宮本投手は「できることを精一杯やって貢献したい」と喜びを語りました。宮本投手は、身長183センチの大型左腕。最速146キロのストレートやカーブ、チェンジアップを武器に夏の高校野球では県大会ベスト4に進出しました。宮本投手はチームメイトからの祝福にプロに向けての思いを新たにしていました。また岡山南高校出身で社会人ナンバーワン、外野手といわれる日本通運の野本圭選手が中日と楽天から1位指名を受け、中日が交渉権を獲得しました。野本選手は走攻守そろった外野手で、駒沢大学時代から日本代表に5回選ばれ、世界大学選手権では首位打者と盗塁王に輝きました。このほか、岡山共生高校出身で、関西国際大学の伊原正樹投手がオリックスから2位で指名されました。一方、四国・九州アイランドリーグの香川オリーブガイナーズからは育成枠で、丈武選手が楽天に、塚本浩二投手がヤクルトなど合計4人が指名されました。

パトカーで追跡中の原付が衝突事故
30日夜、丸亀市でパトカーに追跡されていた原付バイクが軽乗用車と衝突し、原付バイクを運転していた専門学校生が重傷を負いました。30日午後10時半過ぎ、丸亀市原田団地の三さ路で一時停止を無視して右折しようとした原付バイクが直進していた軽乗用車と衝突しました。この事故で原付バイクを運転していた善通寺市与北町の15歳の専門学校生の少年が鼻の骨を折る重傷を負いました。軽乗用車を運転していた会社員の女性にケガはありませんでした。専門学校生は事故の直前、現場近くの国道交差点で信号無視をしたのをパトカーに発見され、逃走していました。パトカーはサイレンを鳴らして約1`、追跡していたということです。警察はパトカーの追跡に問題はなかったとしています。

年賀はがき発売
今年も残すところあと2カ月余りです。30日から全国一斉に年賀はがきの販売が始まり、岡山市の郵便局でも買い求める人の列ができました。岡山市の岡山中央郵便局では近くの蓮正寺保育園の園児20人が歌と演奏を披露したあとテープカットして販売開始を祝いました。このあと午前9時から販売が始まり、年賀はがきを買い求める人の列ができていました。電子メールの普及などで年賀はがきの投かん数が減っているため、今年は若い女性向けに新しいデザインを販売したという事です。年賀はがきの受付は12月15日からで郵便局では元日に届けるためには12月25日までに投かんしてほしいと呼びかけています。

干支の竹細工づくり最盛期
来年の干支、「丑」の竹細工づくりが津山市の民芸店で最盛期を迎えています。干支の竹細工づくりに追われているのは津山市田町にある民芸店、津山民芸社です。津山は竹の産地でこの店では50年ほど前から干支の竹細工を作っています。竹細工は県北で飼育されている作州牛をイメージしたもので1985年には年賀用郵便切手の絵柄にも採用されました。「丑」は胴体や足に見立てた数種類の太さの竹をはりつけて作られ、背中にござなどの装飾品を付けると完成です。年末までに8種類の大きさの「丑」約1000個が作られ、店で販売されるほか全国に発送されるということです。

御津医師会と町内会が輪番制度の調印式
開業医が夜間の患者を当番で診察する制度が岡山市の津高・一宮地区で始まり、医師会と地元町内会が制度の充実に向け、調印を交わしました。調印したのは岡山市の御津医師会とそのエリアにある津高地区など5つの町内会で、制度の充実に向け、互いの連携を強化する協定を交わしました。この制度は御津医師会の11の診療所が平日の午後6時半から3時間半、当番制で町内会の患者を受け入れるもので、今月1日から始まっています。時間外の患者が大規模病院に集中し、重症患者の診察に影響が出ていることから、大規模病院の負担を減らすのがねらいです。御津医師会では「地域住民の健康を守りながら、病院の役割分担を図りたい」としています。

自動車教習所に盗撮防止システム設置
盗撮用のカメラから出る電波を察知して、盗撮を防ぐシステムが岡山市の自動車教習所に設置されました。盗撮防止システムを設置したのは、岡山市の備前自動車岡山教習所で施設の1階にある女子トイレを対象にしています。このシステムは、プロの盗撮集団が使用する無線式カメラの電波を専用の装置で察知し、盗撮を知らせる仕組みです。盗撮した映像をインターネット上で販売するプロの盗撮集団の数は増加傾向にあり、盗撮の技術も年々巧妙さが増しているということです。この教習所では、これまでに盗撮の被害はありませんが、経営する別の教習所にもシステムを導入することにしています。