何よりワタシを喜ばせたのは。
2008 / 09 / 30 ( Tue )
こんばんは。
昨日の代休は、おこりんぼさんが仕事、子どもたちは学校と、
一日中グテ〜っと無駄に過ごしてしまいました。


そんな雰囲気は子どもたちも同じようで、
今日の学校はなんとなく緊張がなくなったカンジでした。
ま、仕方がないとは思います。今はネジの巻き直しですし。
お祭りが終わった後の「脱力感」というか、新たな目標を決めるための必要な合間だと思っています。

そんな中、いつものように子どもたちの作文ノートとにらめっこ。
テーマは「運動会でキラキラしたとこ」。子どもたちの活躍の場面を書いてもらいたかったのです。

が、むしろジーンときてしまった。
負けて悔しかったキモチが伝わってくる作文ばかり。
いつも以上にお返事を赤ペンで書いてしまった。



ただ、ある子の作文を読むと、ホントに泣きそうになった。


この子は、身体的な理由で運動会の参加競技を「制限」されている。
激しい運動や接触の危険があるものができない。
もともと足の速さはクラスで1、2位を争う子なのに、徒競走ですら走れなかったのだ。

この子のために、ワタシは何ができる??

ワタシの出した答えは、「その子も参加させること」。
タイヤ引きでは、コーンを回る時、ターンをするための「合図」をかけさせた。
この子の合図によって、タイヤを引く子どもたちは縄を操作し、「ドリフト走行」のようにタイヤを動かした。

運動会では、この子のそばでワタシもいた。万一の事故防止のためだ。
この子に他のタイヤが当たってしまったら、一大事につながるからだ。


この子の作文には「今年の運動会は今までにないぐらい楽しかった」と書いてあった。
「みんなの近くで参加できて良かった」「とても満足している」とも。


あぁ、よかったなとワタシは思う。
それだけで、ワタシは、明日も仕事がしたいなと思う。
子どもたちのために。


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