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現代・起亜自「2010年にはハイブリッドでトヨタと競争」

 現代・起亜自動車は2010年、ソナタの後続(開発コード名:YF)モデルとなるハイブリッドカー(電気モーターと内燃エンジンを同時に動かし、燃料消費を抑える車)を開発し北米市場に進出、トヨタのハイブリッドカー「プリウス」と本格的に競争させると28日、明らかにした。

 ソナタ・ハイブリッドは、来年7月に発売されるアバンテ LPG(液化石油ガス)ハイブリッドとは違い、ガソリンを燃料に使用しつつも一般モデルよりも60-70%燃費を抑えることで、公認燃費を1リットル当たり20キロにまで伸ばした。

 現代・起亜自で電子・環境技術センター長を務める梁雄哲(ヤン・ウンチョル)副社長は同日、京畿道華城市の南陽研究所で記者会見を行い、このように明らかにした。

 梁副社長はまた、「トヨタのハイブリッド技術は構造が複雑で、コストがかかるという欠点がある。それに引き換え、現代自がソナタ・ハイブリッドで採用する新技術は構造が単純なため、効率やコストの面でトヨタと十分に渡り合える」と力強く語った。現代自は、ソナタ・ハイブリッドを皮切りに、現モデルのハイブリッド化を中・大型車にまで拡大していく計画だ。

華城=キム・ヒョンジン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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