韓国のアニメ・キャラ産業、海外輸出が好調
【ソウル28日聯合】韓国コンテンツ振興院は28日、フランス・カンヌで13〜17日に開かれた「国際テレビ番組見本市(MIPCOM)」に、国内アニメーション業者35社が参加し計7000万ドル規模の契約を結んだと明らかにした。契約規模は昨年の5570万ドルより26%増加した。
世界80カ国余りで放映中の「ペコム」は、スペインのBRBインターナショナルと2010年に全世界の劇場上映を目標に400万ドルの長編アニメーション共同制作および投資契約を結んだ。「KAMBUのミステリーアイランド」もBRBインターナショナルと210万ドルのフル3Dアニメーション共同制作および投資契約を結んだ。
ドイツで15〜19日に開かれた世界最大の書籍見本市「フランクフルト・ブックフェア」では、コンテンツ振興院と共に参加した韓国のマンガや書籍関連10業者が、昨年(55万ドル)より18%多い65万ドルの契約実績をあげた。さらに、1〜2日にロンドンで開かれた「ブランド・ライセンシング・フェア2008」では、韓国業者がアジアで唯一参加、87万ドルの契約を結んだ。
コンテンツ振興院は「ことしはMIPCOMへの参加者やバイヤーの数が例年より減るなど、海外展示会も世界経済低迷の影響を受けているが、国内のアニメーション業界の成長は続いている」と話した。