韓・アフリカの経済協力基金に2千万ドル追加拠出
【ソウル28日聯合】企画財政部の姜万洙(カン・マンス)長官は28日、「昨年、韓国がアフリカ開発銀行(AfDB)に500万ドルで設置した韓・アフリカ経済協力信託基金に、2000万ドルの追加拠出を推進する」と明らかにした。ソウル市内のホテル開かれた「2008年韓国・アフリカ閣僚級経済協力会議(KOAFEC)」に出席し、インフラとエネルギー、情報技術(IT)分野の経済協力策を提案した。
KOAFECは、企画財政部とAfDB、韓国輸出入銀行が共催する韓国・アフリカの包括的な経済協力協議体で、2006年4月の会議に次いで今回が2回目だ。会議にはアフリカ開発銀行のカベルカ総裁や国連アフリカ経済委員会のジャネ事務局長など、21カ国の22閣僚級高官ら総勢130人の代表団が出席した。
KOAFECに出席した姜長官=28日、ソウル(聯合) |
会議では、韓国・アフリカ間の経済協力の必要性を共感し、経済協力ビジョンと方向に対し共同宣言文を採択した。共同宣言文は、インフラや資源開発、IT人材開発など6つの主要関心分野で経済協力を強化することを柱としている。
実務者会議の「KOAFEC諮問団会議」では共同宣言文に関連し、経済協力事業の具体的な実行計画の「KOAFECのアクションプラン2009〜2010」を確定し、6つの分野で7億6000万ドル規模の29の協力事業を推進するとした。
また、企画財政部は6億8000万ドルの対外経済協力基金(EDCF)支援の了解覚書(MOU)を締結したほか、放送通信委員会は情報通信技術分野で、輸出入銀行は国土開発補修事業に関連し、それぞれ契約を締結した。