関連する書籍や実際に会社を作った人間の視点で補足を入れて再作成しています。
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10分でわかる。株式会社の作り方
==会社を作ることを思い立った==
①独立・起業準備
会社を立ち上げるというのは実は結構大変で、苦労している人のほうが多いのでまず何のために起業するのかをじっくり考えておくことが重要です。それとあわせて以下のような軽めの本を読んで起業のための前知識を入れながら、そもそも起業が必要かどうかを始めにじっくりと検討してください。
・会社のつくり方 (日経文庫)
成毛さんの起業心得本です。心得本としては起業前に読んで一番参考になりました。
・社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由
いわゆるハイパーネットの件ですね。最近は不動産でもよくありますが銀行との付き合い方で知っておかないといけないことの教養に。
・レバレッジ・リーディング
元ライブドアの堀江さんとかは本を読まない人でしたが彼は例外として、通常は本を読まない起業家はそれだけでリスクが高まると思っています。よく本を読む人からするとあまり意味がない本ですが、読まない人には読書の有用性や方法論を学ぶのにいい本です。
・Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」のつくり方
新しく組織を立ち上げる人は必ず読んでおいたほうがいい本だと思います。読みやすい割に教訓が意外なほど多い本です。
・失敗する人の法則
失敗する人の特徴をまとめている本です。これを読んだからどうなるわけでもありませんが自分がそうならないようなきっかけに読んでおいたほうがいいと思います。
次にビジネスプランの構築、事業計画書の作り方、許認可や法務上の問題点の洗い出し、資金調達などを行います。事業計画書の作り方は総務省の「事業計画作成とベンチャー経営の手引き」などが非常に参考になります。先日から書いている資金調達マニュアルも参考になると思います。
次は具体的な会社の作り方の説明です。
==登記の2週間くらい前==
まずここで考えておかないといけないことは法人設立を専門家にまかせても手数料は4~5万円程度(その他登記費用はかかる)でできるということです。なのでそこを節約しなくていい、と思う人は専門家に丸投げも一つの選択肢です。
②会社の設立準備
基本的に会社設立は時間さえかければだれでも可能です。
基礎知識から書類準備は「株式会社」はじめての設立&かんたん登記 新会社法対応 <改訂新版> (図解はじめて)<改訂新版> (図解はじめて)を1冊買ってこればオンラインでテンプレまでダウンロードできるサービスがついてるのでそれで十分だと思います。
③印鑑関連の準備
設立時の株主(発起人)と代表取締役は印鑑証明を提出する必要があるため印鑑登録をしていない人は役所で登録を、している人は印鑑証明証を取得しておきましょう。
次に会社の印鑑を作成する必要があるので「代表者印(丸印)」「銀行印(丸印)」「角印」の3種類を用意します。@はんこで作ると安くで済みます。
④書類の作成
「株式会社」はじめての設立&かんたん登記 新会社法対応 <改訂新版> (図解はじめて)<改訂新版> (図解はじめて)のテンプレートを使うか、会社設立時の定款のテンプレートyや法務局のHPでダウンロードできるものを見ながらいろいろと自分の会社に合わせて調整します。
⑤定款の認証作業
まずは公証役場で定款の認証を行う必要があります。
会社を設立予定の場所の管轄の公証役場を全国公証役場所在地一覧から探して訪問します。
この際に必要なものは会社設立に際して公証人役場へ持参するものを参照してみてください。
5万円ちょっとの現金が必要なのと4万円の収入印紙が必要なので収入印紙は事前に郵便局で買っておいてください。
⑥登記資料の整備
さきほどの登記の本のテンプレートを作成するか法務局のホームページからダウンロードできるので自分の会社の内容に合わせて調整します。
⑦出資金の振込口座を作成する
社長の個人名義で新規で口座を作ってその口座に出資金の払い込みを行います。
この際に名義は必ず出資者の名義で「振込」で入金するようにしてください。
払い込んだら出資金払い込み証明書を作成します。
⑧法務局に登記
書類一式を持って本店所在地予定場所の管轄の法務局に行き、会社の登記を行います。
必要な書類は会社設立に際して法務局に持参するものを参照。現金が最低でも15万円いるのでその点に注意です。
==会社の登記が完了==
登記完了まで東京都内で1カ月程度、都内以外では1~2週間かかるので(申請時にいつごろ完了か教えてもらえる)完了予定日以降に法務局で会社印の登録を行い、印鑑証明証と登記簿謄本を取得しておきます。謄本取得には一部1000円かかります。
⑨銀行の口座開設
登記簿と印鑑証明と銀行印をもって銀行で法人口座の開設を行います。
口座を作るときの注意点ですが普通は当日もしくは1~2日後で大丈夫ですが三井住友銀行は開設まで1週間くらいかかってしまうので注意です。
ただそれを差し引いても三井住友のWEBバンクが一番使いやすいので個人的にはお勧めです。
⑩その他届け出
通常は税務署と都道府県市区町村への届け出が必要です。税理士と顧問契約を行えばこのあたりはすべて税理士がやってくれます。
ただ基本的に知識がなくても税務所で書き方は教えてくれるので税理士なしでも十分にやっていけます。
ちなみに僕は1社目の会社を立ち上げた際はすべて設立から会社の清算までを士業の人を使わずに自分で行いました。実務に関しては税務署への各種届出、都道府県市区町村への各種届出を参照してください。
次に社会保険事務所や労働局や職業安定所への届け出が必要です。社会保険労務士と顧問契約を行えばこのあたりはすべて社会保険労務士がやってくれます。
社会保険労務士は月1~2万円の顧問料でこういった面倒な手続きをすべてやってくれます。
意外と面倒で調べるのに時間がかかることと助成金関連の手続きを代行してくれるため契約をお勧めします。実務に関しては詳しくは社会保険事務所、労働局届出を参照してください。
これで一通りの会社設立の流れが完了します。