2008年03月25日

開運 ひやづめ純米と純米吟醸の違い

今日は当店に入荷中の開運ひやづめ純米と純米吟醸を飲み比べです。

両方とも一升瓶で購入し、家に帰って一人でストイックに利き酒です。


ひやづめ純米は開運の特別純米をタンク貯蔵せずにすぐに瓶詰めしてパストクーラー(瓶燗急冷機)という機械で火入れ、その後冷蔵庫で低温貯蔵したものです。精米歩合は55%です。

純米吟醸は兵庫県の山田錦を50%に精米したスペック的には純米大吟醸クラスのお酒です。


まずくらべた第一印象はひやづめの方はやっぱり吟醸に比べて渋みがあるなと感じました。精米歩合5%の違いでしょうか?造りの違いでしょうか?

純米吟醸の方は渋みが皆無でとってもなめらかでヨーグルトのような香りと旨みがあります。スペックに違わず、純米大吟醸クラスの味わいですね。あえて他の銘柄でいうなら、黒龍の特撰吟醸に似ているような気もしないでもないです。値段もほぼ一緒ですし。でもたぶん飲み比べたら全然違うんでしょうね。

ひやづめ純米の方は特純と比べると味の系統は引き継いでいるのですが、もっと綺麗で、キレも良いです。単独で飲むとほぼ「純米吟醸じゃないの?」と思いますというか、「純米吟醸でしょっ!」と感じます。特別純米より550円高いのですが、貯蔵、火入れでこれほどに違うものかと感心させられます。ほどよい渋みも赤ワインの渋みのように食中に合います。

一升瓶で200円違いですが、それぞれにいいところがありますね。


開運
純米吟醸 3360円
ひやづめ純米 3150円
(4合瓶もありますよ)

次回予告…
ひやづめVS純米吟醸 2  お燗バトル編
(内容は予告なしに変更、無かったことになる場合もあります)

fukuharasaketen at 22:59 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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