社会科見学はやはり楽しい。
2008 / 10 / 05 ( Sun )
金曜日は社会科見学だった。
行き先は校区内のスーパーマーケット。

子どもたちは調べたいことや見てみたいことをノートにいっぱい書いて、
意気揚々と店の中に入っていった。


今日の主な目標は「壁の向こうを見ること」。
野菜や魚、お肉など新鮮な売り物は主に壁側で売られている。
ということは、壁の向こう側には何か秘密があるのではないだろうか、と。


お肉売り場の「壁の向こう側」。
お肉をスライスする機械がでんと構える。

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やはり機械はすばらしい。

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野菜売り場では、冷蔵庫の中に入らせてもらった。
庫内は8度。
今日は暖かい日あったので、子供たちは半そでの体操着。
十分、冷蔵庫で冷やされる食べ物の気分をわかってくれただろう。


開店前のお店を見せていただいた。
普段、子どもにとってなかなか見ることができない時間帯。
商品を並べるカートですら、子どもたちにとっては新鮮だったそうだ。

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もちろん、ただ見てきただけでは生活科と変わらない。
子どもたちに「社会科だからね。全部、新鮮な食べ物を売るためか、お客さんのための工夫なんだよ。」
と考えるように促す。

そう、見るだけではなく、考えなくては。


そんな目で見ると、スーパーといえど、工夫がいっぱいあるものだと思う。
子どもたちはお肉が機械で次々とスライスされていく様子を見て、
「これ全部包丁でやったら、こんなに早くできないよね」と機械についての認識をあらたにする。

また、魚が陳列される前の売り場で、
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実際に触らせてみた。

子どもたちはクーラーの冷気で冷やされるものと思っていた。
もちろんそれもあるのだが、この木の模様の下には鉄板があり、更に冷やされるようになっている。
(実際店員さんに内緒でめくってみてしまいました。スミマセン)


そんなわけで、金曜日の夕方は子どもたちが驚きとともに書いたノートを見るだけで、
あっという間に外は暗くなってしまい、普段はしないノートの持ち帰りをした。

もちろん、これは「うれしい悲鳴」。
子どもたちの新鮮な感動が伝わってくる。


あぁ、社会科見学はとても楽しい。


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