衆院の解散、総選挙はいつになるのでしょうか。当事者はもとより国民の大きな関心事。実は、わが地域活動部も解散時期をめぐり翻弄されました。
山陽新聞社は「地域にエール」を市や町とともに開催し、そのコーディネート役が地域活動部です。今度は十一月二日、勝央町。八月末に決定しました。ところが福田前首相の突然の辞任。総選挙とエールが重なるのではないか。
最初に有力視された投票日は十一月九日。次に十月二十六日説が浮上。そして頭をもたげてきたのが最悪の十一月二日説でした。
金時祭に合わせて日程を組み開催日の変更は不可能。紙面は選挙一色でとてもエールの記事は入らない。悩んだ末、秘策を思いつきこの問題をクリア。ところが今度は選挙に駆り出され、取材記者がいないことが判明。またまた悩みが深まりました。奇策で何とかなるとの結論に達した時は胸をなでおろしました。秘策と奇策の中身は秘密です。
その後二日は消え三十日、年内見送り…と混沌としています。それにしても今回ほど解散時期の報道がコロコロ変わったのは記憶にありません。金融危機、内閣支持率などの要因はありましたが、麻生首相の性格、腹の内を読み違えた面はなかったのでしょうか。
勝央町の「地域にエール」は後顧の憂いなく実施できます。会場でお会いできるのを楽しみにしています。なお当日開催する「ふれあいウオーキング」の参加者を募集しています。締め切りは三十日。申し込みは町総合保健福祉センター(0868−38−7102)へ。
(地域活動部・遠藤俊介)