【モスクワ=副島英樹】グルジアのサアカシュビリ大統領は27日、グルゲニゼ首相を解任し、後任に駐トルコ大使のムガロブリシビリ氏を指名した。解任理由は明らかにされていないが、8月のロシアとの軍事衝突でロシア軍のグルジア侵攻を招いた事態をめぐり、野党が大統領の責任を追及する動きを強めている中、首相更迭によって一定の責任を示したとの見方もある。
外務省出身のムガロブリシビリ氏は35歳。今後、議会で首相就任の承認を受ける。
グルゲニゼ氏は、昨年11月に首相に任命された。インタファクス通信によると、大統領は与党代表者との会談で、元銀行家のグルゲニゼ氏は退任後、金融安定化に取り組む新組織を率いると説明した。