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道立8病院で医療事故214件 上半期 過去最多、ミス2000件超(10/31 00:03)道は三十日、道内八カ所の道立病院で、本年度上半期(四−九月)に、医療事故は患者が死亡した事故一件を含む二百十四件あり、事故には至らず、患者への実害がなかったミスも二千百三十九件に上ったと発表した。医療事故、ミスとも二〇〇六年十月の公表開始以降、最多となった。 事故は前期(〇七年十月−〇八年三月)に比べて六十三件、ミスは百三十九件の増加となった。 事故では、過失の有無を調べる高度な処置が必要になったケースが十四件あったが、このうち病院側が過失を認めたのは四件で、いずれも後遺症はなかった。 手術後に撮影したエックス線写真で、体内に埋め込んだチューブの流量を調節するバルブの取り付け方が誤っていたことが判明し、再手術をした事故や、過失はなかったとしたものの、心臓のカテーテル検査中の予想外の出血で患者に脳障害が残った事故が一件あった。 また、死亡事故の場合、道の基準では、病院名や事故の状況などを「原則公表」としているが、今回の死亡事故について、道は「遺族の同意が得られていない」として明らかにしていない。 事故とミスが増加したことについて道は「情報を共有して医療の安全を高めようとする意識が浸透し、積極的に報告が上がってくるようになったからではないか」と話している。 |
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