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東西南北:「マルサの男」が講演 /福岡

 福岡国税局(博多区)で脱税事件を担当している小川康彦・査察管理課長が29日、古賀市中央の県公立古賀高校(大枝均校長)の1、2年生412人を前に講演した。故伊丹十三監督の映画「マルサの女」をもじって「マルサの男が高校生に語る」と題し、税金の仕組みや脱税摘発の舞台裏などを語った。

 国税庁は故意に課税を免れる悪質な脱税事案に対し、通常の税務調査と異なり、国税査察官が裁判所の令状を得て家宅捜索(強制調査)を行う。査察官は「マルサ」と呼ばれ映画で一躍有名になった。

 小川課長は、家宅捜索中にたまたま壁のボタンを押したら隠し部屋が現れたなど、映画顔負けの脱税現場に立ち会った経験談を披露。また「調査中に灰皿や帳簿を投げつけられることもあるが、きちんと納税するようになると達成感がある」と話した。

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2008年10月30日 地方版

 
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