2008年10月03日

双丘への迷い、けれど・・・。

テーマ:M氏との遙かな夢

☆こちらでは、M氏との遙かな想い出を懐かしく綴ります。☆
(※新記事です)

私の背中へ、彼の隙のない愛撫。

それを受け取るゆうは、様々に乱れ溶けてしまいます。

そのままそこに留まって欲しいような、もうすぐに飛び立って欲しいような彼の唇。

ゆうは悩ましい愛撫を背中にまぶされて、朝日満ちるシーツの皺の隙間に、何度も何度も甘えた吐息を零しました・・・。


舌で舐めるだけでなく。

背中を唇でついばまれる行為も、ゆうはとても好き。

程よく意志的に当たる唇の感覚が、身体の奥をちくりちくりと揺さぶって、どこかの炎を焚きつけられるようなのよ。

他にも、時々軽く噛まれると相手の強い気持ちを感じてぞくっとしてしまう。

それはもっと鮮烈な、貪られるのに近い歓喜です。

そして心から願うのよ、私が美味しくあって欲しいと・・・。

どうぞ美味しく私を食べて下さい。
どうぞ美味しい私であって下さい・・・。


背中は、胸や唇に比べて変化の乏しい所だわ。
分かり易い反応も無く、得るのは相手の反応だけ。
だからこそ、自分で変化を付けて官能を彩る必要がある場所なのかもしれない。

きっと、気持ちと忍耐がとても必要な官能の庭なのよ。

それを緻密に体現してくれたのは、ゆうにとっては彼がはじめて。

そんな彼を、ゆうは今でも尊いと思っています。

そんな彼には、もう一つの愛撫がありました。
それは、アナルへの愛撫です・・・。

彼の舌がいつしか背骨を遡るのを止めました。

そうして両手でくるると、ゆうのお尻を撫でたの。

今度はゆうはためらいがちに、伏せた顔を横に傾けます。

とても柔らかに、だから躊躇っているようで・・・。

それと同時にいとおしんでいるようで、求められているようでもありました。

彼は今、アナルを欲しているのでしょうか?
ゆうは自分の肩の向こう側へ迷うように視線を向けました。
もしそうだったらどうしよう?


人には素敵でさまざまな性趣がありますから、お嫌いな方もおありになると思う。

アナルへの、愛撫。

その時のゆうは、アナルに対して少し恐怖感がありました。

今でも貫かれる経験はありませんが、その頃は触れられた経験さえなくて。

彼の愛撫が背中からお尻に降りる度、どこかがひやりと冷える気がするのです。


けれどM氏には、アナルの経験がありました。
「舐めてあげたいと思うんだ」
彼がそう言った時、少し緊張したのを覚えています。
憧れとは違う感情・・・。
やはりそれは、ゆう自身にアナルへの抵抗感があったからでしょう。

そんな彼のつぶやきを聞いた後でも、ゆうはなかなかアナルに踏み出せませでした。

舐めらるだけでも、とても勇気が必要だったわ。

そんなゆうの雰囲気を察したのか、彼も強いてはアナルを話題に上らせませんでした。

そしてゆうは狡く、彼の優しさに甘えていたのだろうと思う。


でもね、なんだか・・・。
その時は、もっと欲しかったの。
もっと彼の愛撫が、私の身体に欲しかった。
今まで知らない所すら、もっと探って欲しかった。
初めて彼を辱めて高まった、ゆうの中の不思議な官能。
それは彼だけでなく、私の中の快感の扉を一つまた一つ、開けていくようでした。

だからゆうはその時初めて、お尻を彼にそっと差し出したのです。

きっと、堪えられなくなってしまったのです。

汗をかく程に愛撫を施した中、濡れていたゆうの快感。
もっと深く、もっと新たに・・・。
そうやって思い切り乱されたかったのね、きっと。

「・・・ゆう?」

ゆうのいつもとは違う行動を見て、彼は少し驚いたようでした。

「駄目?」

ゆうは、肯定して欲しいと思って聞きました。

「本当に良いの?」

彼も、肯定して欲しいと思って聞いたのだと思う。

ゆうは彼と、私自身も肯定するように。

ゆっくりと頷いたのよ。


セックスの中には、様々なターニングポイントがある。
それをその時、少し飛び越えた気分でした。
身体も心も震えていた。
けれどそれも、素敵な事だと。
この時のゆうは、そう思えたのです・・・。


☆次回からの記事は、内容を留意して一部限定記事とします☆

コメント

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■新しい官能

これはゆうさんの新しい官能への挑戦なんですね、いやその時のあくなき欲求、彼への愛のどうしようない高まり?続き楽しみです!

■おはよ!

菊へ・・・
もう時間をかけて堪能されて、ここから更にステップアップに。

多分ゆうさんの「S」が彼を導いたのでしょう・・・?
菊はちょっとSっぽいところがあるように思いませんか?

■恥辱

未知の快感への扉へ誘われたのですね。

■おはようございます♪

未知への快感、恥ずかしいのと戸惑い感情がでますね~

本当に好きだったら彼のこと全て受け止めたい。

戸惑いを感じながらも快感になるなら…

やはりMですね…私は^_^;

ゆうさん今日も素敵な時間過ごしてくださいね8(*^^*)8

■ぺたありがとです♪

いやらしさを感じない、ゆうサンの表現が優しい気持ちになります。

■いつもとは違って・・・

このときは勇気のある
ゆうさんだったんですね

好きだからこそ求め合いより深く官能の世界を追求してしまう・・・
Mさんの求めてる気持ちを察してのゆうさんの行動なのかと受け止めたのですが・・・

この間、私と彼も未知の扉を開きました・・・
2人とも初めてでしたが2人で共に味わう甘く溶けてしまいそうな深い官能の世界でしたよ

■無題

彼の導き方に ゆうさんを大切に思う気持ちが表れていると思いました。
そんな彼だからこそ ゆうさんも新たな扉を彼と共に開く決心をしたのでしょうね。

■デトロイトロックシティさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

この朝は、様々な試みに満ちたひとときでした。
忘れがたく、大切な朝だったのよ。
私が変われたのは、彼のおかげだったのだと思います。

綺麗なお尻です☆
また、お邪魔します。

■tuntunさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

アナルは、彼の方が導いてくれた事なのよ。
でもS的って、もしかしたらそうかも・・・。
従来Mでこの時だけSなゆうは、だから従順に導かれてしまったのかしら?(笑)

また、お邪魔します。

■IMPSさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

二人で一緒に招きあったのよ。
そして深く、溶けました。

天使ちゃん、癒されたでしょうね♪
また、お邪魔します。

■TOMOKAさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

好きな彼の好きなことを好きなだけしてあげるのには、とても勇気が要りました。。。
でも、してみて思うのよ。
私も好きかもしれないと・・・。

アロエ、ゆうも大好き♪
また、お邪魔します。

■るぅさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

ありがとう、優しく呼んで下さって。
ゆうもるぅさんの繊細なブログ、好きよ。
切なくいとおしくなります。

安心するのは素敵なことだわ。
また、お邪魔します。

■ゆうさんへ

アロエはまりましたよ~(笑)


まだまだゆうさんにはかなわないな…^_^;


ここでお勉強させてもらいます(*^^*)

■naeさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

素敵な時間だったようですね♪
好きという気持ちは不思議です。
一人で涙してしまうぐらい切ないのに、二人だと互いを信じれる勇気に変わる。
ゆうも戸惑いつつも彼を愛しました。
とてもしあわせだったわ。

ジャック、知りませんでした☆
また、お邪魔します。

■しゅんさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

そうね、彼の優しさはとても得がたく、だから力強く恥ずかしさからゆうを守ってくれました。
だからあんなに解けたのだと思う。
彼にとても感謝しています。

ゆうは梨の商品に弱くって・・・☆
また、お邪魔します。

■無題

無理矢理にではなく、自ずと求めてくるようにさせるのが、実はすごく楽しかったりします(^-^)

まして、自分から持ち上げてみせるなどとは、まな板の鯉状態です。
遠慮なくいただきます(///∇//)

■お初☆

お初です。まだあまり理解してないですが、まだ結婚してて、彼がいるんですか?不倫中?
いろんな愛が、あると思いますが、最後に苦しむ愛は、不倫だと思います。今どういう状況かわかりませんが、自分が納得するまで。まぁ、楽しんで下さい。苦しむことは、俺は、もぅ。そんな愛は。
その時は気付かない。
人生一回。
ただ、自分自身のことなねで、まわりの人は、まきこまないでほしい。ブログぐらいで、更新するのはかまわんがね。よく理解しないでコメしましたから、きにさわったら、すみませんでした。

■無題

アナルは 苦手というか まだ 愛撫したことないです(^o^;

■新たな快感 (*^.^*)

いつも素晴らしい表現力に感激しながら読んでい

ますが、今回はアナルへの挑戦だったようでうす

が、いつもの快感と違う不思議な快感?それとも

新鮮な快感だったでしょうか?

■久しぶりです。

ゆうさん

早くアナル体験して下さい。

真理は死ぬくらい最後は逝ってましたよ。

アナルと膣との壁の感じたの違いを!

■なんとも

不安と好奇心が混ざり合い そして答えてしまう……そんなゆうさん愛らしいです 言葉と体への愛撫で躯と心も開いていくんですよね~

■痛いから

こんにちは
アナルは痛いから namiは苦手
彼の手がそこに行くと 引いてしまう・・・
彼が好きだから たまには我慢するけど やっぱり痛くて・・・
彼はしたいのに 拒んでしまう

■AONEさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

そうなんでしょうね、そう持っていくのも・・・悦びなのでしょうね(笑)
しっかりはまってしまい、尚更酔ってしまいました☆

背景が変わって素敵になりましたね☆
また、お邪魔します。

■のりたつさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

アドバイスをありがとう、迷いながらおっしゃって下さるのりたつさんのお優しさを、ゆうはちゃんと感じてコメントを読みました。
おっしゃって下さった事、心がけますね。

逢いたいと思う存在が素敵です。
また、お邪魔します。

■4WDさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

ゆうも最初はそうでしたし、未だ貫かれた経験はありません。
二人の嗜好が求めなければ、してもしなくても全く構わないと思うのよ。
大切なのは、二人で響き合う事です。

楽しい観戦になったかな?
また、お邪魔します。


■小山 功さんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

不思議な快感、というのが最も近い感想だったわ。
何より、彼が望む事をあまり嫌悪感無くしていられる自分がとても嬉しかったの。
そんな自己中心的な耽溺さえ(苦笑)、官能でした・・・・。

また、お邪魔します。

■タルーンさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

素敵な彼女だったのですね。
ゆうがそうなるかは、これからのお話になると思うわ(笑)

キスだけの宵が、二人の思いを物語っているようです。
また、お邪魔します。

■亮さんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

そうです、好奇心はありました。
けれど恐怖心も、そして恋心も同時にありました。
けれど最終的には彼の優しい愛撫が、ゆうを導いてくれたのだと思います。

美味しそうです♪
また、お邪魔します。

■namiさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

無理をする必要は全然無いのよ。
二人で培うセックスなのですもの。
彼の求めに応じられない切ない気持ち、ゆうにもよく分かるわ。
ゆうだって決して万能ではありません。
大丈夫、安心してね。

ホワイトタイガーがお家で待ってるの?(笑)
また、お邪魔します。

■わかります

新しい扉を開ける時ほんの少しの勇気を 大切に大切に優しく包みこんで安心と快楽を与えてあげる そして二人で鍵をあける ゆうさんとMさん素晴らしいです

たびたびすみませんでした

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