勝間和代のクロストーク

マイカー 減らそう

2008年10月05日

 このコラムでは、私たちの身近にある、さまざまな話題を経済という視点から取り上げ、将来の方向性をみなさんと一緒に議論していきたいと思います。

 最初は「マイカーを持つべきか」です。まず、マイカー保有のコストと効用を比べてみます。

 コストとして、マイカー保有にはまず、買った時に自動車取得税と重量税、自賠責保険料がかかります。さらに維持費として自動車税が年間7200~11万1000円かかり、車検、駐車場代とガソリン代もかかります。車の減価償却代と合わせると、年間20万円以上が必要です。

 効用は、行動の自由度が広がることです。自分の空間がもてる、知らない世界に行ける、デートの時に自分の魅力が高まるなど、趣味的、精神的な効用もあります。また、製造、販売、運送などを含めた自動車関連産業が国内で500万人以上の雇用を生んでいます。

 内閣府が発表した08年3月末での自家用車の世帯普及率は85%で、普及率は04年3月末の86%をピークに、横ばいから下落傾向となっています。背景には、ネットの普及とエコ志向の高まりがあります。ネットで買い物でき、簡単にレンタカーやタクシー送迎を申し込めるようになりました。趣味的効用はネットの方が安価です。加えて環境への配慮から、同じ移動なら、はるかに二酸化炭素(CO2)排出量の少ない公共交通、自転車、徒歩などを選ぶ人が増えています。

 私は、公共交通のあまりない地方や、高齢者・子どもなどの社会的弱者がいる家庭を除き、保有について慎重に考えるべきだと思います。レンタカーや自転車などの併用で、車にかかるコストを減らし、家計の圧迫を防ぎます。一方、車が必要な家庭への、重い税負担は緩和すべきでしょう。


※このテーマでの投稿は既に終了しました。ありがとうございました。


勝間和代さんから
「マイカー減らそう」まとめコメント

 こんにちは、勝間です。今回の「マイカー減らそう」という議題に対し、400人近いみなさまからさまざまなコメントをいただいて、新しい視点・展開をみなさんと一緒に学び、考えることができ、本当にうれしかったです。ありがとうございました。

 特に、クロストークでは「Wisdom of Crowds」(衆人の知恵)を積み上げることで、ひとりひとりが考えるよりも幅広い視点と多面的な見方、データから新規性のあることをそれぞれが発見しようという試みでしたが、その目的については少なくとも私には十分に達成できましたし、みなさんもさまざまな新たな発見があったのではないかと信じています。

 問題提起の部分がもともと新聞連載ということで文字数が限られており、こちらが説明したかったことやデータが提示しきれない部分が多々ありました。しかし、その点を含めてみなさんが前提をおいてくださったり、新しいデータを提供いただいたりと、知恵の集合体のパワーをまざまざと感じることができました。

 そして、今回のベストアンサーには、「長谷智子さん」のご意見を選ばせていただきました。

 長谷さんのご意見は、さまざまな視点がバランス良く語られており、しかも、ご自身の経験に基づく送迎タクシーの提案やカーボンオフセットの対応、マイカーとタバコへの比喩、さらにはマイカーだけを討論しても視点が小さく、自動車産業全体の方向性を考えるべきと言う結論を含めて、これからの方向性についてわかりやすくまとめられていると感じました。どうもありがとうございました。

 また、ほかのみなさまのご意見も、一つ一つ、たいへん興味深く拝読しました。特に、より深い議論や理解が必要だと感じたのは、以下の7点です。

1.地方部と都会部における、公共交通とマイカーのバランスの問題をより厳密に考えるべきだ。人口密度による最適な交通配置は異なるが、どこまでを適正デザインとすべきか、見直しが必要ではないか。特に、人口減によりさまざまな地方都市で公共交通が縮小されているが、その場合、運転をできない人たちにどのような配慮をすべきか。

2.マイカーを減らすためには、公共交通や自転車向け基盤のより一層の整備が不可欠である。特に、自転車専用道路の整備や公共交通のバリアフリー化を図り、マイカー以外の交通手段の利便性を向上させる必要があるのではないか。

3.マイカーを使うという視点において、単になくしてエコをという考え方だけではなく、シェアライドやLPガス、自然エネルギーなどの活用をする、乗り入れ制限を行うなどの観点を導入して、より環境やコストに優しい車の使い方を考えるべきではないか。

4.マイカーの議論についてコストとエコロジーが中心に議論されていたが、より重要な論点として、交通事故を含めた外部不経済についてもっと考慮すべきではないか。特に、道路の整備を誰がコストを負担するのか、あるいは、大きな死因や障害の原因となっている交通事故をどのように減らすべきなのか、考慮すべきではないか。

5.マイカーは依存性が高い嗜好(しこう)品ととらえることもできるのではないか。例えば、タバコやお酒に近い利便性をもたらすものとして、一度所有をするとその利便性故に手放せなくなるが、実際に手放してみると案外なじみが早いことがある。また、健康にもいいという実証データが存在する。

6.マイカーの保有自体、個々人の効用や価値観の問題であるから、そもそも提案になじまないのではないかという意見が多く、どこまでが政府などによる規制の対象として取り扱い、どこまでは個人の自由に任せるべきか。

7.自動車産業の国全体のバリューチェーンの位置づけを考えるべきだ。やはり、最大の産業であり、雇用基盤であり、大量失業の可能性も含めて、単に減らすのではなく、代替産業や代替技術を考えるべきではないか。

 特に、阿部等さん、藤井聡さんをはじめとした専門家の方々から指摘があったように、経済的合理性や個々人の効用最大化満たしつつも、外部不経済(事故、環境問題、過度な道路建設負担など)がなるべく最小化できるよう、税制や公共交通などへの資源配分を含めた定期的な見直しや市場原理の導入など、「かしこいクルマの使い方」が必要なのでしょう。

 また、クルマを使わない試みとしても、例えば塚本明音さんがご指摘されたようなドイツのカールスルーエのように、路面電車を中心として街を組み立てて、中心部には車の乗り入れを禁止しているような都市も実験的に出てきているわけです。

 あるいは、マイカーを減らすけれどもシェアライドや送迎タクシーなどを充実させることによって利便性やクオリティ・オブ・ライフ(QOL)を落とさずにコスト面やエコに配慮をする方法もあります。

 いずれにしても、「マイカー」というキーワードをもとに、個人の利便性と外部不経済とのバランス、都市と地方部の違い、公的資金の再配分の問題など、さまざまな問題点、視点方向性が洗い出されてきたのではないかと考えています。

 いまこれが正解、というものはないと思いますが、上記1から7の議題を含めて、クルマにかかわる私たち一人一人が具体的な行動を起こしつつも、なるべく外部不経済を引き起こさないよう、しかも利便性を損ねないよう、アイデアを練りながら新しい方法を考えていくことが必要かと考えます。

 今回いただいた内容は咀嚼(そしゃく)の上、今後、監督官庁や政治家の方々とディスカッションの種として活用させていただく所存です。

 10月19日からは「25人学級の実現」をキーワードに教育投資について議論をしたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。   

 
ベストアンサー 長谷智子さんの投稿 2008年10月11日 1:55投稿

 総論でいえば、賛成です。

 ただし、それには勝間さんが言われるとおり、それぞれの立場や住環境などに考慮する必要があり、さらに、マイカーがなくても生活していけるようなインフラを整える必要があるかと思います。

 地方などは、過疎化で公共の交通手段が減りつつあり車がなければ生活していけないところもあります。そのようなところは、公共の交通手段を整えるべきでしょう。第三セクターの電車やバスなどの運営のテコ入れといったような。

 また、小さな子供がいる家庭や高齢で動くに不自由な人などがいる家庭は、車に頼らざるをえないところもあります。 ただし、マイカーという形じゃなくても、地方自治体が運営する送迎タクシーなどを利用するという制度に変えてもいいですよね。実際、うちの義母は私たちが車を出せないときは、送迎タクシーを利用して病院に通っています。要介護認定を受けているのでそれくらいのお金は市からでています。こういったきめの細かい制度を早急に整えること!が重要かと思います。

 翻って都市部の元気な人たちには確かにマイカーはいらない。ただ、嗜好の問題として車に乗りたい人もいるでしょう。そういう個人的な好みまで規制はかけられないですよね。これにはカーボンオフセット的な対応が可能かとも思います(そういえば、洞爺湖サミットの頃、前首相はカーボンポイントのような制度をすぐにでも始めるような話をしていましたが、あれはどうなったのでしょうか?)

 もちろん、マイカーなんてなくても生活はできるよという発想の転換を宣伝していくというのも大事なことだとは思います。日本のたばこに対する認識が時代によってだいぶ変わってきたのとおなじように、このように訴えていくことでマイカーへの認識もこれからはだいぶ変わっていくように思います。

 ただ、エコロジーの点を考えたら日本の国だけがマイカーいらないと言っていても効果は薄いのではないかと思います。日本だけマイカーを減らしても、外国に排ガスの多い車を輸出していたのでは意味がありません。

 そこにはやはり自動車産業に頑張ってもらい、低コストで性能の良いハイブリッドカーや電気自動車などの実用化を図ってもらい、そういった車を全世界に売り出していく。日本の技術力ならそういったことも可能だと思いますし、現にそういった方向に企業も動いているのではないでしょうか。

 

コメント(405)

★405 Commented by 那須 正和 さん 2008年10月17日 14:58
 

 賛成です。 
 現在の「車社会」には安全性の点で根本的な欠陥があります。その欠陥は、運転免許を取りさえすれば誰もが公路上を自由に走行出来ることから生じます。 道路上を走行する運転者の安全は、自分自身の安全運転はもとより、走行中に出会う他の車の運転者の安全運転に依存します。歩行者の場合も同様です。道路上を移動する際の安全は、危険運転をする運転者の車に遭遇しない幸運に大きく依存します。 
 運転免許を取った誰もが何時でも安全運転をすることはないことは冷厳たる事実ですから、多くの交通事故死者、重傷者が生じます。警察庁交通局(www.npa.go.jp/toukei/koutuu48/H19.30.pdf) によれば死者数(30日以内)6639、重傷者数6万1010 にもなります。  
 安全を最重要とする事業者と運転のプロフェッショナルによって運行される公共交通機関によって日常の移動が出来るような社会に、出来るだけ早くなることが望まれます。 マイカー減少は、交通事故減少に貢献するのみならず、そのような社会の実現を促進するでしょう。 

★404 Commented by 法橋 修二 さん 2008年10月17日 12:59
 

 だいたい賛成です。そもそも日本は、いままで企業を大切にし、消費者を守らない社会が長く続きすぎたと思います。
 車の車検を出したときも感じたのですが、産廃処理費を消費者から先に預かるような費用が、請求内容に含まれていたのを見て、これって車を販売している企業が負担する物じゃないのかなと、疑問に感じ、ディーラーと交渉したことがありましたが、結局は駄目でした。車を売るときは、積極的ですが、売ったあとは全てにおいて消費者の負担。
 エコは分かりますが、企業が負担するべき費用まで、消費者に押しつけては、本当の意味で環境をよくする事はできないと思います。
 最近もエコカーが続々と発表されています。しかし、値段は高い。環境に良い車を開発し、環境を良くしたいというメッセージを出しているなら、もう少し普及を早める意味でも、割安にしなければいけないんじゃないでしょうか。それが企業の社会的責任だと思います。
 米国でシュワルツェネッガー・カリフォルニア州知事が、最新の電気自動車を買って、環境対策も考えていることをアピールしていましたが、価格は1500万円だと聞きました。(あいまいですが)これでは一般市民には買えませんし、車の分野では、一般市民は環境に貢献したくてもできません。
 まとまってませんが、結局、車依存社会はもう終わったのかなと思います。500万人以上の雇用を守ることも大切ですが、徐々に電車やバスなどの交通機関にシフトしなければいけないのではないでしょうか。少子高齢化・人口減少社会になれば、車産業で働く労働者も減り、お年寄りが増え、公共交通機関の重要性や、必要性が高まると思います。これからはやはり、公共交通機関を発展させる時代ではないかと思います。

★403 Commented by 島 栄次朗 さん 2008年10月17日 11:55
 

 私は佐賀県の農村地帯の生まれです。両親と2人の姉が居て、父は農家、母は、パートに出ていました。私は大手企業に就職しましたが、最初の配属先は地元でした。
 公共の交通機関が極めて乏しく、最寄のバス停までは徒歩25分、駅までは車で15分かかります。買い物ができるスーパーも、車で10分以上かかります。
 母のパート先までは、車で30分。これを公共交通機関と自転車を併用すると、バス停まで自転車で10分、バスで40分、バスの乗り換えで50分、徒歩10分で職場へ着きます。私の職場でも、バス40分、徒歩25分の道のりです。
 バスはラッシュ時でも1時間に1本。時間帯によっては、最寄のバス停までたどり着けない(10個ほど手前の停留所が終点)場合も多々あります。
従って、私の実家には最大5台の自家用車を保有していた時期があります。一人1台です。マイカーが無い生活は極めて不便であり、日々の生活で得られる利益を大幅に失う事態になります。
 私は後に、関東(小田急沿線)に数年住んだ期間があります。最寄駅まで徒歩15分、バス停は徒歩1分です。電車は各停のみですが、最大でも10分おきにやってきます。バスも1時間に3~4本はやってきます。 正直、自家用車にどっぷり浸かった生活をしてきた私ですが、全く不便はありませんでした。全くです。
 私の持論は大まかに言うと、「田舎では必需品、都市部ではぜいたく品」であります。従って、自動車税の額を地域で変動させる必要があると考えてます。

★402 Commented by 伊藤ゆき さん 2008年10月17日 10:48
 

 都内の便利な場所に住んでいるからかもしれませんが、我が家は結婚してから車は所有しておりません。
 私自身は、物心ついたころから自家用車のある家庭に育ったので、あったら便利なのにと思うことはありますが、なくて困ったことは特にありません。
 ただ、車を少なくするために税金を増やしたり規制をかけるのには反対です。車を所有することに関しては、個人が判断すべきだと思います。人は規制されたり制限されたりすると途端にほしくないものまで手にいれようとしたりすると思うのです。
 車を減らすならば、人が車が必要と感じなくなるような社会が必要だと思います。雇用の問題など、問題点は多々あるとは思いますが基本的には賛成です。必要以上のものがあふれない社会になることが必要なのではないかと思います。

★401 Commented by 渡辺 一弘 さん 2008年10月17日 10:43
 

 このような問題提起は常に経済的な観点から行われることが、私はとても不満です。なぜかというとこれは経済的なものであると同時に、文化的な側面の強い事柄だからです。
 日本がクルマ社会になってしまった理由は、マイカーが豊かな生活の象徴と目された時代があったからでしょう。つまり経済力を幸福を計る物差しと考える思考方法がその原点にあります。そしてその上に社会的インフラを構築してしまったため、今度はそのクルマに生活そのものが振り回されるという本末転倒の結果になっているのが今の状況です。社会システムそのものがクルマがあることを前提とするのであれば、そこで車を捨てるのは不可能なこと。
 必要なことは、「経済力を幸福を計る物差しとしない社会を作る」にはどうしたらよいか、考えることではないでしょか。そうすれば必然的にクルマは減る。人は不要なものには目を向けることはないからです。
 私たちは物理的な「富」をため込もうと夢中になって走りすぎた。今こそそれによって失ったものを思うべきです。幸せは物質的充足になるのではなく、精神的充足にある。そのことを日本全体に知らせ、納得させる取り組みが必要と考えます。

★400 Commented by 辻 長光 さん 2008年10月17日 10:42
 

 無駄なマイカーの保有というのがあるのかどうかを考えます。めったに使わない車を保有することが無駄だというかもしれませんが、多額の税金を納め、経済的な消費行動を行い、しかもあまり利用しないで環境に優しいというのは、逆に社会的には貢献が大きいとも思うのですが。
 車を保有することで満たされる充足感・安心感、行動範囲の拡大や企画化された行程から解き放たれたワクワク感といった感情も在るのだと思います。私は地下鉄通勤でありマイカーは無くても構わないのですが、年に数度ですが家族で遠出して自然や地域の文化に触れる機会を持つ為には不可欠だと思っています。今の日本は商業化されたメジャーな画一的な行動についてはより便利に、より経済的なメリットを享受できますが、少しでも規格から外れるととても高い費用や、時間や労力の負担を強いられることが多いと感じています。(特に航空運賃等はその傾向が顕著ですね。)そんな時マイカーが在ればリーズナブルに、また主体的に動けます。
 ただマイカーの保有と利用のニュアンスは若干違うと思います。利用に関しては公共の利益と個人の負担を吟味して適切に判断したいものです。公共機関の利用の方が便利な場合も多々ありますし。見栄やエゴで必要以上に排気ガスを撒き散らかし、渋滞を誘発しているような利用は論外でしょう。

★399 Commented by 太田 英司 さん 2008年10月17日 6:09
 

 税というのは本来消費を減らしたいものに重い税をかけ、消費を増やしたいものには軽い税をかけるべきものです。だとすれば、工業国である日本にとっては、たくさんの車が生産され、ガソリンがあまり消費されないことが一番の理想です。
 そう考えると、自動車取得税、重量税、自動車税は不要だと思います。これらをゼロにして、ガソリン税をもっと上げた方がよいのではないでしょうか?(車をたくさん持ち、あまり乗らないか、エコカーを主体に利用するようになるのが理想の形)
 そして、物資や人を輸送する車両(高速バスや大型トラック等)については、高速道路は無料化すべきと思います。これにより地方の物流コストが減少し、経済も活性化すると思います。
 現在、国家の財源不足から、「消費税増税やむなし」の声がありますが、税というのは本当に消費を減らしたいものに絞って、もっと丁寧に課税すべきものです。どんぶり勘定で、消費税○%アップとやってしまえば、本来減らしたくない他の消費まで大きく減って、経済全体がしぼんでしまいます(消費税ショットガン)。

★398 Commented by 貝園 正 さん 2008年10月17日 2:28
 

 CO2に限定した環境負荷について考察します。環境負荷とマイカーの所有は別の次元と考えます。
 皆さんがご指摘の通り、各家には車がありますが、あまり使われていないとの意見には同感します。つまり、車を所有はしているが環境に負荷をかけていないということになります。
 私も車を所有していますが、電車が便利な場合、電車を利用します。自転車が便利な場合、自転車を利用します。車が便利な場合、車を利用します。
 しかし、タクシーやレンタカー、カーシェアリングを行うと環境負荷が解消されるかという質問にはNOとなります。(自動車製造にかかる環境負荷は確かに減りますが。)基本的に自家用車の排気ガスがタクシーの排気ガスに置き換わるだけです。
 本当に各家庭のマイカーがなくなった場合、今と同様の経済活動を行うには、一部は電車やバスに代替されると推測されますが、交通網が現在と同一レベルの整備条項の場合、レンタカーの台数が激増したり、タクシーの稼働率が高まるだけに過ぎません。
 つまり、個人の車の所有を減らすことは環境負荷を削減することには直結しないと考えられます。
 自家用車保有のメリットと、家計が保有することによるコストを許容できるかできないかでおのずと自動車保有率は落ち着くところへ収束すると考えます。
 つまり、東京中心部はないほうが手放すメリットが出やすく、郊外に行くほど手放しにくいということになります。
 環境負荷の面では、電車はエネルギー源を化石燃料以外の原発や太陽光、風力などの発電にも頼ることができるのでメリットは高いと思います。しかし、設備面で地上や地下などの線路の確保と、電源を供給できる架線と走行するレールの設置、運行管理システムなど、莫大な投資が必要になります。
 何か一つのシステムに頼ることは無理があります。
 交通システムとしては、長距離では飛行機、中短距離の特定区間では電車、その先をフォローするものとしてバスやタクシー等がすみ分けることで最適化されています。
 CO2に対する環境負荷の削減の面では、個々の用途に対応するシステムのCO2排出量の削減を推進するのが筋で、自動車の場合、エネルギー源をガソリン、軽油から、別のものに転換するべきです。
 その点では、CO2排出量に応じた燃料税の設定は、エネルギー構造の転換を催す可能性があります。しかし、単純にマイカーの保有者に高額な税金をかけるなどということは本来の趣旨から外れていると思います。

★397 Commented by 三田 之紀 さん 2008年10月17日 1:16
 

 私の意見としては反対です。
 年間維持費は勝間さんのおっしゃるとおり、バカにならない金額が発生します。
 では、車の利用状況はどうでしょうか?自分の場合は、会社に通勤する・買い物に行く・子供の送迎などがほとんど。1年のうちに100%趣味で利用するのはほんの数日です。そう考えると、車の維持費用は必要経費に当たるのではないでしょうか?
 仮にこれらすべてを公共交通機関でまかなうとすると、年間いくらかかるか・・・地域性というものがあるとは思いますが、自分の場合を試算すると、車を維持するよりもはるかに多くの費用がかかります。
 これでは、家計の圧迫を少なくするということは不可能ですね。もっとも、趣味にしか使わない人ならば経済的に苦しくなったら手放すと思いますが。
 自動車は現在の日本において、ものづくりの技術を発展させてきた大きな要因のひとつだと思います。よりいいものを!という志で先人たちが築き上げてきたものです。それを無下に「お金がかかるから」「環境に悪いから」と排除するのもどうかと思います。
 ただ、技術の方向性が、より速く・より快適にから環境負荷の小さいものへというように変わってきたのは事実です。
 これらを上手に利用し、最終的には化石燃料に頼らない、またその先のゼロエミッション・マイナスエミッションの移動媒体が出来上がることを心より願います。

★396 Commented by 茅野英一 さん 2008年10月17日 1:03
 

 日本国内のマイカー、自家用車の総数を減らそうという考えには大賛成です。しかしながら勝間さんのお話の展開の中で気になる点があります。「私は、公共交通のあまりない地方や、高齢者・子どもなどの社会的弱者がいる家庭を除き、保有について慎重に考えるべきだと思います。」・・・この文脈では、日本の大部分を占めるはずの地方都市が”例外”のように書かれています。
 公共交通機関の整備が進めば、こうした地域でもマイカーはいらないだろう、という意見は、現状に即した提言とは言えません。”~ならば”という仮定抜きに、まず行政、電車・バス会社による公共交通システムのさらなる整備を求めます。自分自身東京出身ですが8年間地方都市で暮らし、その現実を見ています。個人レベルの意識改革を求める前に、やるべき事があるでしょう。そこにまず提言されたらいかがでしょうか?

★395 Commented by 伊早坂正美 さん 2008年10月17日 0:36
 

 私の住む地域では公共交通手段が徐々に減少し、今や、車なしでは憲法で保障されている最低限度の生活も出来なくなってしまいます。
 マイカーと総称されていますが、ピンからキリまであります。大きな車体に大排気量の自家用車、当然、燃料消費量も多くCo2の排出も多量になります。朝の出勤時間など大きな車なのに、乗っているのはドライバーのみ。当然、長さもありますので、渋滞を引き起こす原因ともなり、重いので道路も傷みます。
 マイカーは、1000ccもあれば充分です。今の軽自動車の枠を拡大し、1000ccクラスまで軽自動車の枠に入れ、自動車諸税は軽自動車の扱いのままとし、それ以上の自動車の諸税を重くすべきです、税制を改革することにより、ムダに大きな車を排除し、生活に必要欠くべからずの地域の方々には、維持経費、燃料消費量の少ないマイカーを認めてもよろしいのではありませんか。
 さらに、欧米の車の大半は、ディーゼルエンジンが主流なのに対し、なぜ日本の車はガソリン車ばかりなのでしょう。
 今やディーゼルエンジンもクリーンなエンジンになっていますのに何故作られないのでしょうか。生活の必需品としてしてのマイカーであれば、ディーゼルエンジンの1000cc位が最もよろしいのではないでしょうか。

★394 Commented by 栢山 崇 さん 2008年10月17日 0:12
 

 「マイカーを減らそう」こういう提言が出てきたこと自体、時代の変化を感じます。
 そもそも、自動車は、極めて便利な交通機関ですが、1人の人間が同じ距離を移動する際に、鉄道に比べておよそ10倍のエネルギーを消費し、それ以上の排ガスを出す、とてもエネルギー効率の悪い交通機関です。これは、ちょっとやそっとハイブリッドカーや電気自動車を開発したところで大した差異はありません。
 マイカー社会というのは、石油が安く、環境問題も気にしなくてよい時代にのみ成立する現象であると思いますが、仮にそうだとすれば、ぼちぼちマイカー社会は曲がり角を迎えることになります。
 目先、原油価格はかなり下がっていますが、長期的にはあがることが予想されており、今までと同じようにマイカー社会を続ければ、それだけ日本人は値上がりした石油を買わねばならず、日本の所得が産油国に流れ、結果として、国内ではデフレと景気後退の原因になります。
 個人的には、マイカーを減らすべく、政府に税制を工夫してほしいと思います。
 まず、ガソリン税の大幅値上げ。1リットル300円程度まで上げて、それを原資に所得税の減税を行えば、景気悪化どころか、産油国への富の移転を防ぎ、場合によっては、景気浮揚効果まで得られます。
 それから、1500cc以上の大型車に対する課税の大幅強化。実際上、車が必要な家庭があるのは事実でしょうが、基本的に大型車は環境負荷の大きな、ただの趣味であり、贅沢です。
 自動車ユーザーは、道路の使用だけでなく、温室効果ガスの排出にも責任を負っていますが、現状ではこれに対する課税がなされていません。
 徐々に世界では、エネルギー効率が高く、低炭素社会により順応した国が有利になるように変わりつつあるように思います。
 それから、マイカーを減らした場合、これを補うために公共交通機関の整備が必要になると思われますが、現実的にはそれは鉄道とバスであり、輸送力を考えれば実際には特に鉄道の役割が大きくなると思います。
 マイカーを減らすことから一歩踏み込んで、鉄道を見直す必要があると思います。
道路同様、採算度外視でじゃんじゃん作って欲しいとは思いませんが、ある程度は自動車や航空機から鉄道へのシフトが必要だと思います。
 既に世界中でこういった動きが見られるのですから、日本だけ例外であり続ける必要はないと思います。

★393 Commented by 吉田健一 さん 2008年10月16日 23:58
 

 私も公共の交通機関を利用する時、「車で行くのとどっちが良いのか?」といつも考えてしまいます。平日はほとんど車に乗らないので、マイカーの維持費とバスや電車代を比較するとマイカーは持たない方が良い、と言う結論になってしまいます。むしろマイカーの維持費分だけ毎月交通費を使う方が大変かもしれません。しかし、それでもマイカーは必要だと感じています。
 コストだけ考えれば、レンタカーやタクシーでも良いのですが、何となく使うことに違和感があります。それは、車に乗るまでに手間や時間が必要だからだと思っています。マイカーなら玄関を出たらすぐに乗れます。この利点だけでもマイカーを持つ価値があると思います。もし、レンタカーや公共機関と同等のコストで、時間に縛られない移動手段があれがばマイカーは自然に減って行くと思います。

★392 Commented by 木村 文男 さん 2008年10月16日 23:02
 

 マイカーを減らすことに賛成します。
 都市部、特に東京23区中心で考えたいと思います。マイカーが減るのが都市部だけでも構いません。車が減れば空気もきれいになります。確かに多少マイカーが減ったところで、温暖化を止めることは出来ないかもしれません。しかし普段から「温暖化対策」の心がけは必要です。その一歩を多くの人が踏み出して、きれいな地球を未来に届けようではありませんか。
 また、新車販売台数は年々減少しています。賛成と反対で意見はありますが、マイカーは確実に減っています。
 経済という視点では、家庭の支出と国の税収、両面で考えて見ることにします。個人がマイカーを保有しなくなれば、移動は公共交通や自転車を利用する事になるでしょう。家庭の支出は減ります。国の税収も同時に減ります。極端な例で、たとえばマイカーの5割も廃止したらどうなるでしょう。
国は予算が取れず、自転車取得税、保有税を決めたり公共交通機関の運賃に税を掛けるのではないでしょうか。
 また自動車業界が縮小すれば新たな雇用先も必要です。シルバーカーやセグウェイの様なものか、はたまた空飛ぶタケコプターか、グリーンエネルギーを使用する何かが生まれる事を期待します。日本の底力で、とんでもない発明が出てきたら楽しいですね。
 現在のところマイカーの代わりは自転車が最有力候補でしょう。海外ではフランスの「ヴェリブ」が成功事例であります。日本でも都市部では実現不可能では無いでしょう。NYのマンハッタンではブロードウェイの1車線を自転車専用にする計画もあります。何も海外の真似をする必要はありませんが、良い事例は参考にさせてもらいましょう。内堀通りは自転車専用!毎週日曜日にパレスサイクリングとして解放されています。レンタルもあるので今度の日曜日にいかがでしょうか。
 あまり話題を広げたくはありませんが、車には道路が必要です。道路は税金で造られています。国の借金は700兆円を超えました。1日に数台しか車の通らない橋の建設費が数億円…実は近所にあります。個人用ヘリコプターでも開発した方が汎用性が高いのではないでしょうか。払いきれない借金が足かせになり、景気も良くならないのだと思います。
 マイカーを減らす為に、別の何か、技術革新を夢見ます。現状から変化する事は大変な事ですが、当時に期待が膨らみます。勝間さんの提言で「アサーティブ」してみました。すっかり乗せられてしまいましたが、お礼を言いたい気分です。

★391 Commented by 田中 広和 さん 2008年10月16日 20:56
 

 色々な問題が複雑に絡み合っているテーマだと思います。それを総合して論理的に結論を出すことは不可能でしょう。感覚的には都心に住んでいるせいか、あまり必要としていないので賛成です。
 利便性だけを見ればもう少し減っても良いと思うのですが、車を持つ人の中にはステータスシンボルあるいは趣味として持っている人も多いのではないでしょうか。男女問わず、車が好き!という人は一定の割合でいますよね。または観光やアウトドアなど、非日常的に使うことを想定している人にとっては、税金を気にして日常でも使わざるを得なかったりしますね。
 例えば、次元が違うかも知れませんが私は昔カッコ良いと思って煙草を吸い始めましたが、最近はエコブームと禁煙ブームの融合のせいか、最も大きな社会的な流れとしてはカッコ良いものでは無くなってしまいました。車も交通事故などの悪い面にどんどんスポットを当てていけば、持っているだけで犯罪者、というイメージもでてくる可能性はあるのではないでしょうか。

★390 Commented by 柴田 賢 さん 2008年10月16日 20:37
 

 これからの地球環境や化石燃料の枯渇を考えると、税金を含む維持費や、ハイブリッドや電気自動車などの購入費はもっと高まると予測されるので、マイカーは自然に減って行くと考えています。
 それに先駆けて、マイカーを持たない事のメリットを数字化して解りやすくアドバイスするのには大賛成です。
 ただ、我が家では幼い子供が2人いる転勤族で、マイカーがあるとなにかと便利で手放せていません。
 なぜなら年20万円の予算でマイカーを持つ以上の便利さをどうやって手に入れるのか解っていないからです。その方法を探るのも、地球環境への配慮も現在の便利さに流されて、優先順位の下位になっているからです。
 マイカー無しでも面白くて楽しい代替案を色々と募集し、皆さんにより、「面白そう」と思っていただけるとよりマイカーを減らす事ができると思います。
 僕も、マイカー無しで便利で楽しくて経済的にも良い方法を、夫婦喧嘩なしで実現できるよう探っていきたいと思います。

★389 Commented by 柏 純子 さん 2008年10月16日 20:22
 

 単に、マイカーを減らそう、ということであるならば、私は反対です。
 化石燃料を利用するクルマを減らす、というならば、賛成です。代替エネルギーを使った、車を作って欲しいと私は思っています。
 勝間さんのなさった試算は全て、ガソリンを使って走る車に関しての試算だと思います。では全てがハイブリッドになったり水素やその他の燃料で走る車が出来たとしたら、新しい燃料、新しい走行システム、それに伴った道交法の改正などが整っていけば、本当にそこまでクルマを減らさなければならないのか、といった議論にならないのではないかと思っています。
 私は車が大好きです。好き嫌いの問題か、と一喝される方もいらっしゃるかと思いますが、車はただの道具ではありません。携帯や、ipodなどと同じ、文化だと思っています。
 昨今のガソリン高の際に、道がどのような状態だったか、勝間さんは感じていらっしゃいましたか?明らかに車の量が減りました。また、ガレージから車が消えています。必要がない、持つのが大変だ、と思えば、いらないと思う人のガレージから順に、車が消えていくと思います。淘汰とは、そういうことだと思います。
 同時に、代替燃料で動く車がさまざまな選択肢を持って登場すれば、たちまちガソリンを使う車がなくなっていくことも、未来の映像として描くことも可能かと思っています。今のように、コンパクトカー中心のラインナップでは、なかなかその夢を現実へと描き直すのは難しかと思います。
 「マイカー」が大きな問題ではないでしょう。代替エネルギーについて、それを使って走る車に関しての、それを使って動く社会についての考察をいれたうえでの、提言であるならばそれについては再考したいと思います。

★388 Commented by 南川郁夫 さん 2008年10月16日 19:09
 

 自動車は社会のあり方を根本から変えてしまう道具だと思います。
 まず人の動きが従来の地域の枠をたやすく超えてしまうこと。たとえば従来、歩ける範囲で買い物をし、そこに売っているのもので十分生活できていたものが、郊外型巨大店舗にばかり客が集まるようになって従来の小売店がつぶれ、いやでも自動車で買い物に行かざるを得ないようになり、結果として「クルマがないと生活できない地域」が出来上がっています。
 さらに、自動車の利便性ばかりを考えた道路行政によって従来の「道」が持っていた広場としての機能が失われ、コミュニティの変質を招いています。家の前の道は子供の遊び場であり、近所の人と無駄話をする息抜きの場所でもありました。地域が緩やかに「面」としてつながっていたと思います。しかし自動車が道路の「主役」となってしまった今ではそういう機能は著しく損なわれています。最近問題になっている子供への犯罪行為なども、道が広場としての機能を保っていれば常に人目が行き届き、防ぐことができたのではないでしょうか。道路を広げるために今まで生活のあった家並みが立ち退かされて風景が一変するなどということは日本全国で起きていますが、そういうことも人々の心理にいろいろと影響を及ぼしているように思います。
 好きなように移動したい、人より速く移動したいというのは人間の根源的な欲求です。その欲求をあおるかたちで自動車業界と政府が作り上げたのが今の「自動車中心社会」です。いまこそいったん立ち止まってその是非を考えてみるチャンスです。まず「マイカー」を減らしてみましょう。新しい社会の形が見えてくるかもしれません。

★387 Commented by 杉田識文 さん 2008年10月16日 18:47
 

 生活に最低限必要なものは、洗濯機・エアコン・冷蔵庫・ガスコンロ・TV程度です。
(もちろん、郊外では「車」も入るでしょう) そう考えると、音楽関連機器・食洗器・携帯・雑誌・1600CCクラス以上の車などなど・・・すべて不要なものばかり。
 そうなると、産業の発展って不要なの?って思う位。でも、「贅沢は敵だ!」っていつの話? 時代と共に「贅沢は素敵だ!」に変わりました。みんな、人生を少しでも楽しく生活したい♪それに、「経済」が世の中に発生してからは、贅沢を禁止しては、世の中が発展しない構造になった。
 ただ。。。
 私は、『「マイカーを減らそう」って意見が出ること』を大切に、そして大きくしたい。「環境」ってやつを考えなきゃいけない時代じゃないかな? 今回は、「マイカーを無くそう!」じゃなくて「マイカーを減らそう」って提案です。そんなに必要が無い人なら、無くしても良いんじゃないかな? 月に2~3度しかエンジン掛けない人も結構いるもんです。 であれば、強制とか税率変化はナシとしても、マイカーを無くす決断をする背中を押す事になるのでは? 結果的に、環境悪化が少しでも鈍化するのなら、とても良いと思いますよ

★386 Commented by 斎藤俊彦 さん 2008年10月16日 16:53
 

 マイカー減らそう、という見出しは、勝間さん本人がお付けになったのでしょうか? 勝間さんのご提言本文を読むと、マイカーを持つべきか慎重に検討しましょう、としか書かれていないように思います。
 人は、習慣化されてしまった行動については、意識的に再評価しない限り、あたりまえのこと≒最適な行動と思い込みがちです。しかし、あたりまえと思ってしている自分の行動を再検討してみれば、もっとゆとりのある、より豊かな暮らしのヒントが得られるかも知れません。
 私には、自分の生活に関するいくつかの原則があります。そのひとつは、オーバースペックにコストはかけない、ということです。あなたの生活において、本当に大切なこと、本当に必要なものは何ですか? 自分にとって本当に大切なことや必要なものに、自分が利用できる資源をより多く配分できるように、良く考えて、節約できることは節約した方が、ゆとりある、より豊かな生活ができるのではないでしょうか。
 マイカーについても、各個人が自分の状況や価値観に基づいて、節約できることがあれば、積極的に節約する。それが各個人のゆとりある生活に結びつき、さらに結果として適度にマイカーが減り、社会や環境に良い影響をもたらすならば、それ以上のことはないのではないでしょうか。

 
 

勝間さんの提言「マイカー減らそう」に対する
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