私に見せて。
テーマ:M氏との遙かな夢☆こちらでは、M氏との遙かな想い出を懐かしく綴ります。☆
(※新記事です)
辱めること。
好きだから出来るのよ。
好きよ、貴方が、
とても好き。
「こんなに濡れて・・・」
彼と愛おしくキスを交わした後で。
ゆうは指先を下着の上からそのぬかるみに添えて、丸く縁を描きました。
彼の迸った愛液で潤っているそれは、彼の高まりを素敵に表している。
そして私の悦びもまた、それに滲んでいるようでした。
円を描いていた人差し指に中指を添えて、少し押すようにする。
すると、指の柔らかい部分で感じる、何かが割れるような触感。
ここね、ここが貴方の官能をゆうに語りかけているのね。
あくまでも優しく、そしてからかっているように布越しにペニスのお口を指で押したり引いたりすると・・・。
彼のペニスの角度が、耐えきれないように急にしなり始めました。
下着の上からだからこそ、感じる官能がある。
それはもどかしさだったり窮屈さだったりするわ。
そしてそれは、焦らされたい彼とそれを自由にさせないゆうに共通する快感でした。
「どうしたの?」
優しく聞いてみる。
彼はううん、と首を振る。
緩やかに恥ずかしげに、まるで何かに耐えているように。
駄目。
言葉にして、もっと恥ずかしがらないと駄目。
そうしないと、ゆうは許してあげられないのよ。
「ゆうにお返事出来ないの?」
突然ぎゅっと、ゆうは彼のしなるペニスを掴む。
根本を縦にぎゅううっと掴んで、まるで彼の欲情を押し込めてしまうように。
「こんなになっているのに何も答えないなんて、とっても悪いのね」
そのまま指に力を込めて、ゆっくり根本から先端まで指を押しつけてみる。
布のせいで一部が切れた指の楕円でペニスを囲って、ぬめぬめと上にそのまま押し上げます。
彼のペニスは下着の中で、ゆうの指と自分の下腹に閉じ込められてとても窮屈そう。
けれど先端の潤いはどっと溢れ返って、その潤沢を増すかのようでした。
ゆうはもう一方の手の指を彼の袋に這わせて。
こちらはごく軽く、撫でたりつま弾いたりしてみる。
左右の袋は大きさこそ違えど、快感の熱度は同じ。
だから両方に丁寧に指先を這わせ、炙るように撫でたり震わせたり・・・。
彼が鼻先で、くぅ・・・と言うのが聞こえました。
艶やかに甘えて、けれど悩ましく鳴いている。
ペニスは責められているように押しつけられて、玉袋はあやされるようにさざめかれて。
緩急の愛撫に、彼は酔い始めているようでした。
時々思いついたように袋とアナルの間へ。
その秘密の廊下は、自分の熱い体温を靄に変えてしっとりと潤っていました。
そこを人差し指の腹で微かに払う。
すると彼のお尻が少し上がり、つい自分の官能を伝えてしまうのよ。
可愛らしい。
ゆうはずっと、そう思っていました。
責めた口振りで、醒めた言葉で。
けれど気持ちは大きないとおしさに満ちていたのよ。
何度かそれを繰り返しました、強く扱いて軽くつま弾いて・・・。
そうして彼の下着がぐっしょりと彼の愛汗に濡れるころ。
彼はささやかに認めたの。
「気持ち良いよ・・」
「良いよ?」
ゆうはまるで分かってないかのような口振りで、両手をはらりと剥がしました。
「あ、ううん、気持ち良いです」
慌てた風な彼。
「気持ち良いから、なぁに?」
ゆうはまだ満足していないかのように、膝で彼の内股を刷り上げながら呟く。
すると彼が請うように言うのです。
「気持ち良いから、続けて欲しいです・・・」
甘えるように懇願しているけれど・・・。
まだ私に続けさせるなんて。
我が儘なのね。
M性はこうやって、時々相手にSを強いる。
彼より上位でこの時間をリードしたいと思っていたゆうは、この時の逞しい彼の艶につい巻かれそうになり、ちょっと不愉快になりました。
彼に負けてしまいそうになり、ちょっと不安になったと言い換えても良いぐらいの・・・(笑)
それは心境の変化です。
まだ、貴方には渡さない。
「じゃあ、自分でやってみれば?」
だから突き放しました。
咄嗟の一言だったわ、そして生まれて初めて、男性に投げかけた一言。
言ってしまって、自分でちょっとびっくりしたけれど・・・。
結局この言葉は、彼を思う存分辱める契機となりました。
■おはようございます
なんか 思い出すなあ 過去を