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ページ更新時間:2008年10月31日(金) 05時47分

年金詐欺の元社保庁職員に実刑

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社会保険事務所の元職員が「宙に浮いた年金」を騙し取っていた事件の裁判で、名古屋地裁は、元職員の男に、懲役2年4カ月の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、社会保険事務所の元職員、服部達郎被告53歳です。
起訴状などによりますと、服部被告は、他人の年金記録を改ざんし、7年間で約70万円の年金を騙し取ったほか、保険料を滞納していた会社のデータを、ヤミ金業者に渡し、見返りに現金20万円を受けとったとして、詐欺や収賄などの罪に問われていました。
名古屋地裁の村田健二裁判長は、30日の判決で「社会保険庁の職員という立場を悪用した、巧妙かつ悪質な犯行だが、反省の態度を示している」と述べ、懲役4年の求刑に対し、懲役2年4カ月の判決を言い渡しました。(30日18:56)