(cache) 抗がん剤誤投与で医師書類送検へ 「刑事処分相当」と岐阜県警
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     岐阜県立多治見病院でことし1月、誤って抗がん剤を過剰投与された同県恵那市の末期がんの男性患者=当時(54)=が死亡した問題で、県警は28日、業務上過失致死の疑いで消化器内科の男性医師(35)と女性薬剤師2人の計3人を29日に書類送検することを決めた。

     6月に病院と遺族の間で示談が成立したが、県警は、医師が自ら作成した投与計画を勘違いして誤投与した点を医師としては重大な過失と判断、「刑事処分が相当」との意見を付け書類送検することにした。

     調べでは、医師は昨年12月、5日連続して抗がん剤を投与した後に約3週間の間隔を空けるとする投与計画を作成。カルテに「4週1クール(周期)」と記載した。

     その後計画を失念し、誤って「4週間連続の投与を1回と数える」と勘違いして薬剤師に指示。薬剤師も確認を怠り、実際には総計で計画の約3倍を点滴投与し、患者を白血球減少などによる細菌性肺炎で死亡させた疑い。

      【共同通信】

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