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2008/10/29 19:46 KST
サムスン電子、液晶第11世代に「直行」を検討


【ソウル29日聯合】サムスン電子は29日、第8世代以降の次世代液晶ライン投資と関連し、9、10世代を飛び越し、11世代に直行する案を検討していると明らかにした。

 同社によると、液晶総括事業の張元基(チャン・ウォンギ)副社長はこの日、日本の横浜で開かれたフラットパネルディスプレーの総合展示会「FPDインターナショナル」の基調演説で、「次期ラインは第11世代への直行を検討している」と述べた。市場主力製品の40インチと46インチディスプレーを補強し、52インチ以上の超大型テレビと60〜70インチ級のデジタル看板市場に対応するためだと説明した。同社が検討中の第11世代ラインは、1枚のガラス基板から40インチ製品18枚を生産できる。46インチは15枚、62インチは8枚、72インチならば6枚を生産できる。 

 張副社長は液晶市場の展望と関連し、2010年以降液晶市場に転換期が訪れるとし、それを克服するためにはモメンタムが必要だと強調した。また、持続的な成長のためには従来の製品に価値を付加した製品と新たな応用製品が必要で、その製品として「次世代テレビ」を挙げ、要素について説明した。これとともに、デジタル看板、eボードのような大画面のディスプレー製品と、エンタテインメントのディスプレー、個人用のデジタルボードなども大きなマーケットを形成すると見通した。

 そのため、サムスン電子は40インチ以上の割合を70%まで拡大する計画だ。そのうち50インチ以上が20%を占める。60インチ以上の超大型製品は2012年に100万台以上を出荷し、超大型市場の主導権を確固たるものにする計画だ。

 一方、LGディスプレーは来年上半期中に、第11世代への投資可否を決定する予定だ。