現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 事件・事故
  5. 記事

大麻を大学内で売買、自宅に所持 慶大生2容疑者を逮捕

2008年10月30日3時1分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 慶応義塾大学の学生2人が、学内で大麻を売買したなどとして、大麻取締法違反(譲渡など)容疑で今月上旬、神奈川県警に逮捕されていたことが29日、県警幹部への取材でわかった。

 逮捕されたのは、慶応大2年、内田浩太郎容疑者(21)=横浜市青葉区=と、1年の男子学生(20)=東京都台東区、起訴後に保釈=の2人。2人は友人で、別々の文系学部に所属している。いずれも容疑を認めているという。

 県警幹部によると、内田容疑者は7月、横浜市港北区の日吉キャンパス内で、逮捕された1年の男子学生に乾燥大麻数グラムを約7千円で譲り渡した疑いがある。今月9日に逮捕された。1年の学生は、今月1日、自宅で大麻を所持していたとして、同法違反(所持)容疑で現行犯逮捕され、起訴後に保釈された。

 2人は県警の調べに、「同じ大学の何人かと一緒に吸ったことがある」「興味半分だった」などと供述しているという。県警は他の学生にも広がっている可能性もあるとみて調べている。

 慶応大学は朝日新聞の取材に、「逮捕について事実確認がとれない」としている。

 大学生の大麻事件は後を絶たず、関東学院大学ラグビー部の寮で大麻を栽培した部員2人が今年1月に有罪判決を受けた。今月初めにも法政大学の学生5人が所持容疑で逮捕されている。

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内