2008年10月28日 21時10分更新
倉敷市の薬品店で、偽造した百円硬貨37枚を使ったとして中国籍の船員の男が28日、警察に逮捕されました。
逮捕されたのは中国籍で船員の陳墨墨容疑者(42)です。
警察の調べによりますと、陳容疑者は今月18日の午後、倉敷市玉島乙島の薬品店で薬と化粧品の代金を支払う際、偽造した百円硬貨あわせて37枚を使った偽造通貨行使の疑いがもたれています。
警察は今月18日、薬品店の店長から「文字がぼやけていて縁の溝が大きい硬貨を外国人に使われた。偽造硬貨ではないか。」という届け出を受けて、海上保安部とともに外国籍の船を調べるなど捜査を進めていました。
その結果、使われた硬貨は偽造された百円硬貨で、岩手県釜石市の港に立ち寄った船に乗っていた陳容疑者が犯行を認めたため、28日午後6時すぎ、偽造通貨行使の疑いで逮捕しました。
警察は、偽造硬貨をどこで入手したか、陳容疑者を追及することにしています。