26日投開票された岡山県知事選で、「ちくわ笛」奏者で知られる新人の住宅正人氏(44)のニックネーム「ちくわ」と書かれた票があった。住宅陣営は選挙戦で「ちくわ」の使用を封印していたが、“ちくわ”を思い浮かべた有権者もいたようだ。
県選管によると「候補者の通称としてどれだけ認識されているか、開票管理者(開票所の責任者)の判断による」という。ある市選管によると、実際に「ちくわ」と表記した投票があったといい、「『ちくわ』はモノの一般名称で無効。『ちくわ笛の人』『ちくわのおじさん』などであれば、候補者本人を指すと特定できる場合もある」としていた。
毎日新聞 2008年10月27日 地方版