岡山放送局

2008年10月27日 19時42分更新

Jリーグが現地視察


Jリーグ入りを目指しているサッカーJFLのファジアーノ岡山について調査を行うため、Jリーグの委員が27日、岡山市を訪れ、地元から十分な支援を受けられるかどうかや、Jリーグにふさわしい設備があるかどうかなどを確かめました。

これは、Jリーグ入りを目指すファジアーノ岡山が先月、正式に加盟申請を行ったのを受けたもので、27日は、Jリーグ経営諮問委員会の委員ら4人が岡山市を訪れました。

委員は27日午前、岡山市役所を訪問し、ホームタウンとなる岡山市で十分な支援を受けられるかどうか、高谷市長からヒアリングを行いました。

これに対し高谷市長は、「岡山市が政令指定都市になる年に地元にJリーグのチームが出来ることは市のPRにもなる。練習場の整備など、出来る限りの支援を考えたい。」と述べました。
このあと、委員らは、チームが試合に使う桃太郎スタジアムを訪れ、観客席などを視察しました。

視察を行ったJリーグ経営諮問委員会の小長谷喜久男委員は「成績や施設の面ではJリーグに加盟するのに申し分ないチームだが、ユニフォームのスポンサー契約を得るなどチームを運営する費用が確保できなければ、加盟させる訳にはいかない」と話しました。

一方、視察受けたファジアーノ岡山の木村正明社長は、「財務面で非常に厳しい意見を頂いた。加盟の決定まで残り1か月しかないが、課題を克服したい。」と話していました。