2008年10月28日 21時10分更新
医師がヘリコプターに乗り込んで、応急の処置をしながら患者を病院に運ぶ「ドクターヘリ」の訓練が28日、新見市で子どもたちに公開されました。
これは新見市消防本部が「ドクターヘリ」の役割を知ってもらおうと行ったもので、新見市神郷の神郷北小学校には、子どもたちや地域の人などおよそ50人が集まりました。
はじめに搬送訓練が行われ、新見市消防本部からの出動要請を受けて「ドクターヘリ」が倉敷市の川崎医科大学付属病院から25分ほどで到着しました。
そしてヘリの医師や看護師が、患者役の小学校の教諭を機内に運び込みました。
このあと医師ら6人がドクターヘリについて説明を行い、現在全国の13都道府県であわせて14機があることや、時速230キロ前後で飛ぶこと、それに年間450回の出動があることなどを話しました。
子どもたちはドクターヘリの機内の見学を行い、設置された様々な機材などを興味深そうに見ていました。