2008年09月25日

私に見せて。

テーマ:M氏との遙かな夢

☆こちらでは、M氏との遙かな想い出を懐かしく綴ります。☆
(※新記事です)


辱めること。

好きだから出来るのよ。

好きよ、貴方が、

とても好き。


「こんなに濡れて・・・」
彼と愛おしくキスを交わした後で。

ゆうは指先を下着の上からそのぬかるみに添えて、丸く縁を描きました。

彼の迸った愛液で潤っているそれは、彼の高まりを素敵に表している。

そして私の悦びもまた、それに滲んでいるようでした。


円を描いていた人差し指に中指を添えて、少し押すようにする。

すると、指の柔らかい部分で感じる、何かが割れるような触感。

ここね、ここが貴方の官能をゆうに語りかけているのね。

あくまでも優しく、そしてからかっているように布越しにペニスのお口を指で押したり引いたりすると・・・。
彼のペニスの角度が、耐えきれないように急にしなり始めました。

下着の上からだからこそ、感じる官能がある。

それはもどかしさだったり窮屈さだったりするわ。

そしてそれは、焦らされたい彼とそれを自由にさせないゆうに共通する快感でした。


「どうしたの?」

優しく聞いてみる。

彼はううん、と首を振る。

緩やかに恥ずかしげに、まるで何かに耐えているように。


駄目。

言葉にして、もっと恥ずかしがらないと駄目。

そうしないと、ゆうは許してあげられないのよ。


「ゆうにお返事出来ないの?」

突然ぎゅっと、ゆうは彼のしなるペニスを掴む。

根本を縦にぎゅううっと掴んで、まるで彼の欲情を押し込めてしまうように。

「こんなになっているのに何も答えないなんて、とっても悪いのね」


そのまま指に力を込めて、ゆっくり根本から先端まで指を押しつけてみる。

布のせいで一部が切れた指の楕円でペニスを囲って、ぬめぬめと上にそのまま押し上げます。

彼のペニスは下着の中で、ゆうの指と自分の下腹に閉じ込められてとても窮屈そう。

けれど先端の潤いはどっと溢れ返って、その潤沢を増すかのようでした。


ゆうはもう一方の手の指を彼の袋に這わせて。

こちらはごく軽く、撫でたりつま弾いたりしてみる。

左右の袋は大きさこそ違えど、快感の熱度は同じ。

だから両方に丁寧に指先を這わせ、炙るように撫でたり震わせたり・・・。


彼が鼻先で、くぅ・・・と言うのが聞こえました。

艶やかに甘えて、けれど悩ましく鳴いている。

ペニスは責められているように押しつけられて、玉袋はあやされるようにさざめかれて。

緩急の愛撫に、彼は酔い始めているようでした。


時々思いついたように袋とアナルの間へ。

その秘密の廊下は、自分の熱い体温を靄に変えてしっとりと潤っていました。

そこを人差し指の腹で微かに払う。

すると彼のお尻が少し上がり、つい自分の官能を伝えてしまうのよ。


可愛らしい。

ゆうはずっと、そう思っていました。

責めた口振りで、醒めた言葉で。

けれど気持ちは大きないとおしさに満ちていたのよ。


何度かそれを繰り返しました、強く扱いて軽くつま弾いて・・・。

そうして彼の下着がぐっしょりと彼の愛汗に濡れるころ。

彼はささやかに認めたの。

「気持ち良いよ・・」


「良いよ?」

ゆうはまるで分かってないかのような口振りで、両手をはらりと剥がしました。

「あ、ううん、気持ち良いです」

慌てた風な彼。

「気持ち良いから、なぁに?」

ゆうはまだ満足していないかのように、膝で彼の内股を刷り上げながら呟く。

すると彼が請うように言うのです。

「気持ち良いから、続けて欲しいです・・・」


甘えるように懇願しているけれど・・・。

まだ私に続けさせるなんて。

我が儘なのね。


M性はこうやって、時々相手にSを強いる。

彼より上位でこの時間をリードしたいと思っていたゆうは、この時の逞しい彼の艶につい巻かれそうになり、ちょっと不愉快になりました。

彼に負けてしまいそうになり、ちょっと不安になったと言い換えても良いぐらいの・・・(笑)

それは心境の変化です。


まだ、貴方には渡さない。


「じゃあ、自分でやってみれば?」

だから突き放しました。

咄嗟の一言だったわ、そして生まれて初めて、男性に投げかけた一言。

言ってしまって、自分でちょっとびっくりしたけれど・・・。

結局この言葉は、彼を思う存分辱める契機となりました。

コメント

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■おはようございます

なんか 思い出すなあ 過去を

■相変わらず

本当に描写が上手いですね。特に「下着の上だからこそ」の部分は凄いわかります。本当に人をむずむずさせるような文ですね!

■無題

ゆうさん、すっかりSになってますね(^-^)
Sのゆうさんを責めて、Mに転換する瞬間を見てみたいと感じちゃいましたよ(^∇^ゞ

■こんにちは

なんか、自分がされてるようで股関がムズムズします^^;
ここだけの話、最近嫁さんもこのような責めかたに興味を持ち出したようです。

■Sだ!!

ゆうさん、優しく語られる貴方がここまで変わるも
のかと驚いています。

でも人間って以外とそのギャップが大きいほど、魅力になるんです・・・。

強面の兄さんがニコッと笑ったり、お年寄りに席を譲ったりしただけで、ポイント急上昇しますから・・・

■Mが・・・Sに・・・

良いかもいれない!
たまにはこう云うのも・・・( ´艸`)

今度ダーリンに試してみようかな(笑)
官能に浸る顔って見てて愛しくなりますもんね

■こころさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

素敵な思い出がおありなんですね♪

また、お邪魔します。

■デトロイトロックシティさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

むずむずして下さってありがとう(笑)
嬉しいわ、ゆうの夢とあなたのどこかの体感が結ばれる事ができたら、それはとても素敵な事ね☆

お美しい脚で羨ましいです☆
また、お邪魔します。

■AONEさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

そんな瞬間が・・・きっとこの夢の中で来るかもしれません(笑)

素敵なお写真です。
また、お邪魔します。

■長崎は今日もアレだったさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

素敵な奥様ですもの。
新しい奥様の一面に、より一層愛が深まりますね☆

画像、拝見できませんでした☆
また、お邪魔します。

■tuntunさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

その「意外な一面」にとっても納得!(笑)
ギャップによる優しさには胸きゅんですよね☆

ブルーベリー、美味しそうです♪
また、お邪魔します。

■naeさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

そうなの、とても素敵でしたよ。
可愛らしさやいとおしさが一層募る感じがして・・・。
素敵な思い出です♪

応援合戦、ゆうも感涙しました(苦笑)
また、お邪魔します。

■悪いゆうさん

かなり、エスですね。

たまりません。

まだまだ、僕はひよっこですね。

■こんにちは♪

ゆうさんSだったんですね~(^-^)

ともかはMなんで憧れますね~(笑)


この間彼としちゃいました♪あの温もりは忘れません~8(*^^*)8


また来ますね♪ペタありがとございますm(__)m

■こんなふうに…

いじめられたら……どうにかなっちゃいそうだ(*^o^*)
辱しめられると、理性が持たない\(☆o☆)/

■その言葉で…

ゆうさんにも、つぎなる発展へとつながったのかな?

■無題

言葉が悪いかもしれませんが、彼も まさかゆうさんがこんなにも望みどおりに演じてくれるとは思ってなかったのではないでしょうか。
彼の告白が報われてよかったです。

■はじめまして

なんかキュンとなっちゃうSっぷりですね(〃∇〃)

PETAありがとうございました★

またきますね(*^.^*)

仲良くしてください♪

■私も今度は

攻めてみようかな。
まずは言葉から。
耳から入ってくる情報って大事ですものね。

■初めてコメします

すごく官能的で、刺激的ですね。
読んでいておもしろく、自分のものもムズムズしてしまいました。
また来たいと思います。

■タルーんさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

色々、悩みましたもの(苦笑)
彼限定、半熟の所作です☆

センチメンタルも良いじゃありませんか♪
また、お邪魔します。

■TOMOKAさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

ゆうも普段は殆どMなのよ。
この試みは、自分のM性を初めて告白した彼に贈った遙かな夢です。
けれども素敵でした、心を砕き合ったセックスは、TOMOKAさんが過ごした時間と同じように、どんや役割であっても素晴らしい物ですよね♪

前向きな姿勢、素敵です。
また、お邪魔します。

■ちーさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

「どうにかなっちゃいそう」な瞬間が、とっても素敵なようですよ♪
にっこり♪

また、お邪魔します。

■IMPSさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

セックスは絡み縺れて構築するものだと、思い返して改めて感じます。
それ程までに彼は奥深く、私に幾多の夢を与えてくれました。

色々に感じます。。。
また、お邪魔します。

■しゅんさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

彼が勇気を出して告白してくれたお話ですもの。
拙いながら、ゆうは懸命でした。
それが彼の勇気に対する、最大の尊重と賞賛だと思ったのよ。

また、お邪魔します。

■ジャンヌさんへ。

ご訪問をありがとうございます♪

おそるおそるだったり、嫌われてしまわないか不安だったり。。。
そんな繊細な気持ちも、実は沢山あったのよ。
でも彼の身体を触る事は確かに快感で、そして癒され憧れる時間だったわ。
夢のように、今も思い出しています。

そのホットケーキ、すごく気になります♪
また、お邪魔します。

■りんこさんへ。

いつもご訪問をありがとうございます♪

そうですね、耳からの官能ってとてもありますね。
主に女性の方がそれに敏感なんですって。
だからゆうも、彼を責めながらはっきりと感じてしまっていました(笑)
素敵でしたよ♪

痛かったでしょう。。。☆
また、お邪魔します。

■ためしさんへ。

ご訪問をありがとうございます♪

リアリティを込めて、品良く卑猥に綴っています。
もし気に入って下さったのなら、どうぞまたいらしてね。
ご訪問をお待ちしています♪

おめでとうございます(笑)
また、お邪魔します。

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