全日空の山元峯生社長は22日の記者会見で、JR東海が進めるリニア中央新幹線計画について「(JRと)もう一勝負しなくちゃならない」と述べ、強力なライバル出現を前に対抗心をあらわにした。
リニア中央新幹線については、日本航空の西松遙社長も21日の記者会見で「悔しかったら、ソウルまで飛んでみたら」とライバル意識むき出しの発言をしたばかり。目標とされる25年の東京―名古屋間の開業を前に、早くも「リニア対航空」の前哨戦が始まった。
念頭にあるのは東京―大阪間の輸送競争だ。航空各社は新幹線に対抗して羽田空港に、東京―大阪線の案内・予約用の「共同カウンター」を設置したことがある。山元社長は顧客利便性向上やスピードアップで対抗すると述べ、日本航空とともに共同カウンターを復活させることも一案だとした。