ゲストさんログイン

ウェブ検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

livedoor ニュース

今週のお役立ち情報

植草一秀元教授に聞く 痴漢えん罪事件と権力の闇(3)

植草一秀元教授に聞く 痴漢えん罪事件と権力の闇(3)
インタビューに答える植草一秀元教授(撮影:高橋清隆、9月下旬) 写真一覧(2件)
【PJ 2007年10月06日】− (2)からのつづき。

 −事件前の宴席で飲まされた、あるいは追い詰められた感覚はあるか。
 「その日の成り行きでずいぶん飲むことになったが、無理矢理飲まされたということはない。仕事でお世話になっていたので、恩を仇(あだ)で返すようなことはあってはならないことで、本を執筆する際にも、このことには気を付けた。宴席の途中から記憶がはっきりしていなくて、宴会の最後に社長があいさつしたときにわたしが何か言って、それをわたしと同年代の社員がたしなめたと聞いた。宴会の後半の状況がよく分からない。(2006年8月28日の)社長交代のことに関し、わたしが冗談になりにくいことを言ったとその人は言っている。わたしは記憶がないので、よく分からない。ただ、それでトラブルになったということはなかったと聞いている。わたしはオーナーの方と、退任された前の社長とは親しくさせていただいていた」

 −この会社とは、現在どのような関係か。
 「事件があってすぐ解任になって、通知が警察署に届いた。それを取り調べの警官が『会社はこうやっておまえを切っているんだ』と自白を強要する材料に使っていた。『会社だっておまえのことを見限っているんだぞ』といった感じで」

 −拘置所から出て来てからも同社と接触はないか。
 「保釈条件に、事件関係者と一切の接触が禁止されている。一緒に飲んでいた人も含まれ、調書を取られている。先方からわたしの携帯に着信があったが、わたしはすぐに弁護士に伝えて、連絡を取ってはいけないことになっている旨を伝えてほしいと言った。弁護士が伝えたと思う」【つづく】

■関連情報
植草一秀元教授に聞く 痴漢えん罪事件と権力の闇(1)
植草一秀元教授に聞く 痴漢えん罪事件と権力の闇(2)
「植草一秀教授は無実だ」、検察が矛盾とわたしは見る
植草一秀教授 著書で無実訴え、『知られざる真実−勾留地にて−』(イプシロン出版企画)
「植草一秀教授は無実だ」、真相隠す大きな力(1)
「植草一秀教授は無実だ」、真相隠す大きな力(2)
「植草一秀教授は無実だ」、真相隠す大きな力(3)
「植草一秀教授は無実だ」、真相隠す大きな力(4)
「植草一秀教授は無実だ」、真相隠す大きな力(5)
植草事件求刑で検察側が決定的事項認める
ジャーナリズムの本当の目的

『知られざる真実−勾留地にて−』

PJニュース.net
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 高橋 清隆【 神奈川県 】
この記事に関するお問い合わせ / PJ募集
植草一秀元教授に聞く 痴漢えん罪事件と権力の闇(3)
京浜急行品川駅構内。植草氏はこのホームから乗った(撮影:高橋
   
コメントするにはログインが必要です
ログインしてください
投稿

前後の記事

PJニュースアクセスランキング

注目の情報
最新マンショントレンド情報
最近のトレンドは?話題の物件をいち早く紹介『さ・き・ど・り』
100m2以上?3LDK?高層マンション?ペット可?メゾネット?
あなたのお気に入りはどの物件?[HOME'S新築分譲マンション]


人気のマンションをチェック!