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生活
「病院守れ」市民動く 有志が広報紙、医療体制紹介 留萌
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市立病院事務局員と広報紙の最終チェックを行う「がんばるかい」のメンバー(右) |
【留萌】経営状況の厳しい留萌市立病院を救おうと、市民グループ「留萌がんばるかい」(沢田知明代表、七人)が、医師や医療機器紹介を盛り込んだ広報紙を独自に作り、十一月上旬にも住民に配布する。全国自治体病院協議会(東京)によると、「病院で広報をつくる例はあるが、市民の例は聞いたことがない」という。
広報紙は、来年二月までに三回の発行を目指しており、B4判両面カラーで各一万五百五十部を印刷する。同市はじめ同病院診療圏の留萌管内増毛町、小平、苫前町の一市三町の住民を対象に、新聞に折り込むなどして配る。制作費の十数万円は、メンバー七人の会費やカンパなどで賄う。
第一号は「留萌すごいぞ!特集」と題し、同病院消化器科で胃がんの内視鏡手術で定評のある南伸弥医師と、病院に導入されている道内有数の高度医療設備を紹介。九月から二十回以上病院に足を運び、仕上げた。
沢田代表は「市民一人一人が『わがマチ病院』として胸を張れるようPRに努め、病院への誤解や、不信感を取り除きたい」と話している。
同病院の二〇〇七年度末の累積不良債務額は二十七億五千万円。〇六年の留萌市国保の患者動向によると、札幌、旭川など市外で入院する患者は計31%おり、「地元病院離れ」は経営健全化に向けた課題の一つに挙げられている。
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