 |
2008年10月28日(火) 19:20 |
|
 |
高松市の魚市場に上海から視察団
中国・上海市からの視察団が高松市の魚市場を訪れ、鮮魚の流通や管理などを見学しました。
午前6時前、中国・上海市の職員や食品企業関係者ら16人が高松市中央卸売市場に到着しました。 威勢のいい声で魚が次々とせり落とされる中、視察団が注目したのは魚を新鮮に保つための設備です。 水槽には、冷却した水を送り込み温度を下げる装置などが付けられています。 さらに注目を集めたのは魚を活かしたまま運ぶ、水槽付きのトラックです。 中国には水温の調節できるトラックは少ないということで、運転手に温度調節の性能を質問するなどしていました。 高松市中央卸売市場では、サワラやフグなど中国からの輸入魚を年間90トン程度扱っており、市場関係者も取引の拡大に期待を寄せます。 日中双方が流通拡大への一つのポイントと位置づける安全性の確保に向け、今回の視察がどう生かされるか注目されます。
|
|