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帝国データバンクの大型倒産速報によると、九十九電機が東京地裁に民事再生法の適用を申請し、事実上の倒産となった。負債額は約110億円。

九十九電機は秋葉原に複数の大型店舗を展開しているほか、名古屋や札幌にも店舗がある。また、インターネット通販も好調で、2007年8月期には年売上高約319億9100万円を計上していたとのことだが、2008年度は期待されていたほどの成長を果たせなかったようだ。

また、4Gamer.netによると、バブル期の不動産取得や業務拡大に伴う多額の借り入れが民事再生手続きを申請した最大の原因とのことで、支払い期間の短縮化や通信販売/カード決済などの手数料増加、利益率の低下などにより早急な資金調達が必要となっていたが、それがうまくいかなかったことが今回の民事再生手続き申請につながった模様だ。