厚生労働省は28日、千葉県船橋市の食品会社「チバフーズ」が中国から輸入した業務用の冷凍たこ焼きから4.4ppmのメラミンが検出されたと発表した。全量が保管されて流通していないが、食べたとしても健康に影響が出る量ではないという。たこ焼きには脱脂粉乳が含まれているため、厚労省の検査命令の対象になっていた。
厚労省によると、製造元は中国・天津市の「天津勝春食品」。チバフーズは今月8日に初めて7.1トンを輸入し、検疫所の検査で混入が見つかった。別の業者が輸入した同じ製造元の食品は、業者が自主検査を進めている。【清水健二】
毎日新聞 2008年10月28日 20時40分