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「麻生さんのおうちを見にいこう」のどかな企画に警察暴力―関係者に聞いた現場の真実

Esaman2008/10/27
26日夕刻に行われた渋谷駅前から麻生太郎首相のお宅見学に行くという、ごく平穏な企画は、警察に「無届けのデモ」と見なされた結果、3名の逮捕者を出すという異常事態に発展してしまいました。しかしこの企画は本当に逮捕に相当するようなものだったのでしょうか?現場の様子を伝える、雨宮処凛さんらの証言を紹介します。
東京 事件 音声

「麻生さんのおうちを見にいこう」のどかな企画に警察暴力―関係者に聞いた現場の真実 | 逮捕の様子。信号が青になったとたんに、大量の警官達が襲い掛かってきたとのこと(写真はすべてmkimpo氏提供)。
逮捕の様子。信号が青になったとたんに、大量の警官達が襲い掛かってきたとのこと(写真はすべてmkimpo氏提供)。
 10月26日夕刻に行われた渋谷駅前から麻生太郎首相の大豪邸に向かうというリアリティツアー「6200000000ってどんなだよ・・。麻生首相のお宅拝見」は、ただ歩いていただけの、麻生さんの豪邸が見たい人たちの中から、3人もの逮捕者が出るという異常事態に発展してしまいしました。

 このリアリティツアーは、格差社会の頂点の様子をのぞきにいくという企画で、フリーター全般労働組合が企画したもの。第一回は「過労死は自己管理の問題」「労基所はいらない」「各社が出るのは当然」などと言い放って物議をかもした人材派遣ザ・アールの奥谷禮子社長の自宅に、貧乏人が見学のために大勢でおしかけて、お弁当を食べてみたり、警備員の人と仲良く話をしたりしたそうです。筆者の友人で実際に参加した人は「社長宅は、それほどおもしろくなかったけど、使われている警備員の人と話したことで、なんだか格差をリアルに感じた」と語ります。

 さて、今回の第二回ツアーは、反戦と抵抗のフェスタのプレイベントとして企画されたもので、渋谷駅前に集合したのち、渋谷の駅から歩いて行ける距離にあるという、敷地だけでも62億円するという、麻生首相のお宅を見学にいこうという、なんとも「のどかな」企画です。

 ですが、この、なんとも牧歌的な企画は、麻生首相のお宅に到達することができなかっただけでなく、3人もの逮捕者が出るという結果となってしまいしました。現場では何がおこったのでしょうか? 居合わせた人たちの証言をもとに、レポートします。

 複数の信頼できる情報源から、その人が直接見聞きした情報を精査して記事を仕上げていますが、記者自身が現場にいたわけではないという点にご留意ください。

◇ ◇ ◇

 まず15時すぎに、渋谷駅前のハチ公前広場で“反戦と抵抗のフェスタ2008”の人たち街頭宣伝活動を開始します。そのまわりを参加者とも、野次馬ともつかない感じの人達が集まり、渋谷の豪邸ができた経緯などが説明されました。

 そこでは、麻生首相は九州で炭鉱を経営していた一族の出で、その一族は、多くの日本人や朝鮮から徴用してきた人たちをコキ使って財産を作って、その財産で、渋谷の一等地に敷地だけで62億円もする豪邸を手に入れたとか、一着30万円のスーツを年間10着、40年以上も毎年仕立てているとか、たった一日で大卒初任給の2倍の金額の弾丸を撃ちまくって射撃の腕はオリンピック級だとか、大先輩のゴルゴ13で国際情勢を勉強しているだとか、いろいろとマメ知識的な話が紹介されました。

 反貧困ネットワークの湯浅誠さんは、先日、福岡に行った時に見かけた麻生首相の実家の敷地が広大であった話などをしました。次に、いま貧乏生活をしている若者、派遣労働やフリーターで働いている非正規労働の若者達が、いくらくらいの賃金で、どのような生活を強いられているか、という話を、実体験者を中心に何人かがしてくれました。

 そして、そのような生活を強いられている私達と、「華麗なる一族」のような麻生首相の生活、このギャップを実感するために、麻生首相の豪邸がこの近くにあるからせっかくだから行きましょう、という話で終わりました。この間20分ほど。

 そして会場にいた参加者と野次馬のみなさん、だいたい50〜200前後の人たち(どこまでが参加者かは不明です)で、話題の麻生さんのおうちに出かけようとしました。

 会場には、先日の明治公園で行われたデモでも使われた「お宅拝見!!」の横断幕のほか、麻生首相の顔をかいたプラカード、大きな風船に麻生首相の顔に「うち来る? イクイク」などと書かれたもの、ガイコツの巨大パペットの顔に、麻生首相の顔をくっつけたもの、プラカードなどが用意されて、なんとも陽気な一向ができあがっていました。

 ところが、「これは無許可のデモなので、横断幕やプラカードはダメだ」ということを集まってきた警察が言い出したので、愉快な横断幕や風船などはとりあえず降ろして、特に騒ぐこともなく、ブラカードや看板なども手に持って、5人くらいの列になって、ぼちぼちと出発しました。

 証言してくれた人の全てが口をそろえて、「とてものどかに始まったし、集まった人たちも警察に協力的で、おとなしく歩いていた。」と証言しています。

 一行が渋谷駅前のハチ公園を出て、ハチ公と東急本店との間のあたり、かなり人通りの多い交差点で、事件は発生しました。

「麻生さんのおうちを見にいこう」のどかな企画に警察暴力―関係者に聞いた現場の真実 |
 先頭グループにいた雨宮処凛さんは次のように証言します、

 「信号が赤だったのでとまっていて、進みだしたところに、私服の公安警官が走ってきて、先頭でプラカードを手に持っていた人に襲い掛かってきて、押し倒した。その人を助けおこそうとした人にも襲い掛かった。そして、私達全員を蹴り倒すような勢いで、制服の警察官が大挙して押しかけてきて、現場は大混乱でした。

 そして混乱が収まったころ、3人が逮捕されていたことがわかりました。私達は、とくになにもしていなかったし、警察の言うことは聞いて、デモをしていたのではなくて、ただ歩いていただけだった。どこまでが参加者で、どこまでが通行人かもわからない状態だった。警察のやったことはとてもひどい内容だと思います」

 この間、約5分ほど。時間としては16時頃の出来事でした。

 逮捕者のうちの2人の容疑は公務執行妨害。1人は不明、とのことでした(26日20時現在の情報)。複数の方の話を総合すると、最初に押し倒された方は「みなさん麻生さんのおうちを見にいきましょー」と言っていただけで、特に危険なことや、デモ行為をしていたりしたわけでははなさそうです。

 また、マスコミ報道によると「渋谷で無届けのデモ行進、男3人逮捕」とあります。公安部発表は「公安部は、再三警告を行ったにもかかわらず、行進などを行った」とのことを主張しているようですが、筆者が、意見も立場も異なる、それなりの人数に聞いて回った結果としては、警察からの警告などは一度もなく、むしろ集まった人たちは、デモができなくても、麻生のうちを大勢で見に行くのが楽しいので、警察にも大変協力的で“デモをしていた”という認識は乏しいか、全くなかった、との事でした。5人くらいの列になって、という話も警察側からのものだったそうです。

 まさか警察側が列を組んで、デモをしているような体裁を整えさせて、その上でワザと逮捕したというわけでもないとは思いますが。どうなんでしょうか。

 このような事件があったので、お宅拝見は急遽中止。参加者のみなさんと、野次馬の人たちは、渋谷警察署に移動して、中で不当に拘留されている3人に向けて激励したり、渋谷署に抗議行動をしたりしました。

「麻生さんのおうちを見にいこう」のどかな企画に警察暴力―関係者に聞いた現場の真実 | 3人が連れ去られた跡に、そのまま渋谷署に集まってみんなで激励と抗議を行った。接見に向かった弁護士は2時間も待たされた。
3人が連れ去られた跡に、そのまま渋谷署に集まってみんなで激励と抗議を行った。接見に向かった弁護士は2時間も待たされた。
 急遽接見に向かった弁護士が接見の妨害をされて、2時間にわたり待たされたりもしました。応援に駆けつけた人たちの話によると、これは明らかな警察による妨害にあたる、とのことでした。

 反戦と抵抗のフェスタ2008の山口素明さんは、「3名をすぐに釈放しろ。絶対に麻生の家にはお邪魔させてもらうから、そのつもりでいてほしい」と語っています。

 また単純に、都心部にある超豪邸を見たかっただけで、あまりデモなどにも参加したことがないという、ヤジ馬的な人は、

 「明治公園の集会とデモが面白かったので参加した。今回の企画は、こんな都会の真ん中の渋谷の駅から、 歩いて行けるところに大豪邸があるなんて知らなかったので、是非みてみたいと思って参加した。歩いていただけなのに逮捕者がでるなんてひどい。警察ってひどい事もするんだと知って怖くなった」

 と話してくれました。

 逮捕劇を真近で目撃したある人は、

 「いきなり警察が現れて、なにがなんだかわからないうちに、先頭にいた人を、すばやく連れ去っていきました。何が起こったのかがわからない間に、あっという間に連れ去りました。歩いていた人たちは、マスコミで報道されているように、デモ行進をしていたわけでも、暴力を振るったわけでもありません。

 むしろ警察のいうことを聞いて、おとなしくしていたわけで、まさか逮捕されるとは思っていなかったので、唖然としました。あの程度で『無許可デモ』になるのなら、遠足の帰りの子供や、修学旅行の生徒達のほうが、よほどうるさいような気がします」

 と不思議そうに語ってくれました。

 主催者側の関係者の一人は、

 「警察側の言うことをよく聞いて、プラカードや風船などはしまいました。これで逮捕されるとは不思議な話です。突然走ってきて暴力を振るったのは警察であり、参加者の皆さんではありません。また、警察のいうことも、よくわからないことがいくつかありました。

 プラカードなどを下ろすのはいいとして、ガイコツ人形の麻生の顔をはずせだとか、風船についている麻生の顔をはずせだとか。ガイコツはともかく、風船の麻生は親しみがこもっているものですよ。そんなに麻生太郎が嫌いなのかなと思います。ボクも好きではありませんが」

 と、事件後の対応に追われながらも、話をしてくれました。

◇ ◇ ◇

 ところで22日にはフリーター全般労働組合が、麻生首相に団体交渉を申し入れていましたが、労組の人によると、麻生首相からは、日程があわないので団体交渉には応じられない、という返答だったので、もう一度交渉を申し入れよう、ということで、この日は再度のお願いの手紙を、大きな看板にして持ってきていたそうです。

 筆者が注目したいのは、麻生首相側は、日本の責任者である首相に団体交渉を申し入れる、というフリーター労組の素っ頓狂な企画にたいして、日程があわないのでダメだよ、という返事をしているにすぎない、という点です。

 団体交渉のというは雇用者と行うものなので、首相とするのは、さすがに何かがズレているのではないかと思うのですが、麻生首相側がそのあたりに文句をいっていないというのが、面白いですね。

 しかしこうした対応を見る限りでは、麻生首相は日程が合わないからムリ(忙しいですもんねぇ)なだけで、豪邸に押しかけられることを、嫌がっているわけではなさそうに見えます。

 今回、公安関係の方々が、首相とヘンな若者達との間で発生していた、このような経緯を無視して「KY逮捕」したのでなければよいのですが。

※以下の写真はクリックで拡大します。
◇ ◇ ◇
関連リンク:
麻生総理の動き 一覧(首相官邸)
6200000000ってどんなだよ・・。麻生首相のお宅拝見(イベント告知文)
もうこうなったら麻生の家に行くしかない!!の巻(雨宮処凜がゆく!)
歩いただけで逮捕!!(雨宮処凛・すごい生き方ブログ)
2008-10-22 麻生首相に団交申し入れ(Spiders’Nest :: フリーター全般労働組合)
反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉2008──責任者出てこい。これはヤツらの戦争だ。:今回の集会の主催者
ムキンポ化計画Le Projet Mkimpo:写真提供

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[38522] 訂正いたします
名前:平田修
日時:2008/10/28 23:11
田中秀郎様、
先の投稿で、貴殿のお名前を誤記してしまいました。
失礼いたしました。
[返信する]
[38521] 田中秀雄さま
名前:平田修
日時:2008/10/28 23:08
お久しぶりで御座います。
平田です。
さて、今回久々に貴殿の投稿を拝読いたしましたが、
引っかかる記述がありましたので、
レスを付けさせていただきます。

>手を出させて非難する手法もまた、
>自分たちのアピールを
>する一つの手段かもしれませんが、
>マンネリ化したその
>手法も再検討されたほうがいいのではないでしょうかね

手を出させた云々というくだりが、いかにも田中様らしい
シニカルな表現ですね。

しかし、これは手を出させたのではなく、
警察が不当に手を出したのではないでしょうか。

この団体の今回の行動は事前の警察との打ち合わせで
容認もされているのです。
これこれはやめてくれといういくつかの禁止行為を団体側に提示した上で、
それならばよろしいという容認を出しているのです。

この段階で、もしこの行動が無許可のデモに当たり、あるいは迷惑行為に当たるなり、
治安等の理由で、中止させたいのならば、その旨の勧告を出せたはずです。
しかし出していません。
団体側の説明を事前に聞いたうえで、行ってもかまわないと警察側が応答しています。
麻生邸の近くまで来て、規制区域に入ったら、
五人ずつなら行動してもよろしいという具体的な許可も出しています。

この打ち合わせ時の以下の模様でも明らかです。

http://jp.youtube.com/watch?v=VukCiIa0BDc

ところが、この顛末です。

逮捕の瞬間

http://jp.youtube.com/watch?v=3Uw701vV15U

この行動の趣旨説明をしている若者にいきなり私服姿の男が
若者のわき腹に手を回してつかみ掛かっています。
その後、若者は左手でこれを軽く離そうとするしぐさをしているように
見受けられます。
これが公務執行妨害罪なんですか?
よく考えてください。
いきなり自分の体を、それもわき腹という部位に他人から不意につかみかかられたら
本能的に、条件反射的に、まるきり無抵抗のままでいられますでしょうか。
またこの動画をどうみても、若者が激しい抵抗をしている様にも
見受けられません。

そして、その後、上司の公安担当の刑事と見られる男が
公妨だ、公坊だ おさえろ だの喚き出して、
配下の警官を集団で乱入させ、若者をねじ伏せて取り押さえている様が見て取れます。

これは明らかに恣意的な権力の濫用ではないでしょうか。

もしかりにですよ。この団体が、
事前の打ち合わせで示された禁止事項に抵触するような行動を何か始めたとしましょう。
それならば まずは勧告を出すなり、中止命令を出すなり出来たはずです。
それに従わずに、警官に対して物理的に暴力的に抵抗を示したならば、
公坊の可能性も否定は出来ませんが、
今回は違いますよね。
突然、不意に無言のまま近づいてきて、
若者のわき腹をつかんできて、有無を言わさず警官を乱入させての
逮捕ですからね。
これは、事前に公安によって計画されていた逮捕劇じゃないかと推察しています。

いったい誰が今回の顛末を事前に予想できましたでしょうか。

“手を出させた” という田中様の感覚が理解しがたいです。

もし、この逮捕に疑問を感じられないのならば、
民主主義国家の国民というよりも、
北朝鮮当たりの党幹部の感覚に近いのではないでしょうか。
[返信する]
[38504] 記事にコメント
名前:小倉文三
日時:2008/10/28 08:23
記事は読みました。でも、コメントは全部は読んでいません。


警察のしたことは、日本国憲法のいくつもの条文に違反していると思います。ユーモアを解するアメリカやヨーロッパではこういうことは起こりようがないように思いますが、いかがでしょうか? こういう無粋なニュースが海外に流れると、日本は、外交上、ますます相手にされなくなるのではないでしょうか?


これでは、「公務執行妨害」ということで、警察は何だってできますね。この点を追及すべきか、と思います。どこに「妨害」があったというのですか?


今の日本国には、経済上の窒息状態というものがあって、表現上の窒息状態というものがさらに加わったというのが、今回の事件ではないでしょうか? 「公安」の名に値しませんね。


警察は、やるべきことをやらず、やらなくていいことばかりをしているような昨今です。社会不安を増大させないために、この記事は有意義だと思います。
[返信する]
[38493] 表現の自由
名前:夏野繁造
日時:2008/10/27 20:04
この行動は、デモにしてはそれほど統一もとれてなく、誰かに迷惑をかけたわけでもなく、能動的な要求もイマイチなので本来は規制するほどのものではない、のでしょう。
だが、所轄だか公安だかしらないけど、余裕がないのか、点数稼ぎなのかこれまた分からんけど、かように自然発生的な集まりに理屈をつけてタイホー、ってことは云わば日常的に「かなーりなストレス」があるんじゃないのか。


次回は、現地集合の現地解散でやったらどうだろ。また、どうしても歩きたいのなら黒塗り、拡声器付き、日の丸立てた先導車を走らせれば逮捕はされない。(ジョーク)
[返信する]
[38489] ネットだけで呼びかけていたわけではないのですが。
名前:Esaman
日時:2008/10/27 19:35
どうも『ネットで集まって』ということに、誤謬があるようなので、ご返信させていただきます。

また、私の書きました、他の部分の指摘にも、ご感想をいただけると幸いです。


>冗談ではなく実際にネットとか使って人を集めて、50人近くが来たら、警備する側なら冗談にはとられないのが普通と思います。


うーん。どうでしょうかね。


『ネットを使って集めて』という言葉に、過剰に反応していませんか?


全くの顔見知り利でない人同士が、ネット上での呼びかけに応じて50も100も集まってきて『まとまって』行動していたら、たしかに脅威かもしれません。
ですが脅威だとしても、何もしていないのなら捕まえてはいけない。
少なくとも、今回は『デモ』も『暴力』も発生していなかった、というのが参加者と見物人から聞き取った限りの情報です。今回は、自身が現場にいた7月の札幌とは違い、かなりの人数に聞き取りをしましたので、悪いのは警察なのではないかという印象をもっています。


さらには、今回の企画は、確かにネットでも呼びかけていましたが、私の手元には、紙のチラシが回ってきていました。ネットではあまり見ていないです。
呼びかけ団体は、反貧困活動などの現実の世界での活動でも、地道に呼びかけていたようです。

ネット上の情報だけを見て参加したり、見物したりした人たちは、どちらかというと、遠巻きに見ていたのではないでしょうか?

何度か参加したりして、ある程度は『デモ慣れ』している人たちが、中心部にいて50人強ほどだった。ということではないかな、と思っています。


この『デモ慣れ』という言葉も、誤解をされそうなので説明しますと、路上で集団で行動するときには、こういうことに気をつけよう、ということになれた人たち、という意味です。


デモ慣れとは『昔の過激派』ですと、身元情報がわかるものは持たない、ゴイイリイミオーイ、などなど、モロにつかまること前提の知識だったのでしょう。
いまでもそれは、企画の中心部のスタッフにとっては大切に知識であることは変わらないでしょう。
ですが、最近のアクションに参加している多くの(若い)人にとっては、ムリをしない、なにか鳴り物を用意する、少しいい服を着る、歩きやすい格好をする、楽しむことが大切、警官とも通行人とも参加者ともケンカしない。
などのこと、なのではないでしょうか?


田中さんが実際に、若者達の起こしているこのようなアクションに、昔ではなくていま、参加したことがあるかどうかわかりませんが、私の考える限り、このような人たちの起こすアクションに対して、暴動の可能性があるとか、危険だとか言い出すのは、妄想に等しい発言だと思います。


少なくとも、この騒動でも中心にち会ところにいる雨宮処凛さんという人は、無意味な衝突は避ける人ですし、バランス感覚のある人ですから、そのような気配のあるところには顔を出さないのではないかと思うのも、その理由のひとつです。


こういった『デモに慣れた人たち』が集まっている場合、全くの見ず知らずがネット上の呼びかけのみで集まっていたり、特定の思想的な指導や傾向によって集まっている集団(昔の過激派?)よりは、よほど安全なのではないかと思いますが、いかがでしょうか?

『昔の過激派』が、いま集まった場合や、『政治の季節』に若者が集まった場合は、どうなるかは、知りませんが。今回はされではありませんしね。


警戒するのはいいとして、暴動など起こす可能性のない遠足一行を、行われていなかった『無許可デモ』をでっち上げて逮捕している『警察の無能』をこそ、突くべきかと思います。


マスコミの鵜呑み報道も問題ですが、このネット時代、メディアリテラシーがない私たちにも、問題でしょうね。
[返信する]
[38488] あのひとは『一般の会社社長』じゃないと思いますよ。
名前:Esaman
日時:2008/10/27 19:02
第一回のリアテリティ・ツアーは、 私は参加していないのですが、奥谷禮子という人のご自宅他を見て回ったようですね。

どこにでもいるような、一般の会社社長宅に、団交でもないのに押しかけていたとしたら、たしかに『やりすぎ』でしょうね。


でずかこの人、政財界とも色々と、つながりのある人のようですし『一般の会社社長』というわけでも、ないと思いますよ。
これだけの人物になると、それこそ『お宅拝見』などで公表されているのではないでしょうか?(調べてませんが)


そもそも『一般の会社社長』が、TVや雑誌で『派遣は自己責任』とか『過労死は自己管理の問題』といってみたり、派遣労働を礼賛したりすることは、ないわけでして、そのあたりのことも加味してご判断願えればなと思います。


また『格差社会を実感するために、ネット上や机上で議論するのではなく、実際に足を使って見に行く』というのは、意外と大切なことかとも思います。



下記に、ネット上で見ることのできる情報源を提供します。


●実際に参加した人たちによる写真

フリーター全般労働組合 リアリティツアー1「ピンハネ御殿拝見」
http://d.hatena.ne.jp/spiders_nest/20080124
ムキンポの忍者ブログ リアリティツアー1「ピンハネ御殿拝見ツアー」
http://mkimpo.blog.shinobi.jp/Entry/366/


●ネットで見つけた雨宮さんの体験談。

香山リカさんと雨宮処凛さんの共著『生き抜くこと―対論』毎日新聞社(2008)(20-21頁)からのもの。

雨宮 この前、フリーター労組の人たちの呼び掛けで、格差の上の人たちの暮らしを見に行く「リアリティツアー」というのをしました。わたしは別の仕事で行けなかったのですが、奥谷禮子や折口雅博の家まで行ったんですよ。

香山 奥谷禮子さんは、みなさんもご存知のように、ザ・アールという派遣会社をやっている人ですね。

雨宮 「過労死は自己管理の問題」と言って、大バッシングを受けた人です。折口雅博は、日雇い派遣の最大手・グッドウィルで貧乏人たちから毎日二百円を「データ装備費」という名目で徴収し、年間十五億円の不当な天引きでボロもうけをしていた人です。その人たちの家を見に行ったわけです。

香山 アポなしで?

雨宮 もちろんアポなしです。まあ、見に行ってみよう、とにかくピンポンダッシュはしないでおこうと決めて(笑)。

香山 大人らしくね。

雨宮 はい、一応大人なので。でも、フリーター労組の貧乏な人たちが、ぞろぞろ行くわけです、田園調布とかに(笑)。折口の家の前でおにぎりを食べたりして(笑)。あと、折口の家にだけ警備員がいたので「やっぱ派遣ですか?」「時給いくらですか?」と聞いたり(笑)。でも、別に悪いことをしているわけじゃないですよね。道端でおにぎりを食べているだけなので。写真を撮ったりして、「ああ、こういう感じなのか」と見てきたというツアーです。

香山 おとなしいですよね。外から見ただけなんだ(笑)。

雨宮 そうです。火のついた物を投げたりはしないんですよ(笑)。捕まってしまいます。

[返信する]
[38486] それと気になるのは
名前:田中秀郎
日時:2008/10/27 18:17
Esaman様
この企画の前はどこぞの社長宅だったそうですね。
このご時世、一般の会社社長の自宅あたり、そうそう
公表したりしていないと思うのに、そこをめがけて
見に行くというところに、怖さというより、
気持ち悪さを感じます。

>半分冗談のようなアクションを、過剰に怖がりすぎている
、あるいは『KY』して取り締まっているのは、警察ではない
でしょうか?

冗談ではなく実際にネットとか使って人を集めて、
50人近くが来たら、警備する側なら冗談にはとられな
いのが普通と思います。
まして主催者はちょこちょこデモを主催している団体では
ないですか。
警戒されても仕方ないでしょうね。
もし警戒していなければ、それこそ「税金もらって何やってる」
と警察の無能をつくべきかも。
[返信する]
[38485] 『無届のデモ』という前提が、捏造情報だとしたら?
名前:Esaman
日時:2008/10/27 16:20
ご意見ありがとうございます。
私もこの企画は、ぜひとも参加してみたかったものです。
渋谷の駅から歩いていけるところに豪邸があるなんて、それが首相のうちでなくても、どんなものか、気になりますからね。

まして、麻生首相の生活やご実家のことは、いろいろと報道もされているわけですし、マンガ好きを公言したり、秋葉原で演説したりと、いままでの閣僚にはない行動のある首相のことが気になるのは、無理からぬ事と思います。支持するかどうかは別として。



まず、私の記事の与えた誤解を訂いたします。


●200人は現場にいた人の総数。『つるんで』いたのは50人ほど?


>かつ200人近くつるんで


とのことですが、マスコミ報道では40-50名。
人数を特に明記していないきじも多いですね。これには理由があります。

聞き取りをした多くの方の証言の多かったのは、100人より少ない程度ではないか、というものでした。
ただ、通行人や、遠巻きに参加、ヤジ馬の方々も、結構ついてきてており、参加者がどこまでかが不明瞭。
現場周辺で一緒に移動していた警察官以外の人たちも含めて、おおきなかたまりを『参加者』とみなす場合の上限数が『200』くらいかな、ということです。

今回の企画はデモや行進ではなくて、遠足に近いものなので、主催者側の意図としては固まって歩くつもりあまりなく、通行人にも一緒にいこうと呼びかけていて、それなりの数の人たちがついていていたそうです。


●『無届のデモ』として一方的に認識したのは警察のほうです。


この企画は、呼びかけの段階から、デモをしようと呼びかけていたわけではなく『お宅拝見!!』と呼びかけていただです。また、一貫して歩道を歩いていたに過ぎず、アピールも特に行っていません。

(『デモ』というのは車道で、アピールのために行うものです)

筆者の経験では、どこかの公園で集会やお祭り(政治的なものだけではありません)をしたあと、100人以上の参加者が手にいろいろなものをもって、場合によってはいろいろと奇抜な格好をして、歩道をゾロゾロ歩いて移動する、という光景は、何度も目撃したことがあります。特に珍しいものではないでしょう。
ですが、警察がそれを逮捕する、規制する、などという話を聞いたことはありません。
『世間』において、それは、ただの集団での移動であり、行進やテモではないと思います。


●昔の過激派と一緒にするのは、ムリがあるのでは?


私はその世代ではないのでわかりませんが、ヘルメットにゲバ棒の『デモ隊』が機動隊と衝突、という映像や写真は見たことがあります。
当時の時代背景としては、それなりの意義と必要性もあったのだと思いますが、あまりにいきすぎると、確かに『なにをするかわからん』という気になるのも理解できます。

ですが、今回の『デモ隊』には、武装した人は誰一人おらず、風船や人形をもった人たちの集まりです。しかも特になにか叫びながら歩いたわけでもなく、目的は『お宅拝見』ですからね…


さらにいえば、麻生首相の側は、この日に団体交渉を申し入れられており、日程的にムリだからゴメンネ、という返答をしています。
ちゃんと返答しているので、なんだかヘンテコな連中がうちを見物にくるんじゃないか、程度のことは認識していたのではないかと思います。

半分冗談のようなアクションを、過剰に怖がりすぎている、あるいは『KY』して取り締まっているのは、警察ではないでしょうか?



●この事件は、手を出させて非難する、マンネリ化した手法?


私も現場にいたわけではないので、主催者が、わざと逮捕される気でいたのかどうか、という微妙な雰囲気については、なんともいえないです。

ですが『お宅拝見』にしろ『首相に団交申し入れ』にしても、発想としては、いままでの運動にはなかった、奇抜で面白いものではないかな、と思います。

そのあたりの工夫は、認めてもいいんじゃないでしょうか?
[返信する]
[38480] 主観と客観の違いかと
名前:田中秀郎
日時:2008/10/27 15:23
首相のおうちを見に行く。
これはすごく素朴な発想で私も参加したいです。
でも、今のご時世で、かつ200人近くつるんで
いろいろアピールするための材料もっていったら、
それは普通、世間では「デモ」と取られても仕方なかろう
と思います。

今はそれほどでもありませんが過去の過激派の
行ったテロなど考えれば、無届のデモとか聞けば
警察が当然、それなりの対応をするのは想像がつくはず。
それがわからないほどの「主催者」でもなかろうに。

手を出させて非難する手法もまた、自分たちのアピールを
する一つの手段かもしれませんが、マンネリ化したその
手法も再検討されたほうがいいのではないでしょうかね
[返信する]

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