(cache) 米名門紙、週刊に移行 部数減でネットに活路
  47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  【PR情報】
  •  ニュース詳細     
  • 米名門紙、週刊に移行  部数減でネットに活路

     【ニューヨーク28日共同】米名門紙クリスチャン・サイエンス・モニター(本社・ボストン)は28日、部数減による経営難により2009年4月から週刊紙に移行し、購読者には毎日、電子メールでニュースを提供すると発表した。米国の主要日刊紙では初の試みという。今後はインターネットに活路を求め、電子版の充実を図っていく方針。

     同紙は1908年創刊で、中東情勢など国際問題の深い分析記事に定評がある。しかし1970年代に20万部以上あった部数が現在では約5万部に落ち込んでいた。一方で同紙の電子版へのアクセスは年々増加、現在では月に500万件に達している。

     同紙によると、08年度は既に約1900万ドル(約19億円)の赤字で、ここ数年はスポンサーである教会の支援でしのいでいる状態。週刊紙化で印刷代などコストの大幅削減を見込んでいる。

     発行部数調査機関のABCによると、米国の日刊紙の発行部数は08年4-9月は計3816万部と前年同期比で約4・6%の大幅減。

      【共同通信】

    ソーシャルブックマークへ投稿: ソーシャルブックマークとは
    ロード中 関連記事を取得中...