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ハイブリッドの時代/松尾 順

香港で一番有名な日本語はなんだか知ってますか?

それは、ひらがなの

「の」

なんだそうです。


街中を歩くと、

「新の城」「優の良品」「日の船」

など、「の」を使った店名の看板があちこちにあります。


なぜ「の」が香港で好まれるかの理由について、
最も有力な説は、

「高品質な商品を提供できる日本を連想させるから」

ということらしいです。

また、

「丸っこい形が、記号としてかわいらしいから」

ということもあるようですね。


すなわち、具体的な意味を伝えるのではなく、
高品質とか可愛いといった感覚的なイメージを伝える

「デザイン」

としてひらがなの「の」が使用されているというわけです。


類似の理由で、
ユニクロのニューヨークSOHO店のロゴは、
アルファベットの「UNIQLO」に加えて、

カタカナの「ユニクロ」

が採用されているのはご存知かと思います。


SOHO店を訪れる大半の外国人にとって、
店頭に掲げられた旗やショッピングバックなどに
印刷された

「ユニクロ」

というカタカナは意味不明の単なる記号にしか見えません。

しかし、見慣れない文字だけにインパクトがありますし、
少なくとも

「ユニクロは日本発のブランドである」

というアイデンティティを感じることができますね。


さて、日本人は、

漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベット

の4種類を駆使する世界でも稀な民族です。


ユニクロSOHO店のデザインを行った、
アートディレクターの佐藤可士和氏によれば、
外国人は、日本人デザイナーが取り組んでいるパンフレット
などの各種制作物の上に、上記の4つの異なるスタイルの文字
がバランスよく並んでいるのをみて驚くのだそうです。

基本的に「アルファベット」しか使わない外国人としては、

「なんと器用なことができるのだ」

という感嘆の声を上げるのです。


佐藤氏は、日本人は古来から、
外部から様々なものを取り込んで、
従来のものと上手に融合させる

「ハイブリッド」


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