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2008年10月28日 (火)

「年次改革要望書」をまともに報道したフジテレビ「サキヨミLIVE」VTRの起こし文、全文

○「年次改革要望書」は欲望資本主義のアメリカが、自分の国益だけを考えた、日本に対する朝貢命令書である

 前エントリーでは、10月26日のフジテレビの「サキヨミLIVE」が「年次改革要望書」をまともに取り上げたことを、感想を交えて素人速記風に報告した。テレビがこの重要な外交文書を取り上げるということは実に画期的だ。『灰色のベンチから』さんというブログに、この番組の内容をVTRから詳細に起こした文書が載っていた。この送り主さんは、なるべく多くの人に読んでもらいたいということなので、あとで全文を転載する。文書化に費やした労力に敬意を表する。

 フジテレビというテレビの大手局が、わが国の属国事情、植民地事情を端的に示す文書である「年次改革要望書」を取り上げることは、異例どころか驚愕すべきことなのだ。なぜなら、権力の走狗と化した日本の大手マスメディアは、1994年以来続く、この百パーセント内政干渉の指令書(命令書)の存在を徹底してタブー視してきたからだ。

 この命令書を国民レベルに通達しないと言うのは、属国日本を牛耳るエスタブリッシュメントの総意であり、マスコミは忠実にそれを守ってきた。日本がアメリカの属国統治になっている現状、これを国民に知らせず、洗脳状態にしておいて、恒久的に属国状態を継続するというのが、日米双方の暗黙の了解である。

 アメリカが日本を属国状態にしておきたい理由だが、終戦後しばらくは、日本という国からいっさいの武力を剥ぎ取って無抵抗にしておくということが第一の目的だった。刀狩りである。その後、日本が高度経済成長を遂げ、日本人が憲法を改正して日本国軍を創設するつもりがないことを知ったアメリカは、今度は日本を第一の経済的敵性国家と定め、対日戦略を日本の国力を脆弱化することと、日本の芳醇な富を収奪することに目標をセットした。アングロサクソンの性状は、昔も今も狩猟本能に基づく徹底収奪である。

 日本を弱め、日本の国富を効率よく収奪するためには、プラザ合意以前のように、日米経済摩擦を喧々囂々とまくし立てることよりも、奴隷化した日本人をつかって内部から国政を変革する方が都合が良いと判断した。そこで、祖国愛と民族利益を喪失したアメリカ帰りの日本人を使役して、日本の市場構造を根底から作り変えたのである。このマニュアルの役割を果たしたのが「年次改革要望書」であった。この「市場造り替え」はまだ継続中である。こういう動きを最も先鋭的に扇動した売国日本人の旗頭として、竹中平蔵氏の名が上げられるだろう。

 日本人は気が付かなければならない。アメリカによる日本改造プログラムの指針的計画書こそ、かの「年次改革要望書」なのである。

 わが国のマスコミは基本的に、国益や国民の幸福原理に沿った報道をしない。それはマスコミの体質が反日だからだ。従って、年次改革要望書という国益毀損の外交文書をマスコミが隠蔽することはあっても、自らその性格を検証して報道するなどということは考えられないものだった。

 ところが、今回、フジテレビはそのタブーを破って年次改革要望書を“報道”として真面目に取り上げたのだ。これが戦後マスコミ史において画期的なできごとであることは言うまでもない。売国権力の走狗であるテレビが、おのれの反日の姿勢に反するこういう報道をあえて行なったことには、何か政治的な裏があるのだろうか。それとも、この現象は、マスメディア界に雌伏していた少数の良心派・国益派が臥薪嘗胆の時期を脱し、捲土重来の蜂起を行ったのだろうか?

 管理人としてはマスメディア界の良心派が動き始めたと思いたい。植草さんを嵌めた官憲、つまり、警察や検察、あるいは裁判所も、すべての構成員が売国権力に盲従する輩ではないだろう。中には、国を憂い、日本の状況を良くして、自分の家族や子孫、同胞の未来をより明るいものにするために頑張りたいと切実に考えている連中がきっといるはずだ。そういう良心的な人々が勇気を出して行動して欲しいと思う。

 個人も、国家も、生きていくためには外の圧力に屈しない尊厳性を保持する必要がある。人間なら誰でも、普遍的に家族の安全や幸福を願う。しかし、少し考えればわかるが、家に帰属しているだけではだめである。家が国家に帰属している以上、国家が毀損されると家の安全や幸福が駄目になる。もっとはっきり言えば、日本人個々はダイレクトに国家に帰属しているのだ。したがって、自分や家族の幸福を願うならば、国家がしっかりとしていることを同時に願う必要がある。家族の幸福は国家の安泰と不可分である。

 年次改革要望書は欲望資本主義のアメリカが、自分の国益だけを考えた、日本に対する朝貢命令書である。これを自分とは関係ない外交文書だと思わずに、日本が唯々諾々と受け入れていると国家が毀損されることを痛感してほしい。もうかなりガタガタにされている。郵政事業に関わっている人々は、すでに小泉氏の行った民営化のひどさに気付いている。郵政民営化こそ、あの要望書の中心的要求である。大切な国民資産を守らねばならない。あの要望書はアングロサクソンの奸佞邪智(かんねいじゃち)が集約したものである。

 日本はこれに翻弄されず、決然とこういうものは外交的に拒否していけばいい。とは言っても、日本の国政を預かる重要な部署が、この要望書の存在を国民にひた隠しにしている事実こそ、内なる日本の宿痾(しゅくあ)そのものである。アメリカが世界や日本に幸福を与えたか?記憶する限り、かの国がもたらしているものは資源収奪や戦禍、無用な国際緊張、地球環境無視、挙句の果ては世界金融危機を招来、おまけに人類初の原爆投下をした。この国は人類の災厄生産国家と言うしかない。だからと言って、アメリカ以外の他国が紳士的だと言っているのではない。国際社会とは血も涙もない冷徹な世界なのだ。日本人は馬鹿すぎるほどお人よしなのだ。

 いい加減に日本人はアメリカが奪う国であることに気付いた方がいい。小泉・竹中構造改革路線とは、アメリカの腹黒い欲望が凝集した「年次改革要望書」をスペックとして断行された悪政だった。この「悪魔の構造改革」をきっちりと総括し、日本がどういう風に破壊されたかを冷静に把握することだ。それをしないと、ぼろぼろに傷ついた日本が、破壊から新たな創造に向かうことはできない。

                         神州の泉・管理人 高橋博彦
___________________________________________________
  (転載開始)

  読者(VTRを起こしていただいたご本人)のメールより。

 フジテレビ「サキヨミ」での「年次改革要望書」特集、およびそのメモです。テレビでは聞くことのない言葉だと思っていましたが、こんなに早く聞くことになるとは…。

 天木直人さんがVTR出演していたのには驚きました。本来なら絶対に出さないはずなのに…。関岡英之氏まで出てきましたし。政治系ブロガーは驚愕したんじゃないでしょうか。マスコミの中で何かが変わってきたのか??

  新聞のテレビ欄には「▽日本の"予言書"か?アメリカからの"指令書"か…年次改革要望書をあなたは知っていますか▽」と書いてあったそうです。

   かなり正確にVTRのナレーションまで書き起こしたので、これはぜひみなさんに見てもらいたいです。KENさんのブログが無理なら他の人でもいいです。

よろしくお願いします。

      

      

10月26日放送 フジテレビ「サキヨミ」

「▽日本の"予言書"か?アメリカからの"指令書"か…年次改革要望書をあなたは知っていますか▽」

(VTR開始)

「年次改革要望書」は、1994年からアメリカの通商代表部によってまとめられ、日本に送られてきた。

2000年の要望書 : 携帯電話のナンバーポータビリティ制度の導入を求める。

2006年に実施  : 携帯電話の「ナンバーポータビリティ制度」を導入。

1996年の要望書 : 外国産馬の出走を規制している残存規制を廃止を求める今では日本競馬界には多くの外国産馬が出走できることになっている。

  いったい「年次改革要望書」とは何なのか?

○ここでノンフィクション作家・関岡英之氏がインタビューに登場

「ここに書かれていることは、基本的にはアメリカの企業、アメリカの業界が要望したことなんですね」

         
1997年 建築基準法改正
1998年 保険業法改正
1999年 労働法改正
2000年 時価会計制度導入
2001年 確定拠出金年金制度導入、医療制度改革
2002年 司法制度改革
2003年 公正取引委員会移管
2004年 ロースクール制導入
2005年 独占禁止法改正、郵政民営化法案成立

            
 数え上げてみればキリがない。コンビニでお酒が買えるのも、高速道路でオートバイの2人乗りも、「年次改革要望書」に書かれて数年後にその通りになった事例は10や20ではない。

 つまり、これらはアメリカからの外圧ではないか。「サキヨミ」はアメリカから「要望書」を受け取る外務省に聞いてみた。

○外務省北米第二課・四方敬之課長

「日本経済の成長を確保するということのためにやっているということですので、それがたまたまアメリカが要望していたものと一致するものもあるということだと思うんです」

 アメリカの要望と日本の国益がたまたま一致しただけと言う外務省。たしかにアメリカから来た書類を見ると、「日本の消費者にとってより魅力的」「日本の消費者が恩恵を受ける」とある。本当にそれが狙いなのだろうか。要望書の中にはその細かさに驚かされるものもある。

 例えば、「一年を通してポテトチップス用のジャガイモの安定した供給をはかり、日本の製造者と消費者が恩恵を受けることとなるポテトチップス用のジャガイモの輸入に関する特区提案」、なんと「日本人が安定してポテトチップスを食べるための提案」の一文まであった。これまで病害虫の侵入の防止のため輸入が禁止されていた生のジャガイモだが、港に工場を作りそこでポテトチップスにしてしまえば問題ないと記されている。

 さすがにそのリクエストには応えていないだろうと調べてみると、ある菓子メーカーが広島で生のジャガイモを輸入しているらしい。本当に港に工場が存在するのか?半信半疑で尋ねてみると、驚いたことに本当に港には工場が立っていた。

 やはり「年次改革要望書」の賜物なのか?直接工場を訪ねて聞いてみた。すると、日本でジャガイモの収穫のない期間だけ、この工場で輸入ジャガイモからポテトチップスを作っているという。

 では、生のジャガイモの輸入はアメリカの要望で決定したものなのか?

○農林水産省食物防疫課・岡辰男専門官

「もちろん輸入を解禁する場合には、相手国の政府が関与せずに輸入解禁ということはできないものですから、相手国の政府が要請してくるということは条件になります」

 農水省はアメリカからの要請であったことをあっさり認めた。

      
○ノンフィクション作家・関岡英之氏

「アメリカの国益、あるいはアメリカの企業の利益が要求のもとになっているわけですから、どうしても日本の利益にあわない部分とか、日本の実情に合致しない部分があるわけですね」

 では、なぜアメリカの要望に日本はいとも簡単に応えてしまうのか?34年に渡り外務省の実態を内部から見つめてきた天木直人氏に聞いた。

○外交評論家(元外務官僚)・天木直人氏

「日本の外交の9割9分が対米関係ですよね。その対米関係を損なうような仕事をすると(その人に)マイナス点がつくわけですよ。象徴的なのは、北米担当をしている幹部が、もうアメリカの言うことはまともじゃないと、誰も本気でこんな無理な要求を聞くようなやつは外務省ではいないと、こう言いながら、へき易しながら、それでもアメリカに譲歩せざるを得ないっていう」

 実は要望書の中で、アメリカが絶賛している政治家がいる。そう、小泉純一郎元総理。
アメリカからの要望の多くはこの人が総理の時に実現している。記憶にあるものといえばもちろん「郵政民営化」だ。それは確かに悲願だったに違いない。

 しかしその願いはアメリカも同じだった。ただしアメリカの望む郵政民営化はこんなかたちで書いてある。

「簡易保険制度の削除または廃止を検討することを強く求める」

 つまり、アメリカの狙いは日本の郵便局が持つ巨額の簡易保険だった。

○天木直人氏

「(目的は)郵便局にある貯金であり簡易保険である百数十兆円という莫大な国民のなけなしのお金を民営化という形にしてアメリカの金融資本に使えるようにしたと。ここが一番大きくアメリカが期待していたところです」

 外務省風に言えば、それは日本の国益とアメリカの国益がまたしても一致する瞬間だった。一方でアメリカの要望には信じがたい狙いが隠されていることがあると指摘する専門家がいる。8年間アメリカ議会の調査局に勤めていた浜田和幸氏は言う。

○国際経済政治学者・浜田和幸氏

「日本人がとにかく1つの会社に縛られない、もっと自由に才能をフルに発揮できるには派遣法を改正しましょう、それが世界の流れですよと。こういう口車にうまく乗せられた」

  1999年・労働派遣法の改正、これにより日本はほとんどの職種において派遣労働が原則自由化された。実はその影にアメリカのある狙いがあったというのだ。かつて日本経済に脅威を感じたアメリカは徹底的にわが国を研究。高名なアメリカの社会学者は日本の強さは終身雇用と年功序列にあると分析した。

○浜田和幸氏

「アメリカにそれをすぐマネしろといってもそんなことはできない。日本の強いところ、終身雇用、年功序列、こういったものを壊せという報告書がまとまる。それにしたがって労働者派遣の改正をしつこく要求してきて…」

 そして現在。

 年々増加する非正規雇用者。この日もまた、彼らはメールで知らされた場所に集い静かに現場へと向かっていく。(画面は長い列を作って待っていた派遣労働者が、バスに乗り込んで目的地へ向かう姿が映し出されていた)

 だが、1996年の要望書を見ると、そこには「人々に適職に就く機会を与える」とある。まさに派遣労働者のための改革案だったはずだ。終身雇用崩壊のための派遣法改正要求、それが真実であろうとなかろうと、その後の日本がどのような道を歩んできたかは誰もが知っている。

 では、かつて政権の中枢にいた野中広務氏はどう報じていたのか?

○元官房長官・野中広務氏

「私たちも不勉強でね、それを知ったのは、郵政問題が少し問題になってきたころに。一部の優秀な政治家は知っていたんでしょうけど、私たちは全く報告されたわけでもなければ見せられたこともない」

 与党の幹部でさえ、郵政民営化が盛り上がるまでは、そんな文書があったことすら知らなかったという。そもそも、日本の規制改革はアメリカからの「年次改革要望書」で行われているわけではないと主張する学者もいる。

○経済財政諮問会議議員・八代尚弘

「アメリカは我々経済学者が言っていることを当たり前のように要求しているわけで、ニューヨークと東京がいわば東京と大阪のような関係になっているわけで…。お互いに制度を統一化していくのは、お互いのビジネス、消費者の利益にとってプラスになる」

 今月15日、今年もまた新たな「年次改革要望書」がやってきた。泥沼の金融不安でガタガタのはずのアメリカ、今年はいったいどんな要望が書かれているのだろうか?

(VTR終了)

    
(以下、スタジオの光景)

2008年「年次改革要望書」ニッポンはこうなる?

    
2008年版 年次改革要望書

金融       →  確定拠出型年金制度の拡大
農業に関する慣行 →  最大残留農薬レベルの緩和
医療       →  医療機器や新薬認証までの時間短縮

      
○森永卓郎氏

(フリップ)
確定拠出年金
公的年金崩壊
年金も自分で運用する時代

「私は確定拠出年金制度の拡大が注目点だと思うんですけど、今回アメリカは日本の消費者にターゲットを絞ってきたと思う。今、公的年金が崩壊に向かっているのはほとんどの国民は分かっているわけで。日本でも確定拠出年金という、自分で、あるいは企業にお金を出してもらって、積み立てるタイプの年金が導入されているが、そんなに普及してないんですよ。確定拠出年金は自分がどこで運用するか選べるわけですから、そこにアメリカの金融機関のビジネスチャンスがあるとみているということだと思う。確定拠出なので、給付は全く保障されてないというところが特徴」

(メモ終了)

      

 正面から「年次改革要望書」を扱っていましたね。その後のスタジオでも「女性の品格」の坂東さんも田崎史郎氏もまっとうなことを言ってました。

 アメリカの言いなりになるのではなく、日本の国益に叶うことをやっていけばいいと。「アメリカの要望と日本の国益がたまたま一致しただけ」なわけないですからね。あんな細かいポテトチップスのことまであるということは、いったいどれだけ数多くの要望に応えてきたんでしょうか?

 たまたまで片付けられる数ではないです。アメリカは自国の利益の確保のために書いているんですから。

 外交は国益の確保のための争いということ。野中が知らなかったはずはないと思いましたよ。あれはとぼけているだけでしょう。八代は相変わらずなこと言ってますね。日本の消費者の利益にプラスになったことってどれ?って聞きたかったですね。民間議員ってこんなのばっかりですね。

   派遣労働法の改正について踏み込んでいたことは大きいですね。日本の強さは終身雇用と年功序列にあったのに、それを日本はアメリカの言いなりに自ら破壊してしまいました。なかなか元には戻らないでしょうね。

  とにかく、今回の放送は大きな反響になるでしょう。画期的でした。

(転載終了) 

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コメント

高橋様
『植草事件の真実』御出版に至った経緯のエピソード、ぜひ伺いたいです。機会を見ましてぜひもう一度ご尊顔拝し奉りたく思います。ぜひまたお酒を酌み交わさせていただきたいです。
僕はご存事のようにしがないナンパ師で、ヒモです。しかし僕が半生を賭けてきた女性たちとの営みのなかには、オランダ系オーストラリア国籍の女性がおりました。彼女との会話の中で、「アメリカとかカナダ、オーストラリアといった、イギリスの植民地だったところで今独立国になってるところは、みんな首長がWASPだよね?オランダ系の人とかはどうして大統領とかにならないの?」と、疑問をぶつけたことがありました。すると、その時の彼女はあきらかに「おびえた顔」になったのです。「大きな声でそんな話はしちゃいけない」と、彼女は声をひそめて言ったのです。高橋様はよくご存じのように、アメリカの歴代大統領はほとんどがアングロサクソンです。アイルランド系のケネディは暗殺され、同じくアイルランド系のレーガンもピストルで狙撃された暗殺未遂がありました。僕はその知識とオーストラリア人の彼女の狼狽ぶりを見て、心底アングロサクソンが怖くなった、というのが正直な印象です。宮沢氏、中曽根氏、小泉氏ら親米政権といわれた首相たちは、実は直接的身体的な恐怖を感じながらの政権運営だったのではないでしょうか?
植草さんを挙げたやり口なども長期勾留という身体的直接的な圧迫でした。アングロサクソンの血に塗れた歴史を考えると、本当に高橋様のことも心配になってしまいます。
もう一度大和民族の回復を。実に微力な存在でありますが、共に、歩んでいければと願っておるところです。
長々と失礼いたしました。
鍵英之拝

投稿: 鍵英之 | 2008年10月29日 (水) 00時50分

鍵さん、こんばんは。

「植草事件の真実」では第4部で私が実名で書い
ていますが、この本の出版経緯には実に興味深い
物語がありました。お会いしたら話すかもしれま
せん。

>高橋様、神州の泉、というかけがえのない師匠

 とんでもないことです。私自身がお師匠さんを
探しているわけでして。でも、鍵さんという若い
人に、しかも名を知られた作家さんにこうしてコ
メントをいただけることはありがたいことです。

 なかなか関西に出向くことはありませんが、ま
たゆっく呑みたいですね。株価は7000円台になっ
て乱高下しています。2003年の7000円台は竹
中氏や木村剛氏らの作為的な金融政策で不安感を
引き起こしてなった暴落ですが、今回はどうなる
でしょうか。暗雲が立ち込めていますね。sad

投稿: 高橋博彦(管理人) | 2008年10月28日 (火) 22時24分

私のブログでも紹介させて頂きました。私は直接見たので非常に正確に文字起こしされていることが良く分かります。

投稿: 新三 | 2008年10月28日 (火) 18時27分

こんにちは。
高橋様
遅ればせながら、僕は今になって『植草事件の真実』(ナビ出版)を取り寄せ、精読いたしました。高橋様と直にお話する機会を持った者としては、取り組みがあまりに遅く、恥入ることひとしおです。
僕のような阿呆が、このような大陰謀をのさばらしているのですね。
高橋様の精緻な論理の組み立てに圧倒されております。
僕は、特に僕のようなフリーで、職場の上司などもいない境涯の者は、その人生で、「師匠を求め探し続ける」という作業をしなければ、際限なく堕落していくと自覚しております。
僕は今、ここに高橋様、神州の泉、というかけがえのない師匠を得た思いであります。
これからもぜひよろしくお願いいたします。
鍵英之(藤尾潔)拝

投稿: 鍵英之 | 2008年10月28日 (火) 16時56分

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