2008年09月02日

温度差の官能

テーマ:M氏との遙かな夢

☆こちらでは、M氏との遙かな想い出を懐かしく綴ります。☆

(※新記事です)

セックスで一度高まった後って素敵ね。
何故かとても、初々しくなるの…。

私達は二人で手を繋ぎ、シャワールームで戯れました。
高温で強い礫を好む彼。
シャワーが弾けると一気に室温が上がり、私と彼は同時に熱風に巻かれます。

大理石の床に当たった水滴が跳ね上がり、二人の脹ら脛をくすぐる。

二人は視線を絡めて微笑むの。

熱くて固い水滴が肌に心地良い。

ゆうは背伸びをして、顎を反らせました。

「綺麗にしてあげる」
無邪気な笑顔の彼が、大きな両手を純白にして笑う。
「ちっとも汚れてないのに」
ゆうも笑います。

そう、ゆうは少しも汚れて居なかったのよ。

彼の吐息と愛液に包まれて、そんな時の私はきっと綺麗だと容易く信じてしまえるの。

寧ろ落とすのは名残惜しい、寂しいとさえ感じます。

でも、彼はいつも私の体を綺麗に洗ってしまう。

太股の間に両手を添え、足の指の水かきまで丁寧に泡を這わせる。

ペテュギアを施した足の爪が、まるで水の中のおはじきのように揺らめきます。

硝子の扉を押し開け、二間続きの広いバスルームに入ります。

シャンパンゴールドの猫足のバスタブ、それには豊かに水面がたゆたっていて。

その足元には同じ色のシャンパンバスケットが一つ、ふんわりとナプキンを掛けられて置いてあります。

そして何故だか、空気がひんやりとしているような…。

彼に促されて爪先をバスタブに差し入れて、すぐにその訳が分かりました。
きゅんと尖る、私の乳首。
バスタブの中は、先程のシャワーとは反対にやんわりと低温の水で満たされていて。
つい今しがたの熱風から逃れた私の肌は縮こまり、感性が一層鋭敏になります。

泡立つ肌。

ゆうの産毛が反り、彼の指がそれを撫でる。

彼は私の乳首が勝ち気に尖ったのを目に止めると、やおら唇を開いてちゅるちゅると吸うように、私の乳房を吸い始めました。

その、温度差と言ったら!
彼の唇は熱く、舌も体温と欲望を灯して燃えるよう。
けれど私の乳首はバスタブの水に冷やされて氷り、感じやすくなっている。
彼はピンク色のその氷をねぶるように転がし、ゆうをからかいます。
歯で甘く噛まれ、舌で淡くなぶられ、唇と唾液でぬめぬめと泡立てられ…。
ゆうはバスタブの中に膝立ちして胸を反らし、喘ぎながら彼がもたらす温度差の官能をを乞いました。

微かに冷たい水、彼の暑い唇。

彼の硬質の歯が細かくゆうの乳首のエッジを曲線状にさざめきます。

ゆうは、そんな時が一番感じるの。

乳輪を指先でつねられ、冷たさで引き返していた微妙な快感も寄せて戻ってくるような・・・。

ああ、と喘ぎました。

冷たい水面に滲む吐息は、とても熱い。


ゆうの太股が、水中でしどけなく開いていきます。

膝でにじると、水面が波立って私の欲望の絵が出来る。

彼はそれを瞬時に見て取ると、細くて長い指をゆうの花びらに添えて。

そしてそれを掻き分けて蕾へと進みながら、愛撫の狭間で卑猥に囁きました。

「もうこんなに濡れてる。

分かるんだ、ゆうのあそこ・・・すごく温かいよ」

それはゆうも分かっていたの。
太股を開いた瞬間、冷たい水が股間を包んだ時。
どこかだけが温かく、とろみを帯びていた。
高まる羞恥心で、ゆうが腰を落とすと。
彼の指は一層蕾に近くなり、あのとろみがどっと溢れます。

彼にバスタブに腰を掛けるように促されました。

けれどゆうはちょっと首を振り、逆に彼に腰を掛けて欲しいとお願いしました。

私だけじゃ、いやなの。

ゆうだけじゃ・・・。

私をさんざん愛撫して、さんざん厭しめた彼は。
実は自身も限界な程、水の中で高く反りたっていました。
冷たさを押し返して、紅いビロードのように剥けたペニス。
袂の二つの袋は柔らかに、水分を帯びてしっとりしめっています。

「また、舐めてくれるの?」

彼が囁きました。

そうするのが好きなんだね、と、からかわれているみたい。

だからゆうは、ちょっと意地悪な気持ちになりました。

さっきは、柔らかいからそっとしたけれど・・・。

今度はぎゅっと、強く吸い込むのはどう?

ゆうは視線と心で彼に問いかけながら。

ゆっくりと、ペニスに唇を吸い寄せ始めました。。。


コメント

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■くぅ~(>_<)。

タマラナイ。

二人の姿が……
思い浮かべて、

頭から離れない?


室内に響く、甘い吐息と、出てしまう音が……

今にも、聞こえてくる様です。

(*^.^*)♪

■又、名文句が!

「温度差の官能」と「乳首のエッジ」「紅いビロードのように」の言葉は僕の発想、いや、男の発想でな無理ですね。

ゆうさん、本にはしないんですか?

100万冊のベストセラー、間違い無し。特に女性が買うでしょう。

■無題

あぁ、迂闊にも股間を熱くさせてしまいました(^▽^;)

相変わらず、ゆうさんの表現は熱くなります(///∇//)

■朝

朝ダチ2回目(^^)v

■参りました!

こんな綺麗な官能的な文章はなかなか書けないです。画面が頭をよぎって一文一文が流れるように・・綺麗です。

■無題

おはよう。。
今日はM氏?あれっ昨日はM氏じゃなかったっけ・・・・?
K氏か・・・。
前回までの話が繋がらない~???


温度差という楽しみがあるんですね!!
冷え切ったぺ二君が暖かいゆうさんの中に入った瞬間・・・・

うわ~。。。。

■無題

あ~今夜は、、獣になりたい、、

と思う妄想が、、始まります、、、

■だぁ~が

下手なエロビよりずっといい!!と言っております(///∇//)

■ゆうちゃんへ!

初コメです♪
その甘美な世界が携帯の向こうに繰り広げられています~
臨場感ありあり(^^ゞ

貴女の文才に感心しました。出来たら、登場人物に…成りたい(^^)v

■まるで

自分がされているかの様に
妄想を膨らませながら、読ませて頂きました。

■こんにちわww

いつもながら官能美にあふれた文章で感動します。

また、今日の内容はついこの間ダーリンと一緒にお風呂で戯れた事を思い出しました。
ゆうさんの文章と自分の体験が重なり合って・・・
ダーリンが私の体を洗う手を思い出しちゃって(*v.v)。しばらくは夢見心地です。。。

■masami2524さんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

彼との時間はどれも素敵なものでした。
だから、肌に触れるように蘇ってくるのよ。
ゆうもそんなひとときが嬉しいです。

また、お邪魔します。

■タルーンさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

どうやって描写すると上質に卑猥なのか、何度も何度も考えます。
その反芻が、楽しいの(笑)

愛と哀に、これからお邪魔します。

■SAMENさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

迂濶にも、が、何だか嬉しくて(笑)
どうもありがとう☆

男子二人の会話にくすくす笑いました。
また、お邪魔します。

■IMPSさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪
そしてもう一度、ありがとう♪

私は嬉しいわ、彼氏のブログ☆
また、お邪魔します。

■超人さんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

思い出すと体温を感じるの、するとそれが言葉になるのよ。
全てはそんな素敵な時間をくれた、彼のおかげです。

びっくりです!
また、お邪魔します。

■tuntunさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

混じるのは、代わる代わる書いているからかしら(笑)
題名なども、ご参照下さい☆

また、お邪魔します。

■素敵♪

いつも読ませていただいてますが…本当小説家のようですね
(^^)
表現がとても素敵で、そして二人の姿が想像できます。

愛し合うっていいなぁ…。

■こんばんわ

まずい・・・すごく感じてる ^^;
ズボンが張ってる・・・・・・・

■追憶を辿る時…

ゆうさんはどんな想いなのかな!?…

僕はいつも貴女のゆめもうつつも…リアルに感じています…。
恋を…成就して欲しい…
けれどして欲しくもない…

複雑な思いに…苛まれる…
ブロガー失格です…

■ohoh227さんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

そういう夜も素敵です。
後でゆっくり撫で合うのも、忘れずに☆

ぱっと見、可愛らしくて手にとってしまいそう(笑)
また、お邪魔します。

■maritheさんへ。

そして、だぁ~さんへ(笑)
いつもご訪問をありがとうございます♪

ありがとうございます、嬉しいわ。
これからも綴りますので、どうぞまたお寄り下さい♪

また、お邪魔します。

■1-2-3さんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

携帯でご覧下さっているとの事、少し長くて読みにくいのではないかと心配しています☆
丁寧に思い出すとついいつもこうなってしまいます。
ですけれどこれからもどうぞまたいらしてね。

素敵な小悪魔さんだったようですね♪
また、お邪魔します。

■るぅさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

ありがとうございます、そう言って頂けるととても嬉しいです。
稚拙ながら心を砕いて綴っています。
また、いらしてね。

三段締め、知りませんでした☆
また、お邪魔します。

■naeさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

素敵だったでしょうね。
naeさんの素敵さを拝見しているゆうとしては、ダーリンの仕草もnae3の反応も、全て心がこもった艶やかなひとときだと信じます。

子供はまた戻って来るものですよ、きっと☆
また、お邪魔します。

■アメリさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

ありがとうございます、彼はとても素敵な方でした。
だから、それが遙か夢になった今でも大切に思い出せるのだと思います。

ゆうね、ローズが結構好きなのよ(笑)
また、お邪魔します。

■doitu0607さんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

ちっともまずくないわ、美味しい事よ♪(笑)

努力と闘争心は大切ですね☆
また、お邪魔します。

■ひでろーさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

そんな事をおっしゃらないでね。
哀しくなってしまいます。
ゆうはどの夢うつつもリアリティを込めて書いています。
それをいつも感じて下さって、本当に感謝しています。

また、お邪魔します。

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